はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はKeePerさんの東京営業に来ました!
何故、来たかというと色々あるんですが2年ほど前にある事件があった結果、KeePerさんのご厚意で手洗い講習を受けてみませんか? というお話があったので今回講習を受けに来ました。(ある事件が気になる方はYoutubeのコニュニティー欄を2年ほど遡っていただけるとわかります)
なので、実際に中に入っていき手洗い講習がどんなものなのか受けてみたいと思います。それでは行きましょう!
この記事の目次
講習内容の説明
しのピー:今回インストラクターを務めていただけるのはKeePer技研の押谷さんです。よろしくお願いします。
押谷さん:よろしくお願いします。まず今回のコースの手順なのですが
押谷さん:以上が一連の流れになりますので、今日はこれをしっかり出来るようになればと思います。
しのピー:今日はこれを1から順番に教えてくれるということですか?
押谷さん:そうです。なので実際に触ってもらいながらやっていきたいと思うのでよろしくお願いします。
しのピー:よろしくお願いします。
手順1つ1つのポイントを押さえながら、参考になる部分は参考にしてもらって
実際の洗車に役立ててもらいたいなと思います!
STEP.1 前準備&下回り洗浄の説明
押谷さん:実際に純水手洗い洗車と呼ばれるところの洗いの部分を見て頂きたいと思いますので実際に作業に入っていきます。
押谷さん:まず基本的にお店だとここに(ダッシュボードのところ)オーダーシートというのが入っていまして、お客様が選んだメニューとご要望等々が書いていすので、確認した後に窓・ドアが空いていないかの確認をしていきます。
押谷さん:そして確認した後に『ブレーキダストクリーナー』をホイールに円をかくように3周ほどかけていきます。
その時にハウス内が汚れていた場合は、逆に汚れを落としやすくなりますので中にかけてもらって問題ないです。
押谷さん:そしてすべてのホイールにかけ終わったら洗浄に入っていきます。
押谷さん:まずは下回りの洗浄から実際にやっていきます。
押谷さん:水を出した状態のホースを持って運転席側の後ろ側ぐらいまでグルッと回っていきます。一番遠くから洗浄を行っていきホースがもともとあった場所に戻っていく形になります。
押谷さん:一番遠くへ行ったら今はホースが中圧なので高圧に切り替えます。
その時に指3本分ぐらいが下回りの時の適性な幅なので、水の出幅を調整します。
押谷さん:そしてタイヤハウス内とタイヤ・ホイールを洗っていき、その後をボディの底を2往復洗っていきます。この時の注意ポイントはしっかりとしゃがんで汚れを見ながら落していくのがポイントです。
押谷さん:あとはこれをグルっと1周繰り返しいくといった感じなのでまずはここまでをブロックごとに分けて練習していきたいと思います。
しのピー:わかりました。
しのピーが実践!
押谷さん:それではまずはオーダーシートがある体で進めていきます。
しのピー:オーダーシートがあります。内容と要望を確認します。
押谷さん:その後 窓ガラスが開いてないか確認します。半ドアの場合がありますのでドアの確認もします。
しのピー:これはもう目視チェックで?
押谷さん:閉まりきっていない時もあるので、基本的には少し触ります。
しのピー:なるほど~。窓・ドアOKです!
押谷さん:それでは、次に『ブレーキダストクリーナー』をかけます
しのピー:『B.D.C』(Break Dust Cleaner)ですね!
押谷さん:『B.D.C』は蓄圧式になってますので空気をためてもらってからホイールに塗布していきます。
しっかりしゃがんでもらって目線を合わせた上で、中心から3周ぐらい円を描くように外側に向かってかけていってください。
押谷さん:基本的にはホイールだけかけてもらえればOKなので、それを 4本やっていきましょう。
しのピー:わかりました!
しのピー:『B.D.C』終わりました!
押谷さん:次は『快洗Jr.3』を使って下回りの洗浄ですね。ホースをもって車の1番遠い所に移動するんですが、この時にホースを車に当てないように注意してください。
しのピー:はい!
押谷さん:回ったら高圧に切り替えるんですが、できれば車に向けないようによけてもらいつつやりましょう。だいぶ細い状態だと車に当たっちゃうと危ないので。
しのピー:そうですよね。
押谷さん:高圧に切り替えたら指3本分くらいになるように出幅を調整して、下回りの洗車を行ってください。しっかりしゃがんだ状態で。
しのピー:こんな感じですよね?
押谷さん:はい。いい感じです!
しのピー:裏側が難しいんですが手の使い方とかはあるんですか?
押谷さん:基本的にはグリップのところを中心にしてもらって回すように調整するようにします。回さないとなかなか汚れに当たりにくいので、しっかり回してやっていくと。
しのピー:なるほど。回すんですね!
押谷さん:タイヤの汚れと『ブレーキダストクリーナー』をかけたホイールの洗浄が終わったら、次にサイドステップですね。
車の横の中央ぐらいまで行ってもらって、洗浄機をひっくり返した状態でボディの裏面を流すような感じで二往復してください。
しのピー:こんな感じですか?
押谷さん:足は動かさないで体を振って流してあげると完璧です!
しのピー:わかりました!
押谷さん:そうしたら次フロントバンパーですね。
しのピー:これも真ん中らへんから流してあげるんですか?
押谷さん:そうです。真ん中ぐらいから左右しっかり目で追いながらやりましょう。
押谷さん:それが終わったら反対側のタイヤハウス、タイヤ・ホイールも流して、最後に後ろのリヤバンパーを流していきましょう!
STEP.2 予備洗浄の説明
押谷さん:それでは下回りの洗浄が終わったら、ボディの予備洗浄ですね。まず屋根から流していくんですが、この時は大体手のひら分ぐらいの幅です。
押谷さん:基本的には上面を流したら、側面を流しながらホースの方に戻っていくだけです。
しのピーが実践!
押谷さん:それでは手前から奥に一の字を書くように流してください。
押谷さん:屋根を流し終わったら次はフロントガラスなので、フロントガラスも手前から奥に流していきます。
押谷さん:ボンネット同じように流したら、横を流しながら最初の場所に戻っていきます。横を流す時も上から下かつ進行方向に流してあげるといいです。
押谷さん:手を下げすぎてしまうと下から上にやってしまう場合があるので左手は軽く添えた上で右手が少し高めにしてあげて、上から下に流してあげます。でないと汚れが上にまた戻ってしまいますので。
しのピー:わかりました!
押谷さん:ガラスを流してボディを下まで流したら次のパネルに進んでいきます。
しのピー:これはパネルごとに流していった方がいいんですか?
押谷さん:そうですね。ガラスとドアの1パネルぐらいのスパンで上から下に順番に流してあげるのが1番良いですね。
しのピー:わかりました
押谷さん:後はこれをグルッと1周繰り返します。
STEP.3 泡かけの説明
押谷さん:それではここから泡かけをやっていきます!
押谷さん:まず下回りにムースをしっかりかけるんですが、これの目的としては1番汚れている箇所には大きい汚れがついていますので、クッションを多めにしてあげてます。
しのピー:クッション?
押谷さん:クッションです!ヒゲ剃りをする時もムースがある無いだと全然肌のダメージ違うじゃないですか?
そういう意味合いでムースを使います。なので汚れがひどい下周りにしっかりムースを掛けてあげて、そのあとに全体にムースを散らしてかけていくと。
押谷さん:後ろまで来たら もう半分の下回りにかけていって先ほどと同じように散らしながらまた戻ります。この時に手首のスナップをきかせながら、上から雪を降らせるような感じでやってあげると満遍なくかかります。
押谷さん:ここの泡に関しては多すぎても少なすぎてもダメです。
しのピー:わかりました。
押谷さん:いっぱいかけてるとすごく気持ちよく洗えそうじゃないですか?でもそうすると泡がどんどん流れていって、洗う時に泡がなくなっているというケースが出てきちゃいますのでしっかりと適量をかけると。
しのピー:そうですよね。右と左を比べると右はずっと残っていますけど、左はどんどん流れてくる。
押谷さん:なので細かく適度に全体的にかかっているっていうのが1番ベストです
しのピー:わかりました!
しのピーが実践!
押谷さん:それでは下回りからかけていきましょう!塗り絵で端を塗っているような感じで端を先に塗っていきます。
しのピー:この辺を塗る感じですか?
押谷さん:そうですがタイヤハウスの中はいらないです。縁にかけていきます。そしてバンパーの下にもかけ終わったら振りながら戻ります。
押谷さん:もっとスナップを利かせて散らせるようにかけます。
しのピー:こういうことですか?
押谷さん:はい。そうです!
しのピー:これ、意外に難しい!
押谷さん:それで残り半分も下に掛けながら前に進んで、上から散らしながら戻ればOKなんですが、こうやって見るととかかりすぎている所とかかってない所があります。
しのピー:確かに! かかり過ぎてますね…。
押谷さん:なので 全体的にスナップをきかせて散らしてあげるっていうのがポイントになってきます!
STEP.4 タッチアップの説明
押谷さん:それでは次はタッチアップに入りたいと思います!
押谷さん:まず下回り用のラモップを左手にタイヤブラシを右手に持って作業していきます。
押谷さん:この時のポイントは左手リレーのバトンもらうような感じの手の位置で、その形のままボディの裏にセットしてもらってまずタイヤを3周ブラシで洗います。
押谷さん:そしてホイールを3周洗って、今左手で掴んでいるボディの裏側を洗いながらそのまま進んでいきます。これもグルッと1周行っていきます。
押谷さん:下回りが終わったらボディなので、ボディ用の白いラモップに持ち替えてもらって運転席側のフェンダーからスタートします。
押谷さん:まずパネルの枠・角を取って洗い残しのないようにしてから、枠の中を潰していきます。次のパネルに移動するときにミラーも一緒に洗ってあげます。ガラスも同じように枠取って中を潰して洗っていきます。そしてドアを洗ってからドアノブを洗います。
押谷さん:この時のポイントは車に対して自分の体を平行にして、足を肩幅の1.5倍ぐらい広げて体の前後をしっかり使って洗ってあげるというポイントになります。ラモップの幅を使って一の字を書いていくように洗っていって直線のラインになるのが1番理想的です。
押谷さん:前と後ろは枠が取りにくいですので取らずに一方方向のルートを自分で決めてしっかり洗っていきます。
しのピー:上から下ですね。
押谷さん:はい。上から右半分を洗って下に下がっていって、反対側は上に上がっていく形で洗ってあげると一筆で洗いやすいです!
しのピー:速いな~!さすがプロですね。
押谷さん:横を1周グルッと洗っていって側面が終わったら上面を洗っていきます。上面はパネルと違って最後に枠を取ります。なので、奥から手前に洗ってあげて最後に枠を取るといった形になります。フロントガラスも同じです。
しのピー:なるほど。
押谷さん:ポイントとしては手が動き的に扇形になって枠が丸くなる人が結構多いので、しっかりとそこを四角でやってあげるといいです。
しのピー:わかりました!
しのピーが実践!
押谷さん:ということでまず下回りから洗っていきます。
しのピー:下回り何だったっけな~?
押谷さん:下回りはまずラモップとタイヤブラシを持って、リレーのバトンをもらうように手を変えます。
しのピー:こうですか?
押谷さん:そうです!それでタイヤとホイールを3周洗います。この時はホイールにブラシが当たらないように注意してください。
しのピー:わかりました!だけど姿勢がキッツイ!
しのピー:え…、ちょっと待って。これ死んじゃいますよ。これで合ってますか?
押谷さん:はい。そのまま縁を持って、縁を洗うように前に進んでいきます。
しのピー:こういくんですよね?合ってます?
押谷さん:合ってます!
しのピー:あ~、足いっちゃうよ。股の裏やられちゃいますよ。これ!
押谷さん:ここはみんなシンドイって言いますね(笑) そのままスーっと行きましょう!
しのピー:スーっといけないです!
押谷さん:そこをスーっと行けば終わりです。
しのピー:はい…、帰ろう…シンドイ!
押谷さん:下回りが終わったらボディのタッチアップに入ってきます。まずはフェンダーからですね。ここはパネルの形で枠を取ってもらって中を最後に潰します。
しのピー:手の位置はあってますか?
押谷さん:自分のお腹ぐらいの位置で手を下に向けようとすると手が痛いので。
しのピー:超痛いです。
押谷さん:最初の1番上は上でそのままひっくり返してOKです。そこが終わったら小窓、バイザー、ミラーを洗ってもらってガラスを洗っていきます。体の使い方もしっかり意識しながら洗って…そうそうそう、お~上手! それでドアノブを最後に洗ってあげてOKです。あとは、それを繰り返していきます。
押谷さん:後ろはリアハッチ、リヤバンパーの順番に洗っていきましょう。後ろは枠を取れないので上から順番にいきましょう。後ろが終わったらまた同じようにサイドを洗っていきましょう。
しのピー:終わりました。
押谷さん:サイドが終わったらフロントバンパーですね。フロントバンパーも枠が取れないので後ろと一緒です。順繰りに洗っていって下を通って反対側にいって、上に上がってOKです。上に上がったらそのまま上面洗いましょう。
押谷さん:ボンネットは奥からまず洗います。そして、最後に枠を取ります。それではフロントガラスはワイパーを上げて奥から洗って最後に枠です。
しのピー:次はどこですか?
押谷さん:屋根です。
しのピー:屋根の奥からですか?
押谷さん:奥から行きましょう!
しのピー:待ってください!全然届かない!
押谷さん:脚立使いますか?
しのピー:脚立使いたいです!
押谷さん:それじゃあ脚立に乗ってもらって、奥から洗って最後に枠を取ります。そうしたら隣に移動してもらって同じ繰り返しです。
しのピー:反対側は洗うところがかぶってもいいんですか?
押谷さん:かぶらせる必要もそんなに大きくはないですけど、少しかぶって洗ってあげた方が良いですね。
しのピー:わかりました!次はガラスですか?
押谷さん:ガラスでいきましょう。
しのピー:これもワイパー上げちゃって?
押谷さん:そうですね。1回ワイパーを上げてもらって奥から洗ってもらって洗えばOKです。あとはボンネットの残り半分がまだあります。
しのピー:どこまでやったのかわかんない(笑)
押谷さん:ボンネットも奥からですね。奥から洗ってあげて枠とってOKです!
STEP.5 洗い流しの説明
押谷さん:洗い終わりましたので泡を流す作業を行っていきます。まず屋根側まで行きます。そこで中圧から高圧にしてもらって、手前から奥に押し出していってあげるように流していきます。
押谷さん:そして、屋根を流し終わったら側面の1番遠くから流していきます。この時に上から下、なおかつ進行方向に泡を押し出してあげるようにしてあげると無駄なく流せます。
押谷さん:結構細かいところを早く右左に流そうとする方がいらっしゃるんですが、結局泡が行ったり来たりするので流れるまで意外に時間にかかります。なのでしっかり押し出してあげるように流した方が早いです。
しのピー:わかりました!
押谷さん:ドアまで終わったら上面がまた出てくるので、フロントガラス、ワイパー付け根、ボンネットを押し出すように流して反対の側面に戻ってホースの方に戻ってくるという流れになります。
しのピー:わかりました!
押谷さん:それでは、しのピーさんに流してもらいたいんですが、泡がなくなってしまったので一旦かけたいと思います。
しのピーが実践!
押谷さん:それでは屋根から、しっかり手前から奥、端から端に押し出すようにお願いします。
しのピー:押し出すように…。
押谷さん:それで側面の一番端、後端からホースの方に戻っていきましょうこの時にバイザーの中も流してください。それが終わったらガラスです。そのあとはワイパーの付け根です。
しのピー:正面の方に回ってきて流して良いんですか?
押谷さん:いや横からです。ボンネットの泡もそこから流して、そこが終わったらフェンダー、フロントバンパーの順に洗っていきます。あとは横を流しながら戻っていくだけです。
しのピー:OKです!
押谷さん:全然大丈夫そうですね。
STEP.6 純水すすぎの説明
押谷さん:そうしたら洗い終わりましたので純水をかけていく作業に入っていきます。あくまでも上の水道水を入れ替えるだけですので、サラっと歩きながら上から下にかけていきます。
しのピー:これはもう上から下っていうだけですか?
押谷さん:そうです。もう本当にただ入れ替えるだけなので。
しのピー:こうすることで表面の水が純水に変わるってことですか?
押谷さん:そうです!
しのピー:ミネラル的などももつきにくくなると?
押谷さん:つきにくくなります。仕上がりも不純物がないのでクリアになります。
しのピー:全部を純水でやるわけじゃなくて、最後に入れ替えるだけで十分ってことですか?
押谷さん:そうですね。これはもうサクッとそんなに難しい内容じゃないのでやっていきましょう。
しのピーが実践!
押谷さん:入れ替えるだけだからサクっと上をかけながら進んでもらった方がいいです。
しのピー:なるほど。
押谷さん:それで横にかけて戻ってもらいます。
しのピー:こういう感じでいいですか?
押谷さん:全然OKです!
STEP.7 水減らしの説明
押谷さん:純水すすぎまで終わりましたので、ここからはこちらでかけた水を取って仕上げていく水減らしの作業に入りたいと思います。
押谷さん:まず『プラスセーム』を使って水減らしを行っていきます。持ち方は両端のところを親指入れ込んでもらって挟んで持ちます。
押谷さん:まず上面半分減らします。そうするとすでにビショビショですのでここで1回絞ります。
押谷さん:よく雑巾を絞るようにギュっと握る人がいるんですが、握るような感じで大丈夫です。両端を持ったまま握ってそのまま戻すと最初の状態に戻るので無駄なく絞ることが出来ます。
押谷さん:それで上部半分終わったらサイドのガラスを拭いて先ほどの位置に戻ります。この時にミラーも拭きましょう。
押谷さん:そしてガラスを拭いたら体をひっくり返して、ガラスより下のドアや後ろのリア周りを拭いていきます。リア周りを拭いたらもう一度絞ります。
押谷さん:あとは反対側も行って終了となります。これが水減らしです。
押谷さん:これで間違っちゃうのが全部水を取りきらなきゃいけないということではありません。あくまで水を減らすだけの作業なので、残しすぎない程度で問題ありません。
押谷さん:それではしのピーさんにやっていただくので1回純水掛けちゃいます。
しのピーが実践!
しのピー:こういう感じなんですか?
押谷さん:そうです。しっかりセームの幅を使ってザクッと一方方向で減らしていく感じです。
しのピー:これ、半分行けてます?いや!無理だ!無理です。チクショー、恥ずかしいぜ!
押谷さん:脚立を使う場合であれば、向こう側まで行けるところまで行っちゃって反対側は脚立無しとかで行けると一番楽ですけど…。
しのピー:無理です!
押谷さん:じゃあ両方脚立使いましょう!
押谷さん:上面が終わったらガラスで戻ります。ガラスで戻ったら次はドアで戻ります。
しのピー:いけてんのかな?
押谷さん:いけてます。そして戻ったらリアハッチとリアバンパーを拭いて絞ります。そのあとは反対側をやっていきましょう。
押谷さん:フロントバンパーを拭いてもらって、はい、OKです。
STEP.8 エアガン処理の説明
押谷さん:ここからでエアブロー処理をやっていきたいと思います。それで最低かける箇所が8か所あります。
- グリル
- ワイパー
- ホイール
- ミラー
- バイザー
- ドアノブ
- 給油口
- アンテナ
押谷さん:基本的には拭き上げする際に手が入らない箇所の水を出してあげる作業になります。エアーが近い位置から始めてもらうのでこの車であれば運転席側から行っていきます。注意して欲しいのが、エアブローなのであまり近づけてしまうとステッカーが飛んでしまったりというのもありますので、30cmくらい離した状態かけていってください。
押谷さん:ポイントとしてはこういう入り組んだ形状のものに関しては振って出してください。直線のラインの部分はしっかりと片側から押し出してあげるような感じでエアーを拭いていくと良いです!
しのピー:わかりました!
押谷さん:それではエアブローやっていきましょう!
しのピーが実践!
押谷さん:ガン持つ右手にに紐をクリクリクリっと巻いてもらって、そのままガンを持つと良いです。左手はホースを持っていないと車に当たっちゃう恐れがあるので、しっかりそっちへ持ちながらこっち吹いていってください。
押谷さん:ホイールとタイヤもかけていきましょう。フロントは目の細かいところがいっぱいあるのでバーっと振ってもらった方がいいです。フロントの下の部分も出してあげてOKです。以上がエアブロー処理になります!
しのピー:わかりました!
STEP.9 拭き上げの説明
押谷さん:ここからは拭き上げていく作業です。それで使う道具はマイクロファイバーのクロスになります。緑がボディ用でピンクがガラス用で拭いていきます。
押谷さん:まず基本的には運転席の上の屋根から拭き上げます。そして屋根を拭いたらドアを開けて、エンジンをかけて窓下げます。
それから窓の内側の縁、バイザーの内側を拭いてあげます。そして窓ガラス、ミラーでボディと拭いていきます。
押谷さん:体の動かし方、手の使い方はタッチアップの時と一緒ですので、あとはこれを上から順番に繰り返していきます。
結構クロスが水を吸ってビッタビタになってくるので、面を変えながら使ってもらえたらいいかなと思います。
押谷さん:横を拭き終わったらフロントガラス、ワイパーの付け根も拭いていきます。そのあとにボンネット半分とフェンダーを拭いていきます。
しのピー:ややこしいな~。フェンダーどっちかわからなくなりそう…。
押谷さん:そしてそのまま、フロントバンパーを拭いて反対側のボンネット、フェンダー、最後にフロントガラスを拭いて以上です。これが拭き上げの流れになります。
しのピー:かしこまりました!
しのピーが実践!
押谷さん:それでは拭き上げやっていきましょう!
しのピー:窓からでしたっけ…?
押谷さん:まずは運転席の上の屋根からですね!
押谷さん:脚立使う場合であれば、脚立を使う部分半分を一気に拭いちゃっていいです。ドアの上を拭いて、脚立をよけてドアをまた開けてだと手間とリスクもあるので、上の半面を先に全部拭いちゃって、脚立を端に置いておいて横を進めていくという形でOKです!
しのピー:わかりました! 行かせていただきます!
しのピー:クロスとクロスはくっつけても大丈夫ですか?
押谷さん:大丈夫です! それで上面拭いたら脚立を片付けてエンジンかけます。素手はだめです。
しのピー:アブねっ! 中、失礼します。
押谷さん:窓4枚下げましょう。そして窓の縁を拭いてバイザーの内側も拭いてあげましょう。拭き終わったら窓ガラスを上げて、ドアを閉めます。はい、素手はダメです!
しのピー:あ、すいません。
押谷さん:要は手垢つきますので…。
しのピー:洗ったからですよね?
押谷さん:そうです。クロスを使って閉めてもらって次のガラスを拭いていきます。そしてガラスの外側とミラー面を拭いてください。ミラーを拭くときはゴシゴシやっちゃうと傷が入っちゃうので拭き過ぎないようにしてください。
押谷さん:そしてドアを上から順番に塗りつぶす感じでクロスの幅を使って、ドアノブの中も拭いていきます。あとは同じような感じで進めていきます。
押谷さん:2枚のクロスを分けている理由としては、ボディ用のキーパークロスは固絞りで今使ってもらっているんですが、マイクロファイバー製なので汚れを書きとってくれるっていうのと傷が入りにくいのでボディ用で使っています。
押谷さん:ガラスをピンクにする理由として、緑で拭くと拭きスジが出ちゃいますので乾いた状態のピンクタオルをガラス用で使っています。
押谷さん:サイドが終わったら、、、。
しのピー:フェンダーですね!
押谷さん:いやフロントガラスです(笑)
しのピー:フロントガラスですよね!
しのピー:ワイパーは両方とも上げちゃってもいいんですか?
押谷さん:いいんですけど、上げっぱなしは危ないので出来る限りしない方がいいです。
しのピー:はい!
押谷さん:それで、ボンネット半分を奥から手前に拭いていきましょう。そのあと、フェンダー、フロントバンパーです。そして反対側を拭いていってもらえばOKです!
しのピー:はい、終わりました! 難しい! ムズッ!
押谷さん:ポイントとしては、あくまでもかかった水を取っているだけですからあんまり手数をかけたくないのでクロスの幅をしっかり使ってください。
しのピー:だって水ないんですもん。水があるかわかんないですもん。
押谷さん:そこはもう…。
しのピー:妄想で?
押谷さん:でも基本的に上って水減らしでほとんど水ないはずなので…。
しのピー:すみません! 言い訳してました!
STEP.10 ステップの拭き上げの説明
押谷さん:次はステップの拭き上げを行っていきます。この時は先程使ってもらったピンクタオルとステップ用の白いクロスを使っていきます。
押谷さん:まず運転席のドアから拭いていきます。ドアの付け根からボディ側にグルッと一筆で拭いていきます。それで付け根まで上がってきたら反対のドア側を拭いていきます。なので8の字ですね。
押谷さん:何で8の字で拭いていくかというとルートを決めておかないと、あっち行ったりこっち行ったりして拭き漏れが出てしまいますので、一方方向でしっかりと拭き漏れがないように拭いていきます。
しのピー:なるほど!
押谷さん:後の場合は3の字。上から順番に半分拭いて、ひっくり返ってボディ側を逆3の字で拭いていきます。
しのピー:逆3ですね。
押谷さん:はい。給油口は普通に拭いてもらえればOKです。あとはこれを前までやって、ボンネットをリアハッチと同じ3の字で拭いていくような流れです。
しのピーが実践!
押谷さん:それでは実際に拭いていきましょう!
しのピー:運転席側からいっちゃっていいですか?
押谷さん:大丈夫なんですが、白いクロスでボディは触らないでください。白いクロスは汚れているところ拭くやつなので。
しのピー:わかりました!
押谷さん:それでは給油口とボンネット開けて、8の字で拭いていきましょう。
しのピー:はい!
押谷さん:ヒンジのところからボディ側グルっと。それで上ってきたらひっくり返ってドア側ですね。拭き終わったら、ドアを閉めてもらって次行きましょう。
押谷さん:後ろは3の字です。そして給油口を拭いて反対側のサイドを拭いて、最後にボンネットです。
しのピー:ボンネット失礼します! ボンネット開ける時はどうすれば?
押谷さん:基本ボディの裏側触るのは白いクロスはOKなので、あくまでボディ側は白いクロスで触らないようにしてください!それでは3の字でボンネットを拭いてください。
押谷さん:ボンネットの縁が濡れているので3の字で拭いてもらって、ワイパーの付け根のところに降りてもらって、下の辺を拭いてもらって反対側を拭いてOKです。
しのピー:はい!
押谷さん:それではボンネット戻しましょう。ここは大丈夫ですね。
しのピー:大丈夫です!
STEP.11ダッシュボードの清掃の説明
押谷さん:次はダッシュボードの清掃とタイヤワックスの施工を続けていきたいと思います。
しのピー:わかりました!
押谷さん:ダッシュボードの際はピンクタオルそのまま持ってもらって、白いクロスを緑のキーパークロスに持ち替えてもらって、乗り込んでダッシュボード周りとハンドルを拭いて、ゴミとか灰皿の確認をしてOKであれば降ります。
しのピー:はい!
押谷さん:それで次はタイヤワックスなんですが、ステップ用に使ったものと同じ白いクロスとタイヤスポンジとタイヤワックスを持って塗っていきます。KeePerのタイヤワックスは水性なので水気があるとすぐ落ちちゃいますので、水が残っている場合は少し水気を取ってあげてください。
押谷さん:それでタイヤワックスをスポンジに500円玉くらいの大きさで出して、擦り込むように内側から塗り広げます。
そして最後に溝の所の縁を塗っていって、その後ホイールの水分と拭いて取れる汚れを一緒に取っていただけるとOKです!
押谷さん:これを4本繰り返していくんですけど、注意して欲しいのは水洗タイヤワックスなのでダマになっちゃったやつはしっかり拭き取ってあげてください。
しのピー:そのダマは白いクロスで拭いちゃっても?
押谷さん:OKですが、油付いちゃいますのでホイールの拭く面とは変えてあげてください。そこだけ注意してもらえればOKです!
しのピー:かしこまりました!
しのピーが実践!
しのピー:失礼します!
しのピー:内装OKです!
押谷さん:道具持ち帰ってもらって次はタイヤワックスですね。
しのピー:500円玉ぐらいの大きさで液剤をだして、まず内側に擦り込むようにしっかりと。
押谷さん:そして、面を変えてホイールの拭き上げをしていきます
しのピー:完了しました!
STEP.12 仕上がり確認の説明
押谷さん:これで純粋手洗い洗車と作業はひと通り終わりましたので最後の確認をしていきます。この状態で本来であれば仕上がっているはずなので…。
しのピー:いやそんなことはないですよ(笑)
押谷さん:ここでは水滴の残りの確認や少し洗い漏れてないかとかなどを確認していきます。
しのピー:わかりました!
押谷さん:なので全体的にしっかり見て修正な必要な箇所だけ修正する。どうしても垂れてくるところがたくさんあると思いますので、締めた時に垂れてくるやつとか、細かいところをしっかり水を取ってあげると。
押谷さん:細かい所の水はちょっと残しておきますね。私が全部やっちゃうとあれなので。
しのピー:僕のために残してくれると。
押谷さん:はい(笑)
押谷さん:あとは結構ワイパー下とか水が残ることがあるのでしっかり確認して、あとはフロント周り等々をグルッとひと通り見たら、最後中に乗り込んでお客様の目線でドアのミラーの内側などをみて見落としがないかの確認をして終わりとなります。
しのピー:わかりました!
しのピーが実践!
しのピー:それでは僕の方も確認していいですか
押谷さん:はい、お願いします。しっかり仕上げちゃってください。
しのピー:最終仕上げですね。垂れやすい部分を見ていくと。
押谷さん:そうですね。
しのピー:水滴ありました。車はありますからね。
押谷さん:どうしても可動部とかは出てきちゃいますんで。
しのピー:そうですね。あとやっぱり目線ですね。目線を下げることによって見つかる水滴みたいのがありますよね?
押谷さん:勿論あります。意外に裏面とか結構います。
しのピー:目線下げるとかなり拭けてなかったりするんですよね。ナンバーの所ここ拭いてないことあるから、見落とさないようにしてくださいよ。
押谷さん:中も見てもらって問題なければ終了となります。
しのピー:問題ありません!終了です!
押谷さん:お疲れ様でした!
まとめ
しのピー:といった感じで以上になります!押谷さんありがとうございます!
押谷さん:ありがとうございます!
しのピー:メチャメチャ疲れました…。
押谷さん:お疲れ様でした(笑)
しのピー:1日やるってメチャメチャ大変ですね!
押谷さん:そうですね。普段使わない筋肉使わないといけないので結構疲れると思います。
しのピー:すごい大変でした。ただ、色々な洗車方法があって段取りよくできる方法なのかなと僕は思うので、もしよかったら参考にしてもらいたいなと思います!
押谷さん:よろしくお願いします。
しのピー:研修は他にも色々あるんですよね?
押谷さん:コーティングなどの研修もあります!
しのピー:わかりました。その辺もタイミングを見て受けたいなと思うのですがいいですか?
押谷さん:はい!もちろん大丈夫です。
しのピー:そうしたら、よろしくお願いします。
押谷さん:よろしくお願いします。
しのピー:今回はこんな感じで以上になります!
しのピー:そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!