
はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、iKの「e FOAM Pro 2」という商品を使っていこうと思います。
「この商品、見覚えないですか?」

実は僕も2年ほど前に、よく似た商品を使っていました。それがこちら、同じくiKの「FOAM Pro 2」という商品。比べてみると、見た目がめちゃくちゃ似てますよね。
どちらも蓄圧式のフォームスプレーで、ポンピングすることで泡を噴射できるというアイテムなんですが、今回使用する「e FOAM Pro 2」はちょっと背が高め。その理由は…なんとバッテリーを内蔵した電動タイプなんです!
しかも面白いのが、電動だけじゃなく手動でも使えるというところ。
「バッテリーが切れた」「充電が面倒だな…」そんなときでも、手動でポンピングすればそのまま使えるんです。これは地味にありがたいポイント。
デザインもiKらしい無駄のないフォルムで、クールでカッコいい仕上がりになっています。
さて、気になる価格ですが、
- 手動タイプの「FOAM Pro 2」は 6,600円
- 電動タイプの「e FOAM Pro 2」は 17,600円
なんと価格差は約3倍!なかなかのお値段ですよね。でも、電動になることで手動の煩わしさが解消されるのは大きなメリット。実際に使ってみて、その価値があるのか検証していこうと思います!
それでは早速、外で使ってみましょう!レッツゴー!
この記事の目次
充電はUSB Type-C対応

ちなみに充電は底部のゴムパッキンを開けたところにあります。しかも、ここが嬉しいポイントなんですが、充電端子が「Type-C」なんです!
よくあるMicro USBではなく、今どきのUSB Type-C対応というのはありがたいですよね。スマホなどと共通で使えるので、わざわざケーブルを変える必要がありません。

こんな感じで、手軽に充電できます。
蓄圧式フォームガンのシャンプーは3の法則が黄金比!?

はい、それではまずシャンプー液を作っていきます。最初に排圧弁を操作して、内部の圧を抜いておきます。

その後、上部のフタを回して取り外します。

タンクにはリッター表記があるので、まず1リットルの水を入れましょう。この辺りまでかな。そしてここにカーシャンプーを加えます。
実はかなり前に、僕なりの「黄金比率」**を見つけたんですよね。最近でこそ「フォームガンに対してこのくらい入れてください」といった表記も見かけるようになってきましたが、まだまだ明確に書いていない商品も多いんです。なので、僕の中で編み出したのが “3の法則”です。
どういうことかと言うと――
今回使用するカーシャンプーだと、10Lの水に対してシャンプー1キャップ(=約30ml)が適量です。ということは、1Lだと3mlになります。
でもフォームガンに使う場合は少し濃いめがベスト。そこで“3の法則”の登場です。
1Lに対して、3ml × 3=9ml
これくらい入れると、ちょうど良い濃さの泡が出てくれるんです。

というわけで、今回は9mlのシャンプーを投入!
うん、これくらいでOKでしょう!
これが僕の“3の法則”です。きっといい感じの泡になるはず。
実際に使用してみる

多分、電源を入れないといけないんですよね。ここに電源マークがあります。緑色に点灯しました。ここを押すのかな?
今は何もついていませんが、ここに電源ボタンがあります。これを長押しすると、緑のランプが点灯します。さらに1回押すと、今度は点滅状態になりました。これで起動したようです。

すごい……。止めるときは、もう一度ボタンをポチっと押したほうが良さそうです。結構音はしますが、これはすごい。
点滅状態のときは「動作可能」というサインなのかもしれません。圧がかかっている間は音がせずに泡が出てきて、圧が下がってくるとバッテリーが起動して再加圧。そのときに音が鳴る仕組みのようです。
最初に音が鳴らないのが不思議だったんですが、そういう構造だったんですね。

この手動のレバー部分を押すと泡が出て、離すと止まる。これは従来の手動タイプと同じ使い方なので、とても扱いやすいです。

それにしても、泡の質がめちゃくちゃ良いですね。音はそこそこしますが、それを補って余りある使用感です。
ポンピングが不要っていうのも、最高に便利ですね。点滅状態になったらスイッチを押すだけでOK。それにしても、泡の質が本当にいい。これは楽しい!

今まで使ってた『FORM Pro2』を卒業したくなるくらい良いです。

あっ!もう1Lなくなってしまった!早っ!!気づかなかった……。意外と消費が早いですね。
テンションが上がってガンガン使ってたら、あっという間に1L使い切ってしまったので、追加します。せっかくなので1回、手動でも使ってみようかなと思います。まあ、正直手動でやる必要はないと思うんですけどね。
「3の法則」で調整したのもぴったり。泡もすごく良かったです。今は電源が入っていない状態なので、ここから手動でいきます。
手動で圧をかけて使ってみる

iKはポンピングする棒がしっかりしていて、圧はかけやすいんですが、やっぱり手動って毎回面倒なんですよね。
次のホイールに移るたびにポンピング。
「ちょっとポンピング足りなかったかな」
「圧が弱かったな」
って思うことが何回もありました。電動だと、そういうのが一切ないっていうのが本当にいいです。

今、手動で圧をかけました。電源はオフのまま使ってみます。やっぱり……うん、電動のほうが断然良いですね。これは僕がよく使っている『FORM Pro2』と同じような感覚です。

後半になると圧が弱くなって、泡の質も落ちてくる感じ。
再度、自動で圧をかけて使ってみる

じゃあ電源を入れてみます。今は圧がない状態なので、まずは加圧中。
……あ、止まりました。

うわ、めちゃめちゃいい!最高すぎる!


満タン(1.5L)でどこまで使えるか試してみた

そうしたら、どれくらい持つのか──。
「持つのか」っていうか、今、1.5L満タンに入れてあります。車1台丸々は厳しいかなとは思ってますが、そこは後で試してみます。

まずは一旦、足回りでどれくらい減るのかを試してみます。

しっかりめに使ってみたところ、もともと1.5L入っていたのが、1Lになっていました。つまり、約500ml使ったことになります。なので、足回りを洗うだけなら、1回で十分。1Lくらい入れておけば事足りる感じですね。

じゃあ今度はボディいってみましょう。これだったら、3pH洗車とかやる人にとっても、かなり楽になるんじゃないかなと思います。
わざわざ高圧洗浄機を用意しなくても済むので、けっこう便利だと思います。とはいえ、ボディ全体を1回でいけるのかどうかは、やってみないとわかりません。なので、試してみます。
今回は軽自動車で検証してみます。中身は1.5L満タンにしました。この車で、どれくらいの面積までいけるのか、試していきます。

満タンにすると、ちょっと重いかも。でも、バッテリーがある分上のほうは少し大変なくらいで、両手で持てばそこまで問題はなさそうです。
では一旦、全体に泡をかけていきます。
「これくらい泡が欲しいな」という、よくある泡々の感じで全体にかけてみて、どれくらい減るのかを見ていきます。

まずは屋根を除いて、側面をざっくり洗い終えました。

あ!もう結構減ってる……。これだけで500ml減ってました。
ってことは、反対側をやるとさらに500ml。単純計算でギリいけるかいけないか……ってところですね。

結果、ギリ足りませんでした。
特に前が中途半端に終わってしまっていて、ボンネットはほぼ泡が届いてない。
フロントガラスも未施工、ルーフもまったくできていませんでした。それ以外の部分は問題なくできましたが、シャンプーが尽きてしまいました。
だから、もう1回追加すれば、前側とルーフは余裕でいけると思います。
突然の雨・・・

「今のうちだ〜洗え〜!」
ヤバイ!本当にヤバイ!待って、なにこれ!

でもシャンプーが乾かない!そりゃそうか。
すごい流れていく……うわぁ、めっちゃいいじゃん!
雨の日の洗車って、こういうこと?

とはいえ、結構雨で流されましたけど、奥まったところはやっぱりダメですね。
あとは、雨に任せようと思います。
まとめ

はい、といった感じで動画は以上になります。
今回は「ゲリラ豪雨の中、洗車してみたらどうなるのか!」という内容ではなく、iKの『e FORM Pro2』を使ってみましたというレビュー動画でした。
使ってみた感想としては、結論から言うと——買いです。圧倒的に“買い”。
価格は17,600円と少し高めですが、長く使うことを考えると「1台持っておきたい」と感じました。実際に使ってみて、本当に良かったです。見た目もiKらしくスタイリッシュで、手動タイプと形状があまり変わっていない点も好印象でした。
なによりも、泡の質が抜群に良い。プッシュする必要がなく、使い勝手も非常に良かったです。
デメリットを挙げるとすれば、価格の高さ、作動音の大きさ、そして容量ですね。1.5Lでは足回りの洗車には十分ですが、ボディ全体を一度で洗うには少し物足りないかもしれません。その場合は、もっと大容量のモデル(バッテリータイプ)『iK e FOAM Pro12』を選んだ方が良いでしょう。
ただ、手軽さを考えるとこのモデルがベスト。僕自身、「これ以上は必要ない」と思えるほど満足しています。
バッテリーが切れたときのための手動ポンプも付属していますが、正直使う機会は少なそうです。それなら充電して使う方が断然ラクですね。
バッテリーの持ちも良く、今回も車1台分は余裕で洗えました。ランプの色が少し黄色くなっていたので残量は減ってきているようですが、まだまだ使えそうな感触です。
足回りを洗うならこれ一択。
これを買ったら、今まで使っていたフォームガンは使わなくなると思います。それくらい、泡質・使いやすさ・性能のバランスがとても良い。
価格差はあるものの、しっかり考慮すれば納得のいく買い物になると思います。気になる方は、ぜひチェックしてみてください!
iK『e Form PRO2』本日2025年5月23日リリース。リリース日からリリース日から3日間限定で無条件の20%オフセール。
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