はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は「【告知あり】棚がグチャグチャだったので片付けました!」の時に見せたリョービの『S-555M』を使ってガラスの油膜やウロコを除去してみようと思います。
僕自身、ガラスのウロコ取りで機械類を使ったことがないので傷付くんじゃないかと正直ビビっています。だから、今回は傷が入るのかどうか、油膜やウロコを簡単に除去できるのか。その辺を検証していこうと思います。
箱の中に説明書が入っていて、注意事項を読むと “用途は木の表面仕上げ” と記載されています。
要はガラス用ではなく木材の表面を平らにする電動ヤスリです。あとは “本機は乾式作業用です” とも記載されていました。もうアウトです。濡らさずに施工するのは無理でしょ。
なので、今回は僕が個人的に使っているだけなので真似しないでください。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
金額とセット内容の確認
セット内容は本機 (ミニサンダ) と、ペーパーが1枚入っています。
金額はAmazonで約9000円で販売されています。見てわかると思いますが、このペーパーは木材用なのでガラスに使った傷だらけになるので今回は使いません。
で、仕方なくフェルトバフを用意しました。本当はスポンジが良かったんけど今回はこれで試してみます。
適度な大きさに切って左右のストッパーを解除して挟み込むだけです。準備ができたので電源 (100V) を用意します。
ミニサンダを使う前の下準備
電源も用意できたので少し下準備をします。
普段は手作業なのでマスキングテープをせずに施工することが多いのですが、今回は機械を使うのでガラス周辺のボディをマスキングテープで養生をしてから施工します。
機械の動きも分からないし、少しボディに触れただけで1発アウトみないのは避けたい。
現在のガラスの状態は何か撥水剤が使われてる感じがします。
あと油膜も付着しているかな。完全な親水ではないです。
ガラスに砂や埃が付着しているとガラスに傷が付くので、軽く洗っておきます。
ガラスに付着したウロコの確認
ガラスを洗ったらウロコと傷を確認していきます。
ガラスに傷は入っていないけどウロコが全体的に付いています。
落ちたかどうが分かりやすいように上だけ施工してみようかな。
実際にミニサンダで油膜・ウロコを落としてみる
このミニサンダは乾式作業用 (対象物が乾いた状態) なんですが、ガラスが乾いた状態で施工するとガラスに傷が入りそうなのでガラスに少し水をかけてフェルトを濡らします。※本来は湿式 (対象物が濡れた状態) はNGです。
フェルトだけだと落ちないので『キイロビンゴールド』を付けて作業をします。※我流
油膜なのか、撥水剤なのか、その辺は分かりませんが、液剤が弾かれているのが分かると思います。そうしたら電源をONにして磨きます。
はえぇぇぇぇぇええええ!!!
力を入れて押し付けるのかなと思っていましたが、力は必要ありません。軽くガラス面に触れるだけで簡単に油膜? 撥水剤? が落ちていきます。
この通り、ガラスが親水状態になりました。油膜や撥水剤が落ちたことが分かります。しかし、この濡れた状態だとウロコまで判断できないので、一度拭き上げてからウロコを確認していきます。
ウロコも落ちたか確認
最初よりは薄くなったけど落ちきっていないです。
理由としては僕がビビっているだけだと思います。けど、最初に言ったように使用用途が違うので慎重に作業を進めていきます。
水をかけると綺麗に半分だけ親水状態になります。
それと傷っぽいのを発見しました。最初に見落としていたのかもしれませんが、太陽の光が乱反射していたので気が付きました。ちょっと嫌な予感がしていますが、もう少し試してみます。
せっかくなので全面施工していきます。
作業スピードでいったら手作業より早いし楽です。
終わったので拭き上げて傷やウロコを確認します。
先ほど発見した傷が気になるので、確実に傷が入っていないところでミニサンダを重点的に当てて傷が入るかどうか再度確認します。
あの時の悪夢再び! みたいな感じがするけど大丈夫かな?
もしかしたら、やりすぎちゃう人もいるかもしれないので、一応しつこくミニサンダを当ててみます。
かなりしつこく当てましたが、傷は入ってなさそうです。さっきの傷は見落としていた傷かもしれないな。
あとはミニサンダを当てる角度もあるのかな。とりあえずは大丈夫そうです。が、簡単に落とせるということは研磨力が強いので傷が入るリスクは高まります。しつこいですが、使用用途も違うので注意が必要です。
『ハイブリッドストロング』を施工して撥水剤も落とせるか確認
油膜は簡単に落とせるんだけど、意外に撥水剤の方が頑固だったりして落とすのが大変な時があるので、実験的に『ハイブリッドストロング』を施工して撥水剤の落ち具合も見ていきます。
24時間以上経過したのでミニサンダを使って『ハイブリッドストロング』を落としていきます。
もったいないけど・・・仕方ない。バチバチに弾いています。
落ちるぅううう!!! これは楽ちんだわ!!!
こんな感じで親水状態になりました。手を添えるだけなので全く疲れません。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はリョービの『S-555M』というミニサンダを使ってガラスの油膜やウロコを除去してみました。
使ってみた感想は、とにかく早いです。楽かどうかという話だと難しいけど油膜等を取るスピードは早いです。
オススメかどうかでいうと、僕はオススメできません。
理由としては使用用途がガラスではなく木材なのと、乾式 (対象物が乾いた状態) で施工してくださいという注意書きがあるからです。
ガラスの油膜やウロコを除去するのに乾式だとガラス自体に傷が入る可能性があるので湿式で施工しました。通常、湿式はNGです。湿式でやったけどね。笑
そういうのを考えるとオススメできないかな。あとは、電源 (100V) を用意する必要があったり、配線が邪魔になったり、面倒なこともあります。
ウロコや油膜を落とすスピードは本当に早いので気になった方は自己責任で・・・といった感じかな。
僕はガラスではなく木材を削るのに活用していこうと思います。
そいじゃ、また!
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