はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はワックス!
ちょっと前にコーティング剤の基礎編ということで硬化するタイプと硬化しないタイプのコーティング剤がありますよ!こういった入れ物に入っているのは硬化しないタイプが多いですよ!とかそういうお話をしました。
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要はオートバックスやイエローハットに行った時に、どれを買っていいかわからない! そこで基礎知識を知っておけば、ちょっとは選びやすくなるんじゃないのかなと思ってこのような動画を作成しようと思いました。
それのワックス版です。
ワックスは日本では少しコーティング剤に比べてシェア数が少ないかな。
僕が免許を取った頃(12~13年前)にシュアラスターが『ゼロウォーター』という簡易コーティング剤を販売し始めて、それが爆発的ヒットを生んで色んなメーカーが取り扱うようになったんですよ。
それで、日本では!ワックスが端の方に追い寄せられた感じかな。
日本は!っていうのがキーポイントなんだけど、海外ではワックスが結構使われています。
理由としては、硬化型のコーティング剤とかだとリカバリーにしにくい、あとコーティング剤に汚れが付着して、その汚れが固着して落ちづらいなんてこともあります。
特に固まるものは塗装のクリアに近いような感じなんです。クリアの上にもう1つ膜を張る必要はあるのか?
そのガラスコーティングに傷が付くこともあるだろうし、クリアの上に再度コーティング層を乗せる意味は? ってところもあると思います。
それに比べてワックスはリカバリーしやすい。
簡単に落ちちゃうと言っていいのか、簡単に落とせると言えばいいのか、とにかく失敗しても再施工すれば終わり。ワックスにはそういったメリットもあります。
オートブライトダイレクトの『チェリーグレイズ』という艶出し剤なんかも海外では人気があります。僕はまたワックスのブームが来ると思っています。笑
コーティング剤も良いけど、やっぱりワックスにはワックスの良さっていうのがあるんですよ。
拭き上げた時のワックスならではの艶っていうのかな。コーティング剤の艶って少し固いイメージがある。やっぱりガラスに近いような艶感なんですよ。
けどワックスはどちらかというと柔らかさがある艶。感じ方は人それぞれだと思います。けど、ワックスにはワックスの良さがあると僕は思っています。
で、とりあえず僕が持っているワックスだけでもこれだけ数があるんですよ。
16種類あります。イエローハットやオートバックスに行ったらこれどころじゃないんですよ。どれ買っていいの?っていう話になるので、これを覚えておけばなんとなくワックスも選びやすいよっていうのを今回お伝えしたいなと思います。
この記事の目次
白い車用?黒い車用?何が違うの?
ワックスっていうのはメーカーによって色々違うんだけど、カルナバロウという蝋が使われていて、そこに石油系溶剤とかが入っていて・・・油はちょっと表現が悪いけど油だと思ってください。
なので基本的に水弾きは良いです。基本的にバチバチ弾くような撥水タイプが多いです。
このワックスは昨日僕が買ってきたソフト99の『ザ・極』というワックスで『白の極み』『銀の極み』『黒の極み』3種類あります。
ワックスはボディ色に合わせて使うワックスが異なるケースがあります。まず、その辺を話していきます。
白い車用のワックスと黒い車用のワックスには特徴があります。
『白の極み』にはマイクロパウダー配合ハンネリと書かれていて、『黒の極み』にはノーコンパウンド固形と書かれています。これが白と黒の大きな違いです。
もちろんメーカーによって若干異なってくるんですが、これは頭に入れておいた方がいいです。
このマイクロパウダーっていうのはコンパウンドだと思ってください。
白い車用のワックスはコンパウンドっていうのが入っていることが多いです。逆に黒い車用のワックスはノーコンパウンドのことが多いです。もちろん例外もあります。
黒い車用のワックスにもコンパウンド入りのやつがあったりするんですが、それも黒い車用のコンパウンドが入っていると思うんですよ。
要は白い車とかって水アカとか汚れが目立つのでコンパウンドを入れて汚れにも対応しているワックスが多いです。
黒い車用は艶を重視していることが多いです。
なので黒い車用のワックスを白い車に使う分にはいいけど、白い車用のワックスを黒い車に使うのはNGです。ここはテストに出るので覚えておいてください。
ちょっと難しいのが成分表を見ても『黒の極』も『銀の極』も『白の極』も全部同じなんですよ。だから、成分表だけじゃなく隅々まで見た方がいいです。
僕も騙されかけました。メーカーも騙そうとしているわけではないと思うんですが、気が付かないこともあるので、基本的に白い車用のワックスにはコンパウンドが入っていると思っておいた方がいいです。
全塗装色対応の場合はノーコンパウンドのケースが多い
これはウイルソン『プロックス・ファイナル』です。
全塗装色対応 ノーコンパウンド カルナバワックスと書いてあります。
僕は全塗装色対応でコンパウンド入りのワックスを見たことないです。基本的に全塗装色対応って書いてあったらノーコンパウンドのケースが多いです。
ハンネリワックスと固形ワックスの違い
「ハンネリワックス」はコンパウンド入り、「固形ワックス」はノーコンパウンドと覚えておきましょう。※例外もあるかもしれん。
触ってみた感じは固形はカチカチでハンネリはクリームチーズみたいな感じです。
この知識は他の商品にも言える
これはシュアラスターの『スピリットクリーナー』という傷や汚れを落とすコンパウンドなんですが、この商品も「ライト」と「ダーク」があります。
つまりそういうことです。消費者が分かりやすいようにダーク色用、ライト色用と書かれていますが、これもコンパウンドの粒子が違います。
黒い車でも傷が入らないようなコンパウンド、白い車は傷が目立ちにくいから汚れをしっかり落とせるコンパウンドが入っています。
たしかレッドさんが言っていました。笑
石油系ワックス以外に天然ワックスもある
これはザイモールの『イタルグレイズ』です。机の上にあるワックスは全て石油系溶剤が入っている石油系ワックスです。
石油系ワックスは天然ワックスに比べて伸びが良く施工しやすいのが特徴です。その代わり耐久性に難ありって感じかな。
逆に天然ワックスは長持ちするけど伸びない。だからザイモールは手の熱で温めて施工するんです。しかも天然ワックスは高い。
今手に持っているイタルグレイズは3万円ぐらいします。高いやつだと100万円超えるものも存在します。超高級ワックスです。
あと天然ワックスの方が艶が出るみたいですよ。
天然ワックスの方がいいと言われています。本当にどっちがいいのかは分かりません。その辺は今後検証していきたいと思います。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はワックスの基本編ということでベースとなる知識を少し頭に入れておいてもらいたいなと思い、お話をさせていただきました。
だからそもそも「知っているよ!」っていう人もたくさんいたと思います。けど、全員が全員知っているわけではないんです。
洗車を今から始めたい人を僕は応援していきたいというか・・・みんなで楽しく洗車しようよ精神です。
洗車自体自己満なんだけど、最高に楽しいと思うし奥が深いので最初の入り口として覚えといてもらいたいと思います。
ざっくりまとめるとコンパウンドは研磨剤です。めちゃくちゃ大げさに言うとヤスリです。要は車を削って汚れを落とすのが研磨剤です。
なので使い方を間違えると深く傷が入って逆に目立つケースもあります。研磨剤はリスクもあるので自信がない人は黒い車用の固形ワックスがオススメかな。無難ですね。
それで将来的には・・・すぐにはできないことなんですが、現地のカルナバロウを取りに行ってしのピーだけの世界に1つだけのワックスを作ってみたいと思っています。
まぁまぁまぁまぁワックスに興味がある方もそうだけど今からちょっとワックスを使ってみたいなっていう方向けの動画でした。参考になればいいかなと思います。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!