はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は”CANSONIC (キャンソニック)” の『Z1』というドライブレコーダーを紹介したいと思います。
簡単に『Z1』と言いましたが、実は『Z1W』『Z1WZ』『Z1W-Reverse』の3種類が販売されており、今手元にあるのは『Z1W』と『Z1WZ-Reverse』になります。
何が違うのか?
画質はどうなのか?
夜の映像はどうなのか?
など気になることも沢山あると思うので、実際に取り付けてみてレビューしていこうと思います。
この記事の目次
Cansonic『Z1』シリーズの特徴
『Z1』シリーズの特徴は、ドライブレコーダー本体の左右にレンズが取り付けられており2つの映像を同時に撮影できます。
レンズは無段階に180度回転しするので好きな角度に調整して使用することができます。
『Z1W』『Z1WZ』『Z1WZ-Reverse』の違い
『Z1WZ』と『Z1WZ-Reverse』には、広角レンズとズームレンズが1つずつ搭載されており広角レンズを前方に向けて車両前方を撮影、ズームレンズを後方に向けてリアウインドウ越しの車両を撮影することが可能です。
『Z1W』には、左右に広角レンズが装備されており左右の広角レンズを前方斜めに向けることによりスーパーワイド撮影、左右のレンズを前方と後方に向けることにより車両前方と室内撮影が同時に撮影することが可能です。
ちなみに『Z1WZ』と『Z1WZ-Reverse』の違いは、広角レンズとズームレンズが逆に付いている点です。なので使用状況に応じて購入するものを選ぶといいでしょう。
Cansonic『Z1』シリーズのスペック
レンズ数 | 2 (180 回転式) |
レンズ | 【Wide&Wide】150° Wide angle x 2 【Wide&Zoom】150° Wide angle & 50mm Zoom |
解像度 | 1080 Full HD 対応 |
記録媒体 | Micro SDXC SDHC ~128GB(別売) |
ディスプレイ | 2.0 inch |
出力 | AV |
主要装備 | Gセンサー/WDR/HDR/駐車監視モード/ショックセンサー/手ぶれ補正 |
本体重量 | 105g |
付属品 | 吸盤スタンド/両面貼付スタンド/シガーソケット/USBコード |
オプション | GPSアンテナ(3,800円 税抜)/ DC電源キット(2,500円 税抜) |
このドライブレコーダーの解像度は撮影モードによって変化します。
2つ付いているカメラのうち、片側のみを使用して撮影している場合は720p、両方同時に撮影する場合は合わせて1080pとなります。
映像の品質も変更可能で、Sファインとノーマルから選択することが可能。
映像品質を上げるとデータ量も大きくなるので、自分に合った設定をしておくことが大切です。
また、1本あたりの撮影時間の長さや、明るさやホワイトバランスの設定もできます。モードの中にはエンジンを切っている間でも車両に衝撃があった場合に撮影を自動で始める「Gセンサー駐車モード」などもあります。
また別売りのGPSアンテナを使用すれば、録画中に位置の記録も可能になります。
セット内容
セット内容は「ドライブレコーダー本体」と、固定するための「両面テープ式スタンド」と「吸盤式スタンド」、「シガーソケットアダプター」と「専用USBコード」の5つです。
位置を決めて完全に固定するなら両面テープでの固定が良いと思いますが、吸盤式のスタンドも付属しているので、車両を変えて取り付ける事も簡単にできます。
電源はシガーソケットから撮ることができるので、気軽に使えるのもポイントだと思います。
『Z1W』を取り付けてみた
スタンドを使ってカメラを固定して、シガーソケットからの電源を接続すれば取付完了です。
今回はサイドミラーの横に取り付けました。大きさとしてはちょっと大きめな印象です。
まずはこの状態で本体やカメラの角度を調整します。スタンドが首を振るようになっているので、上下の調整も可能です。そうしたらドライブレコーダーを取り付けて実際に走行映像を見ていきたいと思います。
Z1Wのレンズを両方とも前方に向けて超広角撮影
『Z1 Wide&Wide』のレンズを両方とも前方に向けて周囲が移るようにカメラ位置を調整しました。
細かく調整してみたのですが、レンズのゆがみがあるため完全な一枚の動画になることはありませんが、両側の三角窓までカバーできる広い視界が確保できました。
サイドから来る車も撮影することができるので前方を広く撮影したい方にお勧めです。
『Z1W』のレンズを片方車内側に向けて撮影
『Z1 Wide&Wide』を前方と後方に分けるとこの様な映像になります。
前方に広い視界を確保するのと同時に、車内の様子もしっかりと撮影することができます。
前方のカメラでは、近くの車両のナンバー確認はできますが、後方カメラでのナンバー確認は若干厳しいかといった感じです。
後方に向けたカメラでは2列目以降の窓から見える外の様子も撮影可能でした。
旅行に行った車内の様子の記録にピッタリかもしれません。
『Z1WZ』のズームレンズが後方を走っている車のナンバーを捉える
『Z1 Wide&Zoom Reverse』を前後に分けて撮影したのが上画像です。
前方にワイドレンズ、後方にズームレンズを向けています。後方を撮影しているズームレンズでは、ステップワゴンのナンバーがはっきりと映っています。
(はっきり映りすぎているのでモザイクをかけています。)
この状態でも結構車間距離が開いているのですが、しっかりと撮影できているので、後方車両をしっかりと撮影するならばズームレンズを使用するといいと思います。
こちらは下道での様子を撮影した画像です。
ナンバーは2台後ろくらいまでしっかりと撮影できているうえ、驚いたのが後方車両に乗っている人の顔までしっかりと撮影されていました。
レンズの力でズームされているため、画質も良く周囲の監視という意味合いでは非常に高い効果を発揮してくれると思います。
『Z1WZ』のレンズを両方とも前方に向けて撮影
こちらは『Z1 Wide&Zoom Reverse』の両方のカメラを前方に向けた様子。
ワイド側で遠くに見えるトラックが、ズームレンズの方ではすぐに目の前を走っている様に見え、ナンバーもしっかりと確認することが出来ました。
今まではワイドレンズを使用したドライブレコーダーが主流でしたが、ズームレンズも非常に良いと感じました。
夜間の走行映像も撮影してみた
最後に夜間走行の映像になります。
『Z1 Wide&Wide』のレンズを両方とも前方に向けています。
厳しく言えばナンバープレートの大きい数字が見えても、小さなひらがなだったり地域名までは読み取るのは難しいかもしれないと感じました。
しかし、周囲の車の様子ははっきりと映っており、映像としては綺麗に映っている印象です。事故検証などの際にはしっかりと役立ってくれると思います。
また、ここでは左のレンズを正面に向けて、右のレンズを右に向けたレンズアレンジをしています。そのため並走している車までしっかりと撮影できていました。こういった画角のアレンジが利くのも『Z1』のメリットの一つだと思います。
まとめ
といった感じで以上になります。今回は “キャンソニック” のZ1シリーズを使ってみました。
今回は『Z1 Wide&Wide』と『Z1 Wide&Zoom Reverse』の2種類を試したのですが、どちらにも良さがあると感じました。
広い範囲を撮影し、周りの車の動きを撮影しておきたいという方には、ワイドレンズのカメラを2個搭載した『Z1 Wide&Wide』。
ピンポイントで前後の車両の様子を撮影しておきたい方は、『Z1 Wide&Zoom Reverse』と好みに合わせて商品を選べるので、自分に合ったドライブレコーダーがシリーズ内で見つかると思います。
また、カメラを180°回転させることができるので、撮りたい方向にカメラを向けることで様々な場面に対応できるというのも良いポイントだと思いました。
例えば車の脇でドアを開けるように迫られたような場合でも、カメラを横に向けておくことで犯人の顔をはっきりと撮影することもできます。
駐車場でドアをぶつけられてしまった場合にも、現場を撮影できるかもしれません。普通のドライブレコーダーではできない撮影もできるようになるので、防犯としても幅が広がると思いました。
画質に関しては最高1080pと近年のレコーダーでは最高水準とは言えないものの、近くを走る車両はしっかりと撮影できていますし、ズームレンズは遠くの車両までしっかりと映し出します。
何より回転できるカメラが、それ以上の価値を生んでくれるのではないかと感じさせてくれました。
興味のある方は是非、一度チェックしてみてください。
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