はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はコチラ! 皆さんご存知でしょうか? 『CARNANO』という商品です!
これはTwitterでこんな商品あるので使ってみてくださいと言われたので購入しました。教えて頂いたサイトではもっと大きいサイズを販売していたのですが、そこまで使わないと思ったのでAmazonで100mlの小さいやつを購入しました。
たしか金額は700~800円ぐらいだったと思います。
もちろんサクラチェッカーも通してあります。5段階評価で0.5点です。つまりレビューはほぼサクラです。 “超危険” という記載もありましたが購入しました笑
商品ページも胡散臭かったです。ヤバいのは分かった上で購入しています。
なので安心してください。安心してくださいの意味が分からないけど・・・笑
商品ページにコーティング剤の写真? 絵? が載っていて黄色いコーティング剤が届くと思っていたのですが、まさかの透明の液剤に金色のラメみたいなのが入っているコーティング剤でした。
何なのこれ!?(後ほどお見せします)
この記事の目次
まさかの!『CAR NANO』はあの商品と同じメーカーだった!
で、で、で、で、で、コーティング剤にブランド名みたいなのが記載されているんですが、それが「EELHOE」なんです。
なんか見たことあるな~って思ってたら過去に「Amazonで評価の悪い未塗装樹脂復活剤を使ってみたら想像を超える結果に!」という動画を公開したのですが、その時に登場したのが「EELHOE」の未塗装樹脂復活剤なんですよ。
あの未塗装樹脂復活剤は、ほぼ水みたいなものでした笑
それと同じメーカー。これはもう確定ではないでしょうか? もう激熱ですね。
悪い方向に確定だと思います。だけど、実際に使ってみないと何とも言えないので、実際に使ってみようと思います。
その前にこのラメを見てもらいたい!
透明の液体に謎のラメが入っている!なんで?
分かりますか? 振ったことによってラメがグルグル回っている状態なのですが、これが少しするとラメが沈殿して透明になるんです。これは今までに見たことのないNEWコーティング剤のはずです。
ラメが沈殿しました。分かりますか? 上と下で色が違うんです。1日くらい放置しておけば、もっと透明感が増します。
このラメは何なの?って感じなんですが、1回使ってみましょう。
実際に『CARNANO』を施工していく
この車で試していこうと思います。ボンネットの現状ですが、コーティング剤は何も施工されていません。
水がゆっくり引いていくような感じです。それで左右の違いもほぼナシ。ここに『CARNANO』を施工してどんな違いがあるのかを見ていこうと思います。
ウェブサイトに不可解なことが記載されていました。
例えば、「旧車を新車のように1分でコーティングする」と記載されていましたが、旧車と新車はそもそも違うけど・・・?
ちなみに、サイドミラーにもガラスにも使えて傷消し? 傷隠し? 効果もあるみたいです。サイトだけを見るとかなり優秀なコーティング剤なんですが、実際はどうなのか?
『CAR NANO』の使い方
① 車をきれいに拭く
② コーティング剤を車にスプレーしながら拭く
③ タオルできれいに拭けば完成
ラメが沈殿しているので、よく振ってからボディ面に吹きかけてきます。このラメがボディ面に付くんじゃないかと心配しておりますが、どうなんでしょう?
ラメ入っている! ほら! 分かりますか? 吹きかけた液剤の中にラメが入っています! 大丈夫か?笑
とりあえず拭いていきます。
ハイハイハイハイ! 怪しい! とても とても怪しいです!
このラメは普通に考えて付くよね? ちなみに拭いている感じはコーティング剤っぽくないです。「じゃあ、何っぽいの?」って話なんですが、 水っぽいです。滑りとかがなくて拭いていて引っかかる感じもあるし何なのコレ!?
ツヤも出ていないです。それでラメは残っていないような感じはする。
分かりづらいだけなのか目視ではラメを確認することはできません。とりあえず施工した感じは本当に水っぽいです。
念のためもう1回施工しておきます。
ちょっと虹色っぽくなって白っぽいの何? 綺麗に仕上がらない! ムラではないんだけどすごく白っぽくなりました。
ムラっていうか白っぽいんですよ。取れねーし! 硬いし! 取れねーし! 今のところ最悪な感じです。
ムラになった時は、もう1回コーティング剤を全体的にかけて再度拭き上げたりします。溶剤が入っているやつだと溶かしてくれて綺麗になるんですよ
。けど、これはダメだ。しかもメチャメチャ施工しづらいです。使い方を間違っているのかな?
右側をもう半分に分けました。
理由はボディが濡れた状態で施工したらどうなるのか見てみたいと思ったからです。
1番左の運転席側は乾式(ボディが乾いた状態)その隣は湿式(ボディが濡れた状態)で『CAR NANO』を施工して、1番右は他のコーティング剤を施工しようと思います。
そうしたらこの面はボディが濡れた状態で施工していきます。ボディを少し濡らして・・・液が出ないんだよね。 『CARNANO』。腹立つな~。よし適当に吹きかけてサラッといきます。
この車は水アカがすごいですね。とりあえず、なんか拭きづらい。ツヤはそんなに出ていなさそうなんだけど・・・まあ、こんな感じで良いでしょう。
いいんですかって? いいんですよ!
続いてお隣さん。ここは何を施工しようかな?と思って選んだのが 『レインドロップ』!
飛び散らないようにして拭いていきます。やっぱり滑りが全然違う。
拭いていて分かります。ドンドン仕上がっていくし、いつまでもボディに水滴がいるってことはない。全然違う。
『CARNANO』はいつまでも水がいる。乾いてきたら白くなる。それを取ろうとすると引っかかる。 なんやねん! っていう感じなんですが、レインドロップは良い感じに仕上がりました。
マスキングテープを剥がしてツヤの方を見ていきます。
ツヤを確認してみる
ハイハイハイハイ、画像でわかるのかな? でも違いはありますね! 運転席側を見るとツヤが出ているように見えるじゃないですか? これは違います。正面に立ってみます。
分かりますか? 左側はボディが乾いた状態で『CARNANO』を施工した面で、右側がボディを濡らした状態で『CARNANO』を施工した面です。
明らかにマスキングテープを貼っていたところの方が光り輝いています。『CARNANO』を施工した面は白ぽくなっています。
続いて左側がボディが濡れた状態で 『CARNANO』を施工した面で、右側が『レインドロップ』を施工した面です。『レインドロップ』はツヤが出ています。しかし左側の『CARNANO』を施工した面は白っぽいです。ツヤどころか余計白っぽくなっています。
ちーん。
ガラス面にも『CAR NANO』を施工してみた
続いてガラスに施工していこうと思います。施工するところは油膜などを落としておきました。なので 水弾きはありません。
ここも半分ずつ『レインドロップ』と『CARNANO』を施工していきます。
まずは『レインドロップ』から施工していきます。
『レインドロップ』は僕が結構オススメしている商品なんですが、拭いた時にすごくツルツルになるうえに拭き上げやすいです。
続いて、『CARNANO』さん。なんで出ないの? なんでなの?
…。
…。
…。
分かった! そりゃ出ないわ!
ホースが1cmぐらいしかありません。バカなの? これだと傾けないと液剤が出てきません。なんなの? 鬱陶しいわ!
拭くとガラス面が虹色になります。
これは何なんでしょう? アルコール成分みたいな感じかな? ボディ面と比べればガラス面の方が拭きやすかったです。
なんでだろう? 下地か? なんかよくわからないんだけどマスキングテープ剥がしていきます。
一応、ラメはガラス面に付着していなさそうです。大丈夫そう。
とりあえず 1日置いてって感じですかね? あと傷の方も見ていきたいですね。
傷消し、傷隠し効果はあるのか?
洗車傷があったので、洗車傷が消えるかどうか見ています。乾式と湿式、どっちの方が良いのか? 乾いている方がボディ面が白くなりやすかったので、僕は濡らして施工していこうと思います。
CARNANOを吹きかけます。この時に水が弾かれる感じがありません。ラメ入りの水を吹きかけているような感じです。
拭き上げてマスキングテープを剥がしました。ボンネットより綺麗に施工できたと思います。ですが、
白っぽさもなければツヤもない!
未施工との違いも何もない!
ラメも付いていない!
何もない!
本当に何もないです…。
何か比較対象が欲しいなと思ったので、指3本分開けて下側に『レインドロップ』を施工していきます。
拭いた時にもう分かる! あぁ~コーティング剤施工されているなっていうのが分かるんですよ!
ちょっと、『レインドロップ』の回し者みたいだからやめよう!笑
そうしたらマスキングテープを剥がして違いを見ていきます。
はい、境目がハッキリ分かるぐらい『レインドロップ』はツヤが出ています。
それに比べて『CARNANO』の方はどこを施工したか分からないぐらいツヤが出ていないです。
今日はここまでにして、後日撥水性能を見ていきたいと思います。
『CARNANO』を施工してから2日が経過
『CARNANO』を施工してから2日が経過しました。
ツヤが出ているように見えますよね? ですがこれはツヤじゃないです。白っぽくなっています。光の加減でツヤが出ているように見えるんですが、真上から見ると白っぽいです。
パッと見で違いがあります。
しかもまさかの違い! 横が畑なので風で茶色い砂埃が飛んでくるんですが、その砂埃がこの3面の中で1番『レインドロップ』を施工した面に付着しております。
これ分かるかな? 指を指しているあたりが境目です。
左側が乾いた状態で『CARNANO』を施工した面、右側がボディが濡れた状態で『CARNANO』を施工した面です。引きで見た時にツヤが出ているように見えたところです。ツヤではないです。逆に白く曇っています。
何なら未施工のところ(マスキングテープを貼っていたところ)の方が光輝いています。
続いて右側いきます。
左側がボディが濡れた状態で『CARNANO』を施工した面で、右側が『レインドロップ』を施工した面です。
左側の方が少し白くなっているのが分かると思います。(画像だと分かりづらい気がする)けど、目視だと違いが明確です。右側(『レインドロップ』を施工した面)の方がツヤが出ています。
続いて先ほど言っていた砂埃です。
半分から下の方が黄色くなっているのが分かると思います。これは横の畑から飛んできた砂埃です。
ちなみにこの砂埃が付着している面は『レインドロップ』を施工していた面になります。ここまでクッキリ境目があるので、『レインドロップ』を施工した面の方が砂埃が付きやすいということで間違いなさそうです。
そして指を差している部分が『CARNANO』を施工した面になります。その下の指3本分ぐらいは未施工箇所です。『CARNANO』を施工した面も未施工の面も砂埃はほぼ付着しておりません。
まさか、『レインドロップ』側にこんな違いが出るとは・・・。
ツヤ出し成分が原因なのか? 撥水成分が原因なのか? 何が原因かは分かりませんが、『レインドロップ』を施工すると砂埃が付きやすくなるということは分かりました。
そうしたら続いて、水弾きを見ていきます。
水弾き(撥水性能)を見てみる
最初は洗わずに遠目から水をかけてみます。『CARNANO』を施工した面は撥水ではなく親水? 親水というよりコーティングが施されているのかどうかっていうレベルです。
水は綺麗に引いていくように見えるんですが、水の形っていうのか、引き方と言えばいいのか、何も施工されていないような感じがします。
『レインドロップ』を施工した面は、しっかり水が弾いていて撥水しています。
しかも、水が引いた時に線状に水が残ります。
たぶんこれは拭きムラだと思います。上手く拭き上げができなかったのが原因だと思います。僕が見たウェブサイトで見た映像とは全く違います。
完全に水とは言いませんが、今まで見てきたコーティング剤の中で1番酷いような気がします。
続いて窓とボディの側面を見ていきます。
ここに砂埃の境目が明らかにあります。
少し引きの映像なので見にくいかもしれませんが窓ガラスから見ていくと、水弾きは『レインドロップ』の方が圧倒的にいいです。『CARNANO』を施工した面は少し分かりづらいです。
『CARNANO』は水を多めにかけた時に水が塊になります。ということはそこまで水弾きは良くないということです。
ボディ面は全然違いますね。やはりこの境目の所から明らかに違います。
ちなみにこの上側は施工していないんですよ。この施工していない面と見比べても大差なしといった感じです。やっぱりほぼ水なのかな。
ちなみにツヤ的なところで言うと境目を目視で確認することはできません。
ボンネットを見れば分かるのですが、パッと見はツヤが出てそうに見えるけど、実際には白く曇っています。なので何かしらの成分は入っていると思います。
湿式と乾式では湿式の方が綺麗に施工できたのですが、やっぱりボディの輝きでいったら『レインドロップ』を施工した面の方が綺麗です。
『CARNANO』は酷いですね…。
まとめ
といった感じで動画の方以上になります。今回は『CARNANO』というコーティング剤を使ってみました。この商品を使ったことがなくても見たことがある人は多いのではないでしょうか? TwitterやInstagramの広告でよく流れていました。
僕も見かけていて気になっていました。なので今回実際に使ってみたんですが、正直に言うと良くないですね!
僕は商品ページを見た段階で「これは絶対に怪しい!」と思っていたんです。「絶対こんなのが良いわけがない!」って思っていたんですけど、それは使ってみないと分からないということで購入したんですが、やっぱりダメでしたね。
そしてやっぱり「EELHOE」というメーカーは怪しいです。過去に購入したほぼ水みたいな未塗装樹脂復活剤にも、今回使ってみた『CARNANO』にも「EELHOE」の記載があります。恐らく同じメーカーなんでしょう。
今のところ2分の2(100%)の確立で失敗しております。
メーカーの話は置いておいて。商品の話をすると、まず施工性…。
塗った時の感じですが伸びません! 伸びが悪くて施工しづらいです! キュッキュッ止まるような感じで、コーティング剤の中に変なラメが入っています。このラメが何なのかは分からないです。
それで施工した時に「ラメがボディに付いているかは分かりません。正直わかりません」と言いましたが、すごく小さいラメが分散して分かりづらかっただけであって必ずボディにラメは乗っていると思います。今までラメ入りのコーティング剤なんか使ったことがなかったのでビックリしています。
水にラメ入れただけなのかな?と思っています笑
あとはツヤですね。 ツヤは出ません。 全く出ません。何なら白っぽくなります。遠くから横から見たときに「あれ? ツヤ出てる? すごいんじゃない?」と思って近くに行ったら「えっ! ツヤじゃないじゃん! 白くなってるじゃん!」そんな感じです笑
それで乾いた状態で施工した所の方がより白っぽさが出ていました。それで一応濡れた状態でも施工したんですが、ボトルに使い方が記載されていました。
よく見ろ! って話なんですが、“clean & dry the car ” って書いてありました。乾いた車ってことですね。だけど乾いた状態で施工した方が酷かったんだよね笑
水弾きに関して言えば、コーティング剤と呼べるような代物ではない。水が引いていくような感じがあったんですが、未施工に近い感じです。あとノズルについているホースが1cmぐらいしかなくて全然出てこなかったです。ビックリしちゃいました笑
『レインドロップ』は撥水(水弾き)が凄かったです。映像でも分かると思います。だけど砂埃が結構付きやすいっていうことが分かっちゃいました。
未施工のところより砂埃付きやすいっていうことは『レインドロップ』に含まれている何かしらの成分が砂埃を付けやすくしているんだと思います。
あそこまでクッキリしていたので間違いないと思います。その辺は今後検証していきたいと思います。
とりあえず『CARNANO』と「EELHOE」の未塗装樹脂復活剤は要注意です。世の中こういう怪しい物はいっぱいありますよ。
ホームページに記載されている内容と明らかに違うモノなので注意してください。と言っても注意のしようがないと思うので怪しいものは僕が検証していきます。
何か怪しいと思ったものはURL付きでYouTubeのコメント欄もしくはTwitterのDMで送ってもらえたら助かります!
とりあえず、今回はこんな感じで以上になります。そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!