はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
皆さんこんな疑問を持ったことはございませんか?
「ホイールコーティングって本当に意味あるの!?」
そんなわけで、3つのホイールコーティング剤を用意しました。
晴香堂 『SONAXホイールコーティング』
ソフト99 『ホイールコーティング』
シュアラスター 『ホイールコーティング』
以上の3点をホイールに施工してみてブレーキダストの付き具合を比較していきたいと思います。
それで、ソナックスとソフト99は他の動画で紹介したことがあるのですが、この2つはスプレータイプで水を付けない・弾くような撥水効果のあるホイールコーティング剤なので、水と同じようにブレーキダストも弾いてくれるのかどうか・・・という部分が気になりますね。
ちなみに、シュアラスターのホイールコーティング剤は塗り込むタイプでスプレータイプとは結果が変わってくると思うので、そういった部分も楽しみです。
色々お伝えしましたが、今回は「どれぐらい汚れが付いてしまうのか」という部分を重点的に比較していきたいと思います!
この記事の目次
今回キレイにするホイール
今回キレイにするホイールはBMW MINIのホイールです。
ちなみに、ここまで汚れているのを見ると何ヵ月もキレイにせずに放置したと思われそうですが、これ1~2週間でこんな汚くなりました!
これは、欧州車あるあるだと思いますが・・・本当にブレーキダストが酷くてすぐに真っ黒になってしまいますよね。
真っ黒の部分に指を置くと取れるほどの簡単な汚れではあるんですが、これだけ簡単に取ることが出来るならきっとホイールコーティングでどうにか取れるはず・・・と信じて比較をしていきます。
今の真っ黒のまま、ホイールコーティング剤を施工するわけにはいかないので、洗剤で軽く洗って落とせる汚れを落としていきます。
洗い終わったホイールを見てみると、こういった黒いテンテンが残っていることがあると思いますが、これは残念ながらカーシャンプーでは落ちません。
この黒いテンテンの落とし方は、また別動画にて楽に落とせる方法を検証していく予定なので公開されたらぜひ、そちらをご覧ください。
『SONAX ホイールコーティング』を施工
ホイールが乾いたので、MINIのマークを中心に十字に4等分する形でマスキングテープを貼りました。ここから3種類のホイールコーティング剤をそれぞれ施工していき、余った場所は未施工のままで経過を見ていきます。
ソナックスの『ホイールコーティング』から施工していきます。
使用方法
① ホイールを洗浄し、水分をふき取り、完全に乾燥させる。
② ホイールから15cm離れた位置から、まんべんなくスプレーする。
③ スプレー後、1時間以上乾燥させる。
④ ムラになった場合は、タオルで拭き取って、乾いた後に再施工する。
https://cacaca.jp/product/55651/
注意点を上げるとしたら、こういったスプレータイプの物は元の色より白くなりやすいところです。なので、黒いホイールには使えないという記載がされていることが多いです。
ちなみに、僕的には施工してからの色の変化はあんまり感じませんでした。
シュアラスター 『ホイールコーティング』を施工
ソナックスのコーティングを乾かしている間に下側の面にシュアラスターの『ホイールコーティング』を施工していきます。
これはスプレータイプですが、タオルに吹き付けてホイールに塗っていくタイプになっています。
使用方法
1.使用する前にホイールクリーナー等で洗浄します。
2.ホイールを完全に乾かします。
3.容器を良く振って、ホイール全体に均一に適量噴霧します。
(液剤が垂れない程度が目安です。)4.液剤が乾かないうちに、付属のクロスで薄く塗り伸ばし、よく拭き取ってください。
5.施工後は約1時間程度乾かしてください。
https://www.surluster.jp/product/tire/wheelcoating/#%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9
(複雑な形状のホイールや拭き取りにくい細部には、直接噴霧せず、クロスに液剤を染み込ませて塗布してください。拭き残した液剤に汚れが付着すると、取れにくくなることがあるので、注意してください。)
拭いているとツルツルになるのが目に見えてちょっと達成感あるかも(笑)。
そうしたら、ソナックスとシュアラスターが乾くのを一旦待ってからマスキングをしてソフト99の『ダストブロッカー』を施工していきます。
ソフト99 『ホイールダストブロッカー』を施工
乾いたのでソフト99の『ダストブロッカー』を施工していきます。
付属の下地処理シートで拭いてから施工という感じですね。
使用方法
①使用前にホイールの汚れを洗剤を用いてきれいに洗い流し、水分を完全に拭き取ってください。付属の下地処理シートでホイール表面を汚れが残らないようにすみずみまで拭いてください。
②缶をよく振り、ホイールから約10cm離してスプレーしてください。拭かずにそのまま乾燥させて完了です。乾燥時間の目安は夏(気温30℃)で20分、冬(気温10℃)で60分です。乾燥するまで走行しないでください。また、乾燥するまで雨や水がかからないようにしてください。
※スプレー直後は表面が白くなったり、液が流れた跡がムラに見えることがありますが、時間が経過すると消えていきます。(液が多く残った部分は白くなる場合があります)
https://www.soft99.co.jp/products/detail/02076/
ちなみに、この商品は黒いホイールには使わない方がいいみたいですね。
施工してみると、白っぽく見えますが時間をかけて透明になっていきます。ですが、僕的にはちょっと白っぽく見えるような気がしています。
あとは、乾くのを待ってから走行して、施工した3種類と未施工の部分を比較していきたいと思います。
施工して1週間後
施工してから1週間が経ったのですが、ちょっと違いが出てきました。
右側と左側で差が出ているのわかりますか?僕的に、左側比べて右側がちょっと汚れてきたなという感じがしています。
それを言ってしまえば、ホイール全体的にシルバーの色から変わってきている感じがするのですが細かく説明すると・・・
画像の右下側、かなり汚れが溜まっている感じがわかりますか?ここはシュアラスターの『ホイールコーティング』を施工した場所ですが、左側も隅の方を見ると鉄粉が固着している部分があったりします。
でも、なぜか左側はあんまり汚れていないような、謎のキレイさを感じますね。
次に、上側を見るとかなりハッキリと未施工との境目が見えますね。
よく見てみると、ただ汚くなっているのではなく、ホイール自体が少し茶色っぽくなっているような感じもします。
部分部分で見るとハッキリと汚れている部分はわかりますが、全体的に4か所の区切りの中でどこが1番汚れているのかを決めるとしたら、未施工が圧倒的に汚れているのですが・・・他の3ヵ所からはなかなか選びずらく判断が難しいなと感じました。
2日後、雨の日
丁度、雨が降っていたのでホイールの汚れ具合に変化はあるのかを見ていきます。
右側は相変わらず、上側が未施工なので茶色くなっていますが、下側も奥の方を覗いてみると大分汚れが目立つようになってきました。
左側を見てみると、上側と下側の丁度境目辺りに汚れが付いていました。ですが、水滴が付いていない部分が比較的に付いていないような感じがします。
下側を見てみると、極端に汚れと水滴が付いていない部分があるのでわかりやすいと思います。ここでもハッキリわかりますが、水滴が付いてない部分にはブレーキダストが付いておらず汚れている部分が少ないような感じがしました。
これは僕の予想ですが・・・ブレーキダストが雨などで流れてきた時にホイールに溜まってしまって汚れてしまうということなのではないでしょうか?
更に1週間後
更に1週間後経過しましたが、右側と左側で大きく違いが出てきましたね。しかし、左側に施工したソナックスとダストブロッカーだとどっちが汚れていないのかっていう判断は難しいです。
全体的に見てみると、明らかに水滴が付かないタイプのソナックスとソフト99のダストブロッカーはキレイに保たれているような感じがします。
ホイールを洗って結果をみてみた
何週間と経過を見てきたわけですが、最後にホイール全体に水をかけてみて施工してあるホイールコーティング剤は機能しているのか、それと水の流れを見てみたいと思います。
まず、右側は未施工の部分と比べるとシュアラスターのホイールコーティングの方は水弾きが残っている感じがします。それに比べて、未施工の部分は全く水が弾いていないので水滴が付いている部分は汚れるのかなと感じました。
下側を見てみると、やっぱりすみっこの部分が汚れています。これはどうしても上手く水が下に流れないので正直汚れが残ってしまうのがしょうがないかなと感じています。
ですが、手前側の部分は水滴が残らず付いていない状態なんですよね。これを見た時、ちょっと感動しました(笑)。
上側の右側、ここは未施工部分になるんですが、さっきの『ホイールダストブロッカー』と同じように水をかけても水の流れていく感じが全く違うのわかりますか?
未施工の部分は、撥水というより水がホイールにベッタリ貼り付いているような感じです。これはかなり差がでましたね。
最後にホイール全体を洗ってみた
最後に、洗剤でホイールを全体的に洗ってみました。もちろん、頑固な鉄粉は落ち切っていないんですがある程度はキレイにすることができました。
汚れの付きにくさでいうと・・・左側が優秀でした。
まとめ
今回は僕の持っているホイールコーティング、スプレータイプの物を使って汚れの付き具合っていうのを見てみました。
未施工の部分を含めて4等分して3種類のコーティング剤を施工したんですが、『ホイールダストブロッカー』とソナックスの『ホイールコーティング』はほぼ汚れが付かなかったです。未施工の部分と比べると雲泥の差が出ていました。
それで、シュアラスターの方は撥水タイプなんだけどもどうしても水が付くのでやっぱり汚れは目立っていました。
なので、水が付かない物だと汚れが付かないということもわかったので、これはホイールだけでなく他の部分にも言えてくるのかなと感じました。
水や雨がホイールを汚すための手助けをしているということがわかっただけでもかなり大きな収穫だと思います。
ちなみに、ソナックスとソフト99はかなり撥水していたわけですが洗っちゃうと施工が落ちてしまいます。
ですが、シュアラスターの方は洗っても撥水が残っていたので、水滴を残してしまうため汚れも付いてしまうという結果でした。
それで、トータルで3週間ぐらい施工してから様子見をしていたわけですが、どれも洗わなければ3週間は余裕で残っていたので面白いなと感じました。
でも、それと同時に商品によっては施工した部分にムラが出来てしまったりしていた部分もあったので、ちょっと、判断が難しいなとも感じました。
あと、蓮の葉効果で水滴を付けないようにしているようですが、皆さんは蓮の葉って見たことありますか?蓮の葉っぱ自体は緑色をしているんですが、よく見てみると細かい毛のような物が生えているんですよね。
それが、ホイールコーティングにも使われているようで、施工するとどことなく白く見えてしまうため、黒いホイールなどには使わないでと書かれているホイールコーティング剤もあるわけです。
ちなみに、ソナックスには「再塗装や特殊な塗装、クリア塗装のないホイールには使用しないでください」といった注意書きがあるんですが色のことについては全く触れられていないんですよね。
でも、ソナックスの原産国がドイツなので欧州車にも使えるような使用にしてあるのかな?とも思うのですが詳しくは僕もわからないです・・・。
とにかく、水を付けないことが汚れを付けないということにつながるということがわかったという検証結果になりました。
それと、同時にタイヤワックスが施工してからどれぐらいで艶が落ち着くのかっていうのを検証しています。そこでも、艶の出る出ないのタイプがわかれていて比較しています。結果がどうなるかはわかりませんが、これから気になることはどんどんやっていこうと思っているので、気になるものがあればぜひコメント欄にコメントよろしくお願いします!
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!