はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、ウォッシャー液の補充方法と交換方法を紹介したいなと思っております。
使用するウォッシャー液が『超純水ウォッシャー液』です。これも色々効果があるんだけど、作業をしながら説明していきたいなと思います。
交換方法は動画を見た方が分かりやすいと思います。
この記事の目次
ウォッシャー液の補充方法
まずは、簡単な補充方法から紹介します。「最近ウォッシャー液、交換してないな~」っていう人や「ちょっと減ってきたかな~」、「補充したいけど補充方法が分からないな~」っていう人は参考にしてください!
補充方法は知っている人も多いと思いますが、1からやっていきたいと思います。
ボンネットを開ける
まず、ボンネットを開けます。
ボンネットの開け方なんですが、大抵の車は運転席の足元にこういった車のボンネットが開いている絵が書いてあるレバーがあります。このレバーを引っぱると開きます。
分からない場合は車検証と一緒に車の取扱説明書が入っていると思うので、そちらを見れば場所が分かると思います。
で、このレバーを手前に引くとガシャン!って音が鳴ります。
外から見るとこんな感じです。今は閉まっている状態です。
レバーを引っ張るとガシャン!と音が鳴ってボンネットが半開きになります。
半開きになっただけで、この状態でボンネットを持ち上げても開きません。中でフックが引っ掛かっているのでフックを解除する必要があります。
半開きになった隙間から覗くとフックが見えるので上にあげながらボンネットを持ち上げます。
そうするとボンネットが開きます。
車によって違うのですが、この車はダンパーが付いているので上に持ち上げればボンネットは落ちてきません。
突っ張り棒で支えるタイプもあるので注意してください。
ひとまずボンネットが開きました。そうしたらウォッシャー液を入れる場所を探します。
エンジンルームの中にはラジエター液を入れる場所だったり、エンジンを入れる場所だったり、似たようなところが沢山あります。これを間違えてしまうと大惨事です。
なので、このマークを覚えておきましょう。
このマークの蓋を探す
誰が見ても分かるようになっています。フロントガラスにウォッシャー液がピューっと出ているマーク。これがウォッシャー液を入れるところです。
蓋を開けてみると管みたいのが付いています。
これはどこまで入った分かるレベルゲージみたいなものです。付いている車と付いていない車がありますので、付いてないからといって焦る必要はありません。
漏斗(じょうご)やオイルジョッキを使って補充
入れる場所が分かったらあとはウォッシャー液を入れるだけです。
補充するときはオイルジョッキや漏斗などを使って入れるとこぼれるリスクが減ります。
ちなみに僕が使っているのはカーパーツの量販店に売っているオイルジョッキです。だいたい1000円ぐらいかな。これがあると楽に補充することができます。
今は補充方法の説明なので水を入れています。ドバドバ入れると溢れ出すので少しずつ入れていきます。
補充出来たら蓋を閉めて終了
満タンになったら蓋を閉めて補充終了です。難しいことはないと思います。入れるところを間違えなければ誰でもできる作業です。
あとはボンネットを閉めて終わりです。
水を入れた時のメリットとデメリット
今は補充方法を紹介するために水を入れたんだけど、水を入れた時のメリット・デメリットもちろんあります。
【メリット】
安い、お金がかからない。
【デメリット】
冬に寒冷地(寒い所)に行く人や、寒い所に住んでいる人は水が凍結してウォッシャーが出なったり、出した時にウォッシャー液(水)が凍って前が見えなくなったりすることがあります。それと水にはすごい不純物が含まれているのでガラスに頑固な水垢ができてしまいます。
メリットもあるんだけど、デメリットの方が多いので『超純水ウォッシャー液』に交換したいと思います。
上からウォッシャー液を抜いて交換する方法(サイフォンの原理)
ウォッシャー液の交換方法なんだけど、元々撥水効果のあるウォッシャー液だったり、油膜取り効果のあるウォッシャー液だったり、色んなあるんだけど混ぜちゃうとダマになる可能性があるので違う種類のウォッシャー液を使う場合は一度抜いてから入れるのがベストだと思います。
とういうことで先ほど入れた水を全て抜きます。
抜き方なんだけど色々あって、僕が知っている方法だと
・ウォッシャーを出し続けてウォッシャー液を抜く方法
・ウォッシャータンクのホースを抜いてウォッシャー液を抜く方法
・上からホースを入れてサイフォンの原理でウォッシャー液を抜く方法
があります。
で、今回は上からホースを入れて「サイフォンの原理」で抜いていきます。サイフォンの原理でウォッシャー液を抜くときはホースが必要になるのでホームセンター購入してください。
※サイフォンの原理とは(読み飛ばしても大丈夫です)
水を高い位置から低い位置にホースを使って流す際、ホース内が水で満たされていればホースが途中、出発地点(タンク等)より高い位置を通ってもポンプを使うことなく流れ続ける現象のことです。
(もっと簡単に説明すると、ホースを使って水を流すときホースの中が水でいっぱいであれば普段では流れないような状態でも流れるようになる、という原理です)
僕は直径10mmのホースを約2m購入しました。たしか1500円ぐらいだったと思います。
ホースに水を満タン入れる
ホースが用意できたらホースに水を入れていきます。その前にウォッシャー液を入れる蓋をあけておいてください。水は満タンにしてください。少ないと失敗する可能性があります。
ホースに水を入れたらホースの両端を塞ぎます。
ホースをウォッシャータンクの底まで入れる
で、片方をウォッシャータンクの中に入れていきます。
この時に反対側は押さえたままにしてください。理想はタンクの底までホースを入れることです。コツは途中でクネクネ曲がっているのでホースを回しながら入れていく奥まで入りやすいです。
ウォッシャータンクより低い位置で指を離す
これ以上はいらない! ここが底だ! っていうところまで入れたら反対側のホースを地面に置いて指を離せばタンクに入っているウォッシャー液が出てきます。
水が出なくなるまで待つ
あとは水が出なくなるまで待つだけです。確実にウォッシャー液を出し続けるより早く抜けます。ホースと水があれば簡単にできるので挑戦してみてください。
完全に出なくなりました。ホースがどこまで入ったかで抜ける量が変わるので最後はウォッシャー液を出して抜きます。
そうしたら一旦、ボンネットを閉めてウォッシャー液を出してどれぐらい抜けたかも確認していきます。
んっ!? もうない!? 早っ!!
っていうことは、ホースでほぼ全部抜けたっていうことだ! 素晴らしい!
先ほども言いましたが、ホースをどれだけ奥に入れられるかで抜ける量が変わってきます。
全然抜けてなくて結局ウォッシャー液を出して抜くのは面倒なので入れられるだけ奥に入れた方がいいです。
超純水ウォッシャー液を補充して終了
タンク内の水が全て抜けたので『超純水ウォッシャー液』を入れていきたいと思います。
漏斗などがある場合は移し替えてから入れると楽だと思います。ない場合は、口の部分を押さえて口上に向けながら口を近づけてから解放してあげます。
ちなみに、ウォッシャー液の色は透明です。
全て入ったら蓋を閉めてボンネットを閉めて終了です。
超純水ウォッシャー液の特徴
今回補充した『超純水ウォッシャー液』の特徴は、ウォッシャー液を使った時に飛び散った液剤がウロコや水垢になりにくいっていうところです。
超純水ウォッシャー液に入っている成分は「メタノール」「純水」「界面活性剤」です。
商品名にある「純水」これは不純物が極めて少ない水のことです。その他の成分「メタノール」には凍結防止効果があり、「界面活性剤」には汚れを落す効果があります。
ちなみに、上の画像は水を入れて抜くときに飛び散った水が固着したものになります。水には不純物が多く含まれているので乾いた時に白くなって固着してしまいます。これを落とすのが大変なんです。
じゃあ逆に「超純水ウォッシャー液だとどうなるの?」という疑問が湧いてきたので実際に見てみたいと思います。
とりあえず、ウォッシャー液を出して日向で放置しておきます。
乾きました! どうですか?
シミみたいになっているんだけど、水と違って透明感のあるシミです。
見た目は明らかに違います。水シミの場合はタオルで拭いても落ちなかったのですが、『超純水ウォッシャー液』はどうなんだろう? 拭いてみたいと思います。
え!? 思っていた以上に凄い!! 跡形もなく拭き上げることができました!
まとめ
といった感じで以上になります。
ウォッシャー液の補充、交換作業で気を付けたいのが入れるところを間違えないこと『フロントガラスに噴水が出ているようなマーク』のところに必ず入れてください。しつこいようだけどエンジンオイルのところに入れたら車が壊れるから絶対に間違えないでください。
それと今回使ったホルツの『超純水ウォッシャー液』これは撥水コーティング剤を施工してある人に凄いオススメだと思いました。
その理由は、撥水効果のあるウォッシャー液を使うとコーティング剤の上にウォッシャーの撥水効果が上書きされるので、せっかく施工した撥水コーティング剤の効果がなくなってしまうからです。
その点、『超純水ウォッシャー液』は撥水効果はない、かつ、メンテナンスをするときに大変な水垢や油膜が付きにくい!水垢や油膜がビッシリ付いていると落とすのがすごく大変なので、個人的には凄いオススメです!
なので、気になった方は購入してみてください! そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!