はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
アイオンの『プラスセーヌ』、ご存じの方も多いと思います。セームの中でも非常に有名な商品です。
この『プラスセーヌ』は僕も使ったことがあるのですが、もう一つ『プラスセーヌプレミアム』というコーティング被膜に優しい低摩擦加工がされているセームは販売されています。
『プラスセーヌ』はレギュラーサイズで600円~700円ぐらいで販売されているのに対し、『プラスセーヌプレミアム』の方は1200円ぐらい、ほぼ倍の金額です。
僕も洗車時にはセームを使うことがあります。洗車の際には必ず1個用意しています。僕がどういう時に使うかも紹介しつつ、今回はこちらを購入したので、通常の『プラスセーヌ』との違いを見ていこうと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
見た目の違いについて
こちらが『プラスセーヌ』と『プラスセーヌプレミアム』です。
このアイオンのセーム、名前がややこしいので困ります。僕も間違えるのですが、こういった吸水クロスの総称は一般的に「セーム」ですが、この商品の名前は「セーヌ」です。
他のメーカーの商品は「セーヌ」と呼ばないので注意しましょう。
こちらがパッケージから出して広げてみた様子です。水色の方が普通の『プラスセーヌ』。このサイズが一般的なレギュラーサイズです。対して『プラスセーヌプレミアム』の方は倍近いサイズがあります。
厚みに関しては、普通の『プラスセーヌ』の方が若干厚め。
これは折りたたんだ際の厚みを考慮してのことでしょうか。
大きく違うポイントとしては、サイズ以上に触り心地です。
『プラスセーヌプレミアム』の方は、表と裏で触り心地が全然違います。商品名が印字されている方の面は若干ザラザラしていて、裏面はツルツルです。
通常の『プラスセーヌ』は、両面ともツルツルといった感じです。
このザラザラ感が摩擦抵抗に影響するのでしょうか。
使ってみた印象の違いについて
まずは拭き上げ感の違いを確認してみます。ボンネットを濡らしてセームを置き、セームを引っ張ることでボンネットの水気を取り除いてみます。
吸水力の高いクロスで拭き上げをする場合、何度も擦る必要はありません。
複数回擦ってしまうと傷がつく可能性も高まるので、なるべく少ない回数で水分を無くせるようにしましょう。
先に普通の『プラスセーヌ』から使ってみます。
ボンネットに置いたセームを引くと、ボンネット上の水が無くなっています。相変わらず素晴らしい吸水力です。
同時に印象に残ったのが、思っていたほど摩擦が無かったこと。
僕のイメージでは、セームを引く際にボディにセームが張り付いて、“ギュッギュッ”っと引っかかるようになる印象でしたが、そこまでの引っかかり感はありませんでした。
もしかしたら、僕が知っているものより進化しているのか?
続いて『プラスセーヌ プレミアム』も同様の方法で使ってみます。『プラスセーヌプレミアム』の方は表裏が存在し、拭き取りを行うのはロゴ印刷面の方。
触ってみるとザラザラした感触がある方です。
先ほどと同じようにセームを引くと、スルスルと引っかかることなくセームを引くことができます。やはり凹凸処理によって、摩擦が少なくなっているのでしょう。少ない力で施工が可能になっています。
ですが、拭き取り跡が少し残ってしまいました。あれ!?これだと『プラスセーヌ』の方がいいんじゃないか?
摩擦が少なくなったことで、素早くセームを引きすぎたかもしれないので、再度チャレンジしてみました。やはり軽い。
通常の『プラスセーヌ』と比べて、サイズは倍近くあるのに必要な力は半分くらいです。
今度は一旦完全にボンネットにおいてからゆっくりと引くことで、ボンネットの水を残さずに拭き取ることができました。素晴らしい!軽く感じる分、早く施工しすぎないように注意した方が良さそうです。
セームを上手く使うコツは、移動させる速度か
セームを乗せた後、すぐに移動させてしまうと拭きスジが少し残ってしまいます。
拭いた際にこのような状態になるのであれば、移動速度が速いかセームを絞る必要がある状態だと思います。
一度しっかりとセームを置いた後に、ボディの摩擦を感じながらゆっくりとセームを引くと、セームはしっかりと水分を取り除いてくれます。
1度でほとんどの水分が無くなるために、ゆっくり引いたとしても全体的な時間としてはあまりかかりません。
僕は普段ジーオンの『シルクドライヤー』を使用しています。『シルクドライヤー』も非常に高い吸水力があり、面積も大きいために同様の方法で拭き上げができます。
ただひとつ、難点なのが絞りづらいこと。
高い吸水力によって吸い込んだ水を離さないので、絞るためにかなりの力が必要になります。その点セームは吸い込みやすく絞りやすい。
こまめに水を絞る必要がありますが、絞るのが苦にならないので吸水力が高い状態でどんどん拭き上げを行えるのが便利なポイントです。
しのピーはどんな場所でセームを使っているのか
僕の場合、拭き上げのメインは『シルクドライヤー』を使っているのですが、ミラー下やグリルなどの水のたまりやすい場所にはセームを使います。
隙間にセームを当てておくだけで水をどんどん吸い込んでくれますし、吸い込むスピードが落ちたと感じたら絞れば回復します。
「拭き上げ」用と言うよりも「吸い込み」用として使用しています。
逆にセームだと拭き取りづらいと感じるのが垂直な面です。
ボンネットのように水平で、布を乗せることのできる面は使いやすいのですが、垂直の面ではセームを置くことができません。
広げたまま拭いていてもボディのアールによってセームの当たらない面ができてしまうので、僕の場合は折りたたんで拭いています。
『プレミアム』でも垂直の面を施工してみました。
普通の『プラスセーヌ』に比べて、折りたたんでも少し大きさがあります。滑りの良さが違うので、折りたたんで使用する際には『プラスセーヌプレミアム』の使いやすさが特に際立つと感じました。しっかり拭けていて滑りも良い。
非常に使いやすいセームです。
セームの保存方法について
セームの保管方法ってどうしていますか?以前Twitterでアンケートを取ってみたことがあるのですが、「購入時のケースに入れて保存」派と「乾かしてカピカピ状態で保存」派で大体半々に割れました。
僕も気になったので、メーカーの方に質問したことがあるのですが、短期間で頻繁に使う方は「ケースに入れて保湿保存」、次に使うまで時間の空く方は「乾燥保存」が正しいようです。
湿気を保たせた状態で長期間放置してしまうと、カビ発生の原因になるということで、使用頻度に合わせた保存方法を選ぶ必要があるとのこと。
環境によっては数日でカビが出てしまうこともあるため、ほぼ毎日使う予定がある場合を除いて乾燥保存を選んだ方がいいのだと思います。
まとめ
今回は、『プラスセーヌ』と『プラスセーヌプレミアム』を同時に使ってみました。
使ってみた印象としては、「別物」と言っていいほど違います。通常の『プラスセーヌ』でも吸水力は高いのですが、その分ボディへの吸着・引っかかりがあります。施工していて重いと感じるほどです。対して『プラスセーヌプレミアム』は薄めなのに「同等の吸水力」で「タオルなみの拭き上げ感」といった感じです。
セーム特有の表面の「ヌメり感」もありません。使用感が大きく変わると感じました。拭き上げに使用するには、『プラスセーヌプレミアム』の方が圧倒的に優秀だと思います。
でもミラーの隙間の施工など、吸水に特化した使い方をするのであれば、通常の『プラスセーヌ』で十分だと思います。
どちらもマイクロファイバークロスと違って抜け毛が無いのもメリットでしょう。
『プラスセーヌ』に対して『プラスセーヌプレミアム』は、金額が倍近くになりますがサイズも倍近くあります。
面積に対しての金額は同じくらいな気がするので、そういった意味では『プレミアム』はお買い得な商品かもしれません。気になる方は購入してみてください。
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