はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は久々に電装関係をやっていこうと思います。
今回取り付けるのが50プリウス専用のシフトになります。通常はシフトレバーになっているのですが、それをボタン式のシフトに変えるキットです。取り付けもそんなに難しくなさそうなので、実際にどんな感じなのか取り付けてみようと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください
この記事の目次
取り付けられる車種
車名:プリウス
型式:ZVW50/51/55
年式:H27年12月~
備考1:前期/後期対応
備考2:後期のパノラミックビューモニター付車は取付不可(ACC電源取出し箇所未確認のため)
車名:プリウスPHV
型式:ZVW52
年式:H29年2月~
備考1:R01.05~に関しては取付不可(ACC電源取出し箇所未確認のため)
となっています。今回取り付けるのは50系プリウスの後期型なので型式でいうと “ZVW51” になります。
これがこう変わる!(イメージ)
交換作業をする前にイメージだけでも味わっておきます。
これが純正のシフトレバーです。
シフトチェンジする時はレバーを移動させて「R」「N」「D」「B」に入れます。
で、今回取り付けるのがコチラになります。レバーではなくボタン式になります。「R」を押せば「R」に入る仕様です。これの方が単純でいいかもしれません。
取扱説明書を確認
まず、取扱説明書を確認しておきます。取扱説明書には交換するまでの過程が全て記載されているので熟読してから作業を始めてください。
交換作業開始
最初は運転席側のパネルを外します。赤丸部分にボルトがあり、青丸部分はOBDカプラーになります。この3箇所を取ればパネルは簡単に外れます。
続いて中央下のパネルを引っ張ります。これはツメだけなの隙間に指を入れて引っ張るだけです。
そうするとサイドのパネルが取れるようになります。
助手席側も外しておきます。
これは運転席側です。左側だけだったら引っ張るだけで外れます。
全部外すにはプッシュスターターのパネルを外す必要があります。しかし、今回の作業に必要ないので左側だけ外してスペースを作ります。
続いてナビ周りのパネルを外します。パッと見は簡単に外れそうにないのですが、持ちやすいところを持ってパワーで外しました。
トヨタはボルト止めが少ないので非常に楽です。
ナビ周りのパネルを外したらカプラー関係も外してパネルは後部座席など邪魔にならないところに置いておいてください。
それと外したカプラーは分からなくならないようにどこに差さっていたか写真を撮るかメモをしておきましょう。
続いてシフト周りのパネルを外していきます。
隙間に内張剥がしを入れるとパネルが浮くので手で引っ張るだけです。
こういった感じでパコッと外れます。
何度も言いますが、カプラーがどこに差さっていたか忘れないようにしてください。このプリウスは同じピン数のカプラーがあったので注意が必要です。
次にシフトノブをくるくる回して外します。
シフトノブが外れたら周りのカバーを手前に引いて取り外します。
だいぶスッキリしました。が、カプラーが沢山あります。
このカプラーは似たものが多いので本当にしつこいのですが、カプラー類はどこに差さっていたのかをしっかり把握しておいてください。
次にシフトの心臓部を取り外します。赤丸部分のナットを3個取り外します。
あとはカプラーを取ればシフトを取り外すことができます。ここまで終わったらスイッチ類の移植があるので室内に持ち込みます。
シフトを外したらスイッチ類を移植する
今回取り付けるシフトにはパーキングスイッチなどが付いていないので、このように純正から移植してあげる必要があります。
あとオレンジ色のクリップも移植します。全部で5個だったかな? 最初苦戦しましたが、そこまで難しい作業ではないです。ツメを確認して慎重に取って付け替えるだけになります。
配線の確認
スイッチ類の移植が終わったら配線の確認を行います。今回取り付けるボタン式のシフトは電源を取ることでボタンが光るようになっています。
ここで電源を調べていますが、取扱説明書に配線の色などは記載されていまいた。僕は取扱説明書に記載されているカプラーの見方を間違って1から探してしまいました。
カニちゃん (エレクトロタップ) が付属されていたので、電源の位置が分かったらカニちゃんを使って電源を取ります。
注意点としてはカプラーが多いのでどれが何のカプラーなのか把握しておくことです。ちなみに「EVモード」などのスイッチ裏にあるカプラーから電源を取りました。
電源を取ったらシフトを戻して作業終了です。
取り付け完了
エンジンをかけて動作確認を行います。動作確認を行う時はカプラー類が全て正常に取り付けれていることを確認してからエンジンをかけてください。
仮にシフト関係のカプラーが外れていると “ハイブリットシステム異常” という警告が出てしまいます。
ブラインドタッチも可能
今回取り付けてたボタン式のシフト、パッと見は分からないと思いますが「R」が少し出っ張っていて「D」が少し凹んでいるのでブラインドタッチも可能です。
動作確認
正常に動いているかを確認してみました。問題なさそうです。
ちなみに、純正同様に走行中に間違って「R」や「P」を押してもギアは入りません。
ボタンと間接照明の色を変更することも可能
ボタンの色も変更することができます。「水色」「青」「紫」「赤」「黄」「緑」「白」の7色の中から好きな色を選ぶことができ照度調整も可能です。
上の写真だと全て紫になっていますが、たとえば「R」は「赤」、「D」は「黄」、「B」は「青」などボタンごとに変更することが可能です。
それとブリッジ下部を照らす間接照明も7色のLEDから好きな色を選ぶことができます。ここは点灯パターンを「全灯」「ホタル点滅」「消灯」の中から選ぶことができます。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は50プリウスのシフトのところをシフトレバーからボタン式のシフトに交換してみました。
で、注意点なんだけど動作確認の時にカプラーを外したままエンジンをかけないことかな。シフトのカプラーを外したままエンジンをかけてしまうと “ハイブリットシステム異常” という警告が出てしまうので場合によっては、ディーラーに持ち込まないといけないことになります。
エンジンスターターボタンを3回オンオフすると消えるんだけど、やっぱり不安がぬぐえなくなってしまうのでカプラーを付けてからエンジンをかけてください。
取り付けは、そこまで難しくなかったです。やっぱりトヨタはパネル関係が外しやすいのでスムーズに取り付けることができました。
あと個人的にはカプラーの見方? 取扱説明書と僕の見方が違かったので少し困惑しました。
それとシフトを変えるメリットなんだけど、パッと見の変化かな。色が変わりました、ボタン式になっています、見た目が大きく変わるところと、個人的にはシフトレバーよりレスポンスが良いと思います。
それぐらいかな?
だから、あれを付けたからと言って何か性能がアップするわけでもないし、本当にドレスアップ的なところが大半を占めると思います。で、金額少し高めで4万円ぐらいかな。なので、見た目をガラっと変えたい人、シフトレバーのレスポンスが悪いなと感じている人は検討してみてください。
そいじゃ、また!
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