【DETAIL ARTIST】「AIR」「RIDE」「DOPE」「HYDRO」の4種類を使い比べてみた!!!
はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は “DETAIL ARTIST(ディティールアーティスト)” の『RIDE』『AIR』『 DOPE』『 HYDRO』この4種類を使い比べてみようかなと思います。
この4種類全てジェームスで購入することができるのですが、何を買えばいいの?どれを買えばいいの?パッケージから分かりづらいと思うので実際に僕が今から使ってみて皆さんと一緒に「この商品はこんな商品なんだな~」っていうのを見ていけたらいいなと思っております。
商品の方を簡単に説明すると、『RIDE』とか『AIR』は、QD(クイックディテーラー)、『DOPE』はスプレーワックス、『HYDRO』はトップコートになります。
一応各商品位置付けがあるのですがQDとか言い始めるとややこしくて訳わからなくなるので各商品水弾きやツヤ、洗浄力など確認できるところを確認していきたいと思っています。
この記事の目次
各商品をボンネットに施工してみる
こちらのボンネットに4商品全て施工してみようと思います。現状としては水がゆっくり引いていくような感じで何も乗っていない状態です。
AIRの使い方
ボンネットをマスキングテープで分割したので、まずは1番左側(運転席側)に『AIR』を施工してみようと思います。
【パッケージに記載されている商品の特徴】
仕上げに使いやすいドライ型QD。ドライング補助機能と高い洗浄力。下地を引き立てる撥水と施工後のスッキリ感を実現。帯電防止効果。全パーツ使用可能。
【使用方法】
① 洗車をして、汚れを落とします。
② クイックディテーラーをパネルかクロスに2、3プッシュし拭き上げます。
実際に使ってみます。SNSとかを見る限り『AIR』が1番人気な感じがします。匂いはトロピカル?ラムネのお菓子みたいな匂いでムラなく綺麗に施工することができました。簡単です。
RIDEの使い方
『AIR』の右隣に『RIDE』を施工していきます。
【パッケージに記載されている商品の特徴】
犠牲被膜を形成するウェット型QD。深い艶感とスリック性、そして撥水。弱ってきた撥水の補強や、気になる箇所の洗浄に。無水洗車としての使用も可能です。
【使用方法】
① 洗車をしてボディの汚れを落とします。
② ドライングタオルなどで水分を拭き取って下さい。
③ RIDEをクロスもしくはボディに直接2~3プッシュし塗り広げます。
※ガラスやホイールには使用しないで下さい。
『RIDE』は1回使ったことがあります。匂いが印象的 “AZUL BY MOUSSY ” の匂いがします。あとから聞いた話だとホワイトムスクの香りみたいです。施工は塗装面にスプレーして塗り広げる。タオルの面を変えて拭き上げます。『RIDE』もムラにならず綺麗に施工することができました。
DOPEの使い方
そうしたらもう1個横にずれて『DOPE』を施工していきます。
【パッケージに記載されている商品の特徴】
T1カルナバ敗亡のスプレーワックス。ボディにカルナバ特有のウェットな艶感と手触りを与え、厚膜で塗装を保護します。スワイプテスト推奨です。
【使用方法】
① 洗車で汚れをしっかり取り除いて下さい。
② 水分を完全に拭き上げて下さい。
③ ボトルをよく振り、クロスに2~3スプレーし、ボディに塗り広げます。
④ 塗装面の本剤がなくなるまでしっかり塗り込んで下さい。
【上級者向け施工方法】
① クロスに2~3回スプレーし、ボディに塗り広げます。この時完全に拭き取らずボディに本剤を残します。
② 15秒ほど置いた後、指やクロスで乾燥をチェックして(スパイプテスト)、スッキリと拭き取れるタイミングで塗り込んでください。
上級者向けの施工方法を試していきます。塗り広げた時はムラになります。他の商品と比べて白っぽくなる感じがあります。匂いは木?自然の香り?表現しにくいので僕は好きな匂いです。
20~30秒ぐらい待ってから拭き上げます。ムラが取れにくいです。タオルを変えて拭き上げたらマシになりましたが、『AIR』『RIDE』に比べてムラないやすいと思いました。手触りは確かにワックス感があってウェットな感じですが、今のところ1番施工が難しい商品です。
最後に1番右側(助手席側)に『HYDRO』を施工していきます。
【パッケージに記載されている商品の特徴】
グラフェン&チタンを配合したプレミアムトップコート。ボディに艶と光沢を与えます。グラフェンがシロキサン被膜のグリップ力を強化し、強力な撥水と防汚性を実現しました。施工性抜群でムラなく仕上がります。全塗装色対応。アロマウッドの香り。
【使用方法】
① 洗車をしてボディの汚れを落とします。
② ドライングタオルなどで水分を拭き取って下さい。
③ ボトルをよく振り、HYDROをクロスもしくはボディに直接2~3スプレーし、塗り広げます。
④ 乾いたクロスで塗り込むように仕上げてください。
※塗装面のみ使用可能。
アロマウッドのいい香りがします。全体的に塗り広げてから拭き上げていきます。乾くとムラになって拭き上げてもムラが残ってしまったので、タオルの『HYDRO』が付いている(まだ湿っているところ)で再度拭くとムラは取れます。
たしかにグリップ感があって滑りは良くなさそうです。
各4商品を施工してみた感想
そうしたら4面施工が終わりました。カメラの電池もなくなりそうなので、一旦 今日はここまでにして明日艶は水弾きを見ていきたいと思います。
ちなみに施工感でいうと、左側に施工した『AIR』と『RIDE』が施工しやすかったです。ムラになりにくいっていう感じかな。
逆に『DOPE』はムラになりやすく施工が難しいと感じました。『HYDRO』も乾くとすぐムラになりやすいので注意した方がいいです。
艶や撥水を確認
そうしたら1日経過したのでマスキングテープを剥がしてみました。ちなみに『HYDRO』は即定着する商品みたいなので1日置く必要はないのですが、念のため。
パッと見はやっぱり『DOPE』ちょっとムラになってます。上級者施行を調子こいてやった結果、若干ムラになっちゃいました。拭き取りのタイミングが難しかったかなといった感じです。
ツヤ感は肉眼で見た感じ。『DOPE』が1番艶が出てます。
『AIR』と『RIDE』のところも若干艶出てるけど・・・『HYDRO』も若干出てんのかな?ぐらい。
『AIR』も『HYDRO』に似たような感じかな・・・そんなめっちゃツヤが出てるっていう感じではないです。あからさまに艶が出てるなと思うのは『DOPE』、その次が『RIDE』。『AIR』と『HYDRO』に関しては未施工との違いが少しあるぐらい。
そうしたら水をかけてみようと思います。明らかに『AIR』が1番撥水してないです。
なんで?
僕の事前に得ている情報だと『AIR』は撥水するって聞いてたんだけど・・・
『RIDE』『DOPE』『HYDRO』に関して言えば、そんなに大きな差はないかな。かなり撥水しています。『AIR』だけ施工失敗したと思わせるぐらい撥水してないです。
1回洗ってみます。
『RIDE』が少し弱まったかな。右側2箇所『DOPE』と『HYDRO』は、しっかり撥水してます。『RIDE』も撥水しているけど水滴の形を見る限り最初より撥水力は弱まりました。
『AIR』は、ほぼ撥水していないような感じです。
左側が『AIR』、右側が『RIDE』
境目が分かりにくいのですが、左側が『DOPE』、右側が『HYDRO』
洗った後に拭き上げて艶を見て見ましたが、未施工箇所と比べて艶感はあるものの1度洗ったことで少し落ち着いた感じです。その中でも『DOPE』が1番艶感がありました。
洗った後の塗装面を触ってみると『AIR』『RIDE』『HYDRO』はキュッキュとグリップするのですが、『DOPE』だけツルッとしていました。これは明らかに他の商品とは違うと思いました。
けど、『DOPE』は施工が難しい。
水アカの除去性能を見てみる
各商品を施工したボンネットに水道水をかけて、わざと乾かして水のシミを作ってみます。
30分程度で水が乾きシミになりました。撥水力が弱かった『AIR』の方は大きめの水シミで、『AIR』より撥水力のあった『RIDE』の面は小さい水シミになりました。
一旦、水拭きしてみます。
カメラでは写らないぐらい水シミが取れました。しかし、薄くなっただけで完全には取れていません。
『AIR』を施工していた面です。しっかりウロコ状の水シミが残っています。コーヒーリング効果と言って液体が蒸発する際、液滴の縁(エッジ)から最も速く蒸発します。液体の縁からの蒸発を補うために、中央から縁へと液体が流れます。この流れによって、液体中の微粒子が縁へと運ばれます。液体が完全に蒸発すると、微粒子が縁に堆積し、リング状の痕跡を残します。
ボディ面に残った水滴の大きさでウロコ状の水シミも大きさが変わってきます。小さいウロコ状の水シミは『RIDE』の面で、大きいマスキングテープの左側が『AIR』の面になります。
あの水シミが『AIR』で落ちるか試してみます。
分かりづらいので拡大図。『AIR』を施工する前です。
『AIR』を吹きかけてタオルで拭いていきます。
落ちていません。何度か試しましたが『AIR』でも『RIDE』でも、ウロコ状の水シミは落とせませんでした。水拭きでも強く擦るとかなり水シミをかなり薄くすることが可能です。しかし、それはタオルの摩擦で落としているのでボディ面に傷付くリスクがあります。
『AIR』も『RIDE』も液剤の力でウロコ状の水シミは落とせないということです。もちろん強く擦れば薄くなります。何度も言いますが、それはタオルの摩擦で薄くなっているだけで液剤の力ではありません。
AIRのドライング補助機能をチェック
続いて『AIR』のドライング補助機能を見ていきます。
ボンネットの方は1度落として左側『未施工』、右側『HYDRO』の2面に分けました。
普段、大判クロスを使用しているので正直ドライング補助機能が欲しいと思ったことがないのですが、小さめのマイクロファイバークロスを何枚か用意して車を拭いている人もいると思うので検証していきます。
普通に拭くとこんな感じで拭きスジがしっかり残ります。
次は同じようにボディに水が残った状態で『AIR』を吹きかけてから拭いてみます。
拭きスジが残りません。実際に拭いた感じだとガラスクリーナーのような感じです。アルコールで拭いた時の速乾性っていうのかな? スジは出るけど乾くのが早いのでシミにはなっていません。
けど、これも大判クロスがあれば不要。
ボンネットでも試してみます。
分かりづらいです。
水をかけてみたら未施工箇所は少し水が弾いていました。『AIR』は微撥水?疎水? そんなことより、さっきまでバチバチに弾いていた『HYDRO』を施工していた場所まで『AIR』に侵されました。『AIR』で拭いたことにより上に乗ったのか『HYDRO』が落ちたのかは不明。
DOPEのムラはAIRで改善できるのか?
再度、ボンネットをリセットしたので次は『DOPE』のムラを改善できるか試してみます。
さっきは上級者向けの施工方法で失敗したので普通に施工してみます。
ん。やっぱり難しい。ムラになりやすいです。
続いてXで教えてもらった方法。マイクロファイバークロスで塗り込む。こっちの方が施工性が良いです。均一に力が入るおかげか塗りやすいです。
タオル施工よりマシですが、それでも少しムラになります。
続いて『AIR』を使ってムラがなくなるか試してみます。この方法もXで教えてもらった方法です。教えてくれた人は『HYDRO』のムラを均すのに『AIR』を使っているみたいです。『HYDRO』はムラにならなかったので『DOPE』で使ってみます。
たしかにムラは少し落ち着きました。
ムラになっていたところが均一になった。という表現の方がいいかな。艶感もしっかり出ていますが、それでも僕は難しいと感じました。
水弾きは『DOPE』のままで、しっかり撥水しています。『HYDRO』の時はなんだっただろう。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は “DETAIL ARTIST (ディティールアーティスト) ” の『AIR』『RIDE』『DOPE』『HYDRO』4つの商品を使い比べてみました。
まず、は良いところは全商品匂いが良い。あとは比較的リーズナブル。
AIRが2780円、RIDEが2780円、DOPEが3480円、HYDROが2980円。どれも3000円前後で購入することが可能です。液量が500mLなのでカー用品店などで販売されているコーティング剤と比べてもリーズナブルだと思います。
まず『AIR』なんですが、外装というより内装に向いているのかな。僕は内装に使ったことないのですが、内窓にオススメと言っている方が多いので良い匂いだし内装の方が良さそうです。
艶と撥水はイマイチ。表現がネガティブなんですが、艶と撥水がイマイチだから内装にも使いやすいんだと思います。艶がしっかり出る商品を内窓に使うとギラギラになる可能性があるので、そういった意味で艶がイマイチというのは合っていると思います。
水アカは除去できませんでした。
『RIDE』は、他の商品と比べて比較的使いやすいコーティング剤だと思います。この後に説明しますが『HYDRO』は撥水に特化していて『DOPE』は艶感が良い。けど、施工が難しい。けど『RIDE』は、艶と撥水は少し抑えて施工性を良くしています。ちょうど中間ぐらいの商品。
あえて嫌な言い方をすると無難。
『DOPE』は個人的に推したいんだけど施工が難しすぎる。結局、家で洗車する時って失敗したくないし、時間かけたくないし、神経質になりたくないんです。艶と撥水は良いけど施工性が悪いのは1番キツイ。
環境が~って言い始めたらキリがないから。どんな状況で誰でも簡単に施工できるのが理想。そう考えると少しハードルが高い。
『HYDRO』は撥水力があって施工性も『DOPE』に比べて良かったです。けど、気になるのが『DOPE』の上に『AIR』を使った時には問題なかったのに『HYDRO』の上に『AIR』を使ったら水弾きが『AIR』ぽくなったのが何故なんだろう?
個人的には変に艶感がないのが好きでした。ツルツル感を味わいたい人にはオススメできないかも。
最後に『DOPE』を施工したタオルだけ洗濯しても黄色いのが落ちませんでした。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!