はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はこちら、カーオールの『煌ブラックエグゼ』という商品を使ってみようと思います。パッケージなどからわかる商品特徴は以下の通りです。
●クロスにつけて拭くだけ、濃密タイプで最高レベルの美しい黒ツヤを実現。
●1回塗りでも黒ツヤが違い、重ね塗りをすることでより濃い黒ツヤが出せる。
●洗車キズを埋めて消すことができ、ノーコンパウンドでコーティング車にもOK。
●汚れの固着を防ぐ疎水タイプ。
●カラーアナライザー(色を数値化する測定器)で数値的に結果が出ている。
●4種類のツヤ成分を高濃度に配合した独自技術が洗車キズを消し、ギラツキやムラのないブラック特有の深く美しいツヤを引き出す。
●対応色は黒のみ。黒系の塗装車、ソリッドブラック/ブラックメタリック/ブラックパール/ブラックマイカなどに使用できる。
●成分は炭化水素系樹脂 / シリコン系樹脂ワックス/オルガノポリシロキサン/石油系溶剤でコンパウンドは入っていない。
●ひとつで中型車3〜4台施工可能。
●持続期間は3か月。
耐久コーティング被膜により雨や洗車に強く長期間ツヤが持続ということなで、ツヤをメインとした商品ですね。
一般的なコーティング剤は、水弾きを全面に押し出している商品が多い中、『煌ブラックエグゼ』は「艶」をメインとしたコーティング剤。
今回は実際に洗車キズがどれだけ目立たなくなるのかを見ていきたいと思います。
似ている商品としてはワコーズの『シェイクワックス』が挙げられると思います。成分表記は違いますが、近いものが使われている様子です。
洗車キズに悩んでいる人って結構多いと思うんです。なので洗車キズを埋める効果だったり、ツヤをメインとした商品は結構面白いのかなと思って購入しちゃいました。
今回は、実際にどれだけ洗車キズが軽減されるか効果を確認してみたいと思います。
今回施工する車
今回はこの車に施工していこうと思います。
色はブラックメタリック、メタリックの入っている黒で洗車キズが…まあまああります。
洗車キズの状態はこんな感じ。光の当たり方によって、ボディ全体で薄い線キズが見られます。これがどこまで軽減されるかを見ていきます。
施工前のボディの状態はこんな感じ。先日、『脱脂シャンプー』の検証で『キラサクEX』と『マンハッタンゴールド』を施工していたんですが、既に効果はほぼ無い状態です。
繰り返しになりますが、今回は水はじきというより、洗車キズの方をメインで見ていきたいと思っています。
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煌ブラックエグゼ
日陰に車を移動しました。
こちらが今回施工するカーオールの煌ブラックエグゼです。箱に入っているのはタオルと液剤180mlです。
これが艶出し液体コーティング剤。振った感じはちょっとジェル(ローション)みたいな感じです。
使い方は次の通りです
①汚れや古いワックスを落とし水分を拭き取る。(水分は多少残っていても問題ない)
※水垢取りシャンプーやクリーナーの使用を推奨②ボトルをよく振り付属のクロスに液を適量をつける。
※必ず目立たない部分で試してから使用する。
※特に経年劣化した塗装や箇所は色落ち・シミなどの原因になる場合がある。③薄く塗り広げすぐにクロスの乾いている面で仕上げる。
※拭き取り不要の塗り込みタイプのため、乾燥させて拭き取ると固着やムラの原因になる。
※使用後のクロスは中性洗剤で洗う。
塗り込みタイプなのでどんどん塗っていく感じだと思います。全体的に塗って時間を置くとかではなく、塗ってすぐに乾いた面で拭き取ります。
パッケージを見ていて一番気になったのがビフォーアフター部分。
これがすごいんです。洗車キズがこんなにきれいになる?本当かいな…というくらいになっているんですよね。
この違いが本当にあるのかというのを今回は見ていきたいということです。
早速ボンネットに施工してみた
付属のクロスによく振った『煌ブラックエグゼ』を少量つけます。
適量がわからないんですが、僕の場合はちょっと多かったかもしれません。液剤は、白っぽい液です。これを施工面に塗っていきます。
液剤を全体的に塗り広げながら、すぐにタオルの乾いた面で拭きあげます。
塗り重ねすることにより黒いツヤが得られるということなので、施工直後ではありますが、もう一回くらい塗っておきます。
施工自体はそんなに難しくありません。今のところ、ムラにもなりにくいような感じがします。施工前と比べて綺麗になったと思います。
艶に違いはあるのか
施工が終わったので早速マスキングテープを剥がしてみました。
あっ! ツヤが出ています!黒さというか、輝いているような感じがします。中央のマスキング部分を境に違いがわかります。
確かに傷も隠せていそうですが、ちょっとわかりづらいのでお日様の下で確認してみたいと思います。
お日様の下での様子がこちら。僕が肉眼で見る限りは全然違います。左の『煌ブラックエグゼ』を塗っている方が黒い。やっぱ黒いよ! 全然黒い!
洗車キズも結構軽減されています。でも今のところ完全には無くなっていないようです。
左は『煌ブラックエグゼ』を施工した面、右は未施工状態です。
洗車キズの違いがわかるでしょうか。左側は大分薄くなっているように見えます。ボディ色も結構黒くなってる気が…うん… これは全然違います。
垂直面にも施工してみた
ボンネットに続いて垂直な面にも施工してみたいと思います。
見た感じでは洗車キズ目立っていません。このように日陰に入ると洗車キズってわからないんですが、日に当たった途端、すごく目立ったりするんです。
今回もマスキングテープより左側に『煌ブラックエグゼ』を施工していきます。
タオルにちょっとだけ『煌ブラックエグゼ』を付けて塗り込んでいきます。
塗っている時の感覚は、コーティング剤というよりシリコンオイルに近い感じです。どんどんタオルに染み込んでいって、タオルの乾いた面がなくなってくるので、注意しましょう。
また日向でやるとすぐ液剤が乾いてしまうので、拭き上げを失敗しやすくなります。最初に思っていたよりムラになりやすい感じがあるので、ちょっと注意が必要かもしれません。こちらも2回塗りを行って施工終了です。
垂直面の場合の艶は?
こちらが『煌ブラックエグゼ』を施工した部分。右が未施工、左が『煌ブラックエグゼ』です。ツヤの違いははっきりわかると思います。
洗車キズの見え方にも違いがありました。
特に顕著なのはプレスラインより下側の部分。右側は線がたくさん見えますが、左側はほとんど線が見えません。
ただ光の当たり方が強いプレスラインの面では左側にも線が見えます。だから完全には洗車キズを消せるわけではないということだと思います。
LEDライトを境界部分に当ててみました。
このように強い光が直接当たった場合、ツヤ感は確かに増していますが見えていなかった線キズが見えてしまいます。
確かにキズ消し(キズ隠し)効果はあるのだと思いますが、あくまで目立たなくしている状態。見方やキズの深さ、光の当たり方によっては隠すことができないのでしょう。軽めの洗車キズであれば、確かに見えなくなるかもしれませんね。
撥水効果も確認してみた
最後に水弾きを見てみました。未施工部分と比べると水引きが早い感じ。パッケージにある通り、疎水的な感じでした。
また、施工した直後は気づかなかったんですが、水をかけてみると思っていた以上に効果にムラがあったことがわかりました。
最初はムラができにくいと思っていたのですが、実際は気をつけて施工を行わないとムラになりやすいコーティング剤なのかもしれません。
まとめ
今回はカーオールの黒い車専用の艶出しコーティング剤、『煌ブラックエグゼ』を使ってみました。
疎水タイプで、ツヤは本当にしっかり出ることが確認できました。今回の注目ポイントだった洗車キズは、消えるものと消えないものがあります。
ちょっと注意して覚えておきたい点としては、確かに洗車キズは目立たなくなりますが、完全に消えるわけではないということ。パッケージをみるとまるで新車になっているかのような写真が乗っていますが、その通りの効果を望んでしまうと、効果にギャップがあるかもしれません。
また、液剤がジェルのような感じになっていて、塗った感触がシリコンオイルのようです。
特に夏場は乾きが早くなりがちなので、ムラになりやすいと思います。日陰で施工しようにも、黒い車は熱を溜め込みやすいために注意が必要です。
今回施工した『煌ブラックエグゼ』ですが、洗車キズを埋めて消すと記載されていいるものの、「消す」より「隠す」が正しい表現に当たると思います。
商品が3ヶ月耐久ということなので、おそらく3か月後にはまたキズが見えてきてしまうのでしょう。ただ、ツヤ感は確かなものがありました。
そういったポイントを理解したうえで使用すれば、優れたコーティング剤なのではないかと思います。気になった方は購入してみてください。
PS. 僕はちょっと使いづらかったかな? 塗りづらかった感が若干ありました。
そいじゃ、また!
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