はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
ちょっとした傷だったらコンパウンドで消せるって知っていました?
知っている人も多いと思います。コンパウンドって削って傷を消すんだけど、コンパウンドでも消えない傷っていうのもあります。
例えば地が見えている深い傷などです。そうなるとパテを盛って塗装をしなければ直すことができません。
けど、どの程度の傷ならコンパウンドで消せるの? っていう疑問もあると思います。
なので、今回はコンパウンドで消える傷、消えない傷の判断もある程度できたらいいなと思っています。
動画もあります。通信量に余裕が方は動画をご覧ください。
この記事の目次
サイドミラーの傷を確認 (施工前)
今回消そうと思っている傷がコチラです!
釣りに行った時に葉っぱや木の枝で付いた傷です。
ぱっと見はエグイ傷なんですが、この傷がコンパウンドでどこまで消えるのか? それとも消えないのか? 実際にやってみたいと思います。
傷口に水を当ててコンパウンドで消えるのか確認
まずは、傷口に水をかけて消える見込みがあるのか確認します。
水をかけると傷が目立たなくなります。一番深そうなところは白い傷が薄っすら見えますが、その他の傷は見えなくなりました。
ということは白く残ったところは消えない可能性があるけど、その他の傷は消える見込みがあるという判断をします。
使用するコンパウンド
今回使用するコンパウンドは、99工房 (ソフト99)『液体コンパウンド』です。
粒子の粗い (キズ消し用) 3000番、中間の (仕上げ用) 7500番、粒子の細かい(超鏡面用) 9800番の3つがセットになって売れられています。
粒子の細かいコンパウンドから磨いていく
早速磨いていくんですが、一番初めに使用するコンパウンドは一番粒子の細かい (超鏡面用) 9800番を使用します。
STEP3と記載されているので最後に使うと思ったでしょ? 違うんです! 9800番から磨いて傷が消えないようだったら7500番に落としていきます。
最初にも説明しましたが、コンパウンドを使うっていうのは塗装面を削るということです。
粗いコンパウンドで削れば傷も深くなります。もちろん修復も大変です。
だったら、9800番で磨いて消せるか確認しようよ!っていう話です。粗いコンパウンドは最終手段だと思ってください。
そうしたら、9800番で磨いていきます。
関係ないところはマスキングテープで保護しておいてください。
こんな感じで艶が出てきたら拭き上げます。
かなり目立たなくなったと思わない?
けど、光を当てると一番深い傷が目立ちます。僕はこれで十分なんですが、もっと綺麗になるのか試したいので7500番で磨いていきます。
傷が消えなかったら7500番に変更
9800番で納得いかない場合は、もう少し粗い7500番を使用します。使い方は一緒です。
だいぶ良くなりました。これ以上やる必要はないと思うんですが、3000番がどれぐらいなのか試しに磨いてみたいと思います。
最悪3000番を使用
こちらも使い方は一緒です。
深い傷も目立たなくなりました。
ですが、コンパウンドの傷でオーロラ状になりました。光を外しても曇った感じに見えます。これは一番粗い3000番で磨いた代償です。
これを消すには7500番で磨いて、その後に9800番で仕上げる必要があります。
番手を戻して仕上げていく
3000番まで行くと戻すのが大変です。
7500番、9800番で磨いたらマスキングテープを剥がしてコンパウンドを洗い流して終了になります。
サイドミラーの確認 (施工後)
どうですか?
あんなに沢山あった傷が近くで見ても分からないぐらい綺麗になりました。
これで下地も作れたので好きなコーティング剤を塗れば今後の傷付き防止にもなります。
まとめ
といった感じで以上になります。
「コンパウンドで磨く=コンパウンドで削る」です。これだけは覚えておいてください。
あと光を当てながら作業すればコンパウンドの傷が分かりやすいです。コンパウンドで磨くとオーロラ状になったり、傷だらけになったりすることあります。
少しでも不安要素があれば、業者の方にお願いしてください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!