はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は少し前に紹介したCCI (シーシーアイ) の『スマートフロー』という商品を使って実験をしていこうと思います。
この商品は過去の動画を見てもらえれば分かるのですが、水引き被膜を形成することができるカーシャンプーです。この商品を使って洗車をすると洗い流す時に水がゆっくり引いていきボディに水が残らないので拭き上げが不要になります。
この商品のキャッチフレーズが「爆速」だったかな? たしかに使ってみると滑らかに水が引いていき水残りがありません。
「この商品凄いな〜。」と思ったんだけど、公開した動画のコメント欄に「ルーフに使ったらどうなるんですか?」というコメントが多く寄せられていて「たしかに!」と重たったので、今回はルーフを洗ってみようと思います。
それと今回洗うルーフにはマスキングテープが貼ってあって半分だけ『キラサクGP』が施工してあります。
これは個人的に気になったことなのですが、撥水コーティングしてあるボディに『スマートフロー』を施工したらどうなるのか?
カーシャンプーというジャンルなので施工してある撥水効果は失くしたくない。要は洗車を早く終わらせる為だけの被膜であってもらいたい。
先ほど、ホームページを見ていたら今言ったことに関連しそうなことが記載されていました。
まず1つ、ルーフなどに施工した場合、塗装状況や使用環境によって水が流れ落ちにくい場合があります。
その場合は、硬く絞った濡れタオルで水滴を拭き取ってください。平面は水引きが弱い可能性がありますよ。
っていうのが注意事項として書かれています。
それともう1つは、撥水タイプのコーティング剤は水引き被膜が形成されない場合があります。
『キラサク』はどうなのか分からないんだけど、もしかしたら『キラサク』が勝っちゃう可能性があります。
それで重要なのが、水引き被膜が形成された場合は、一時的に撥水効果は低下しますが、雨により撥水状態に戻ります。とも記載されています。
洗車をするためだけの被膜であって、雨とかが降ったらこれはもう流れ落ちて、元々施工してあった撥水コーティングが顔を出します。
という意味だと思います。それだったら凄い使いやすいなと思っていたので、自分の目で確認してみようと思います。
特に撥水力の強いコーティング剤を使った場合、どっちが勝つのかっていうところも気になるので、その辺を重点的に見ていこうと思います!
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
ルーフ半分は『キラサクGP』を施工
真ん中にマスキングテープの跡があると思います。
左側半分はコーティング剤は施工せずに未施工状態で、右側半分に高撥水の『キラサクGP』が施工されています。
水をかければ、どういう状態なのか分かると思うので、水をかけてみます。
こういう感じで全く違う水の動きをします。未施工部分 (左側) は、凄いゆっくり水が引いていきイオンデポジットのところに水滴が残ります。
それと水の端はギザギザしています。過去に『スマートフロー』を施工した時は、このギザギザが滑らかになって綺麗に水が引いていきました。
その辺もルーフでも同じなのか確認します。
キラサクを施工した右側は撥水なので、どのように水をかけても平面だと水滴は残ってしまいます。
ルーフに『スマートフロー』を施工してみる
使い方は以前説明したとおり、付属されているスポンジに水を染み込ませて『スマートフロー』を付けて洗うだけです。使い方は簡単です。
『スマートフロー』をスポンジに付けたらスポンジをクシュクシュして泡だてましょう。コーティング剤という考えではなくカーシャンプーとして使ってください。
水をかけて水が引いていくか確認
洗い終わったので水をかけてシャンプーを流しました。
お!? 効かない!?
『キラサクGP』 (左側) の撥水が弱まり、撥水から疎水系の水の動きになっています
スマートフローを使う前より水滴が大きくなり高さもありません。
けど、水引きが早く水滴は残っています。そして未施工の方は境目が滑らかになりました。しかし、水が引いてく速度は遅いので日向だとシミになる可能性があります。
水滴が残っているので、1度水滴を拭き取ります。
拭き取った後に再び水をかけると『キラサクGP』の撥水が戻っていました。
また、未施工箇所の境目もギザギザしているので『スマートフロー』の被膜は落ちていると思います。
未施工箇所に『スマートミスト』 (同メーカー) を施工してみる
『キラサクGP』 (高撥水系) だと水引き速度が早かったので、『スマートミスト』 (疎水系) を施工して違いがあるのか確かめてみます。
施工後24時間以上経過したので水をかけてみました。左側が『スマートミスト』で、右側が『キラサクGP』になります。水の動きが全く違います。
『スマートミスト』を施工したところを『スマートフロー』で洗ってみる
同じように『スマートフロー』で洗ってみます。
洗い終わったら『スマートフロー』を洗い流します。
親水状態!!!
けど、すぐに水が引いていきます。端の方から水が引いていくのではなく、色々なところから水が引いていきます。
水の引き方は、『スマートミスト』も『キラサクGP』も同じような感じです。
『キラサクGP』の方を見れば分かると思いますが、間違いなく『スマートフロー』の水引き被膜は形成されています。撥水から疎水に変化しました。
そうしたら、普通のカーシャンプーで洗ってみます。
そうすると被膜が落ちて親水状態が作れなくなりました。
ということは、被膜がなくなり元の状態に戻ったと言えるでしょう。
水の動きも『スマートミスト』と『キラサクGP』に戻っています。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は『スマートフロー』を使って色々と実験をしてみました。
結論から言うと今回施工したN-BOXのルーフは真っ平らなので水が引いていく速度が凄く遅かったです。日向で洗うのは避けた方がいいかもしれません。けど、撥水とかの水残りと比べたら水シミなりにくいので、個人的にはアリです。
逆に撥水剤を施工した上から『スマートフロー』で洗うと水引きの速度が上がります。『キラサクGP』みたいな高撥水系のコーティング剤でも撥水から疎水系の動きに変わります。
けど、水引き速度が早く分裂して孤立した水滴が残ってしまいます。
『スマートミスト』みたいな疎水系コーティング剤を施工したところに『スマートフロー』で洗ったら何か変わるのか実験しましたが、『キラサクGP』と変わらず。けど、『スマートフロー』を使った方が水滴の残りは少なかったです。
この『スマートフロー』の考え方なんだけど、カーシャンプーっていうことは忘れずに。だから、艶とかも多分出ていません。
洗車を楽にするためのカーシャンプーです。コーティング剤ではありません。と
雨で実験は出来てませんが、普通のカーシャンプーで洗うと『スマートフロー』の被膜っていうのは落ちて、元のこの撥水剤の効果が出てくるので被膜的な耐久性は、いい意味で弱いです。だから使いやすいなと思いました。
気になった方は購入してみてください。そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!