はい、こんにちは! しのピー(@shinopp_yu)です。
今回紹介する洗車用品は、プロスタッフの『キイロビンゴールド』です。
この商品はガラスについた油膜を解消する『キイロビン』のハイグレードバージョンとして登場した商品で、従来の『キイロビン』と違うところは、約2倍のスピードで油膜や被膜を除去できるように改良されています。
この記事の目次
水垢、油膜、ウロコって何?
まず初めに、水垢、ウロコ、油膜って何? というところから説明したいと思います。
水垢は、水の中に含まれている成分が固形化したものです。
この固形化したものを「ウロコ」とも呼んでいます。油膜は、排気ガス、アスファルト、カーワックスなどの油分がガラスに付着したものです。
両方共、普通に洗車しただけでは落とすことができない厄介な汚れで、フロントガラスに付着すると視界不良で事故に繋がることもあるので、きちんと除去する必要があります。
また、ウロコが付いている状態でガラスコーティングをしても効果は半減です。
ガラコなどのガラスコーティング剤を使用する際は「水垢」「油膜」などの汚れを除去してから使用してください。
『キイロビン』と『キイロビンゴールド』の違いについて
『キイロビンゴールド』を使用する前に『キイロビン』と『キイロビンゴールド』の違いについて
この『キイロビン』は、30年以上前から販売されている油膜取りに特化した商品で、酸化セリウムという成分で油膜を落としてくれます。
今回使用する『キイロビンゴールド』は、『キイロビン』の改良版で “酸化セリウム” と “ガラス系ナノパウダー” が入っています。
このガラス系ナノパウダーが、油膜に馴染みやすくなっているみたいで、従来品 (『キイロビン』) の約2倍の速さで油膜を除去することができます。
それでは早速、『キイロビンゴールド』を使って油膜を落としていきたいと思います。
『キイロビンゴールド』の使用方法!
その前に、洗車用品全般に言えることなんですが、使用方法は必ず読んでおきましょう。
1. 傷の原因になるので、ガラス面についている砂やホコリ、泥汚れ等を水できれいに洗い流すか、濡れタオル等できれいに拭き取ってください。
2. スポンジに少し水を含ませ、黄色い面に本液を径2cm程度付け、ガラス面に押し当てて約15cm四方で上下・左右に往復させて下さい。※ 液が弾かなくなるまでこすって下さい。
3. 白く残った液を水でしっかり洗い流し、きれいな濡れタオル等で拭き取って下さい。※乾燥後白い粉が残る場合は、再度きれいな濡れタオル等で拭き取って下さい。
注意:キャップ口部の詰まりにより液が出ない場合は、クリップの先端や針金などを使用して、液が出るように詰まりを解消して下さい。詰まった状態で無理にボトルを押して液を出そうとすると、液が飛散して顔や皮膚、あるいは衣服などに付着することがあります。
使用方法を理解したところで、実際に使ってみたいと思います!
『キイロビンゴールド』を使って油膜を落とす!落とす!落とす!
まずは、洗車をしてガラス面に付着している汚れを落とします。
汚れが残った状態でガラスを擦ると傷になってしまうので必ず洗車もしくは水などで砂やホコリなどを洗い流してください。
こちらは特に使用方法に記載されているものではないのですが、『キイロビンゴールド』はガラスに使用するものなので、ガラス以外で『キイロビンゴールド』が付着する可能性がある場所はマスキングテープを使って保護しておきましょう。
準備ができたら、付属されているスポンジに水を含ませて硬く絞ります。
そして、硬く絞ったスポンジに『キイロビンゴールド』を2cm程度付けて上下左右に往復させていきます。
最初は、このように水が弾きます。
これが弾かなくなるまで繰り返していきます。
油膜を落としたガラスはこんな感じ!
こちらが施工後のフロントガラスです。
右側が施工後、左側が施工前になります。先程まで弾いていたのが、このように弾かなくなります。作業的には難しいことは一切ありません。
このようになるまでスポンジを上下左右に往復させるだけです。
弾かなくなったら、白く残った液がなくなるまで洗い流します。
直接触ってみると油膜を除去したガラスは均等に水が張っている感じでツルツルしています。
それに対して油膜や水垢が残っているガラスは汚れが残っているのでザラザラしています。
マスキングテープを剥がしてみました。
一目瞭然だと思います。
『キイロビンゴールド』で油膜や水垢を落とした右側のガラスには汚れが付いていないので水が弾いたりすることがありません。
この状態まで磨いたら作業終了になります。
何故、ガラスの油膜を除去するのか?
大げさな話をすると、左側が砂 (汚れ) の上に貼ったマスキングテープ (ガラスコーティング剤) です。
右側が汚れを除去した状態です。この上から水をかけたらマスキングテープ (ガラスコーティング剤) はどうなりますか?
そう! すぐに剥がれてしまいます!
ガラスコーティングも汚れているガラスの上に施工するのと、綺麗に油膜等を落としたガラスでは耐久性が変わってきます。
また、
次回紹介させていただきますが「汚れが残っているガラス」と「油膜や水垢を除去したガラス」両方にガラスコーティングを施工した時に比較してみると水玉の残る量が圧倒的に違うということも分かりました。
そのような理由もありガラスコーティングを施工する前に油膜や水垢を落としました。
ガラスの油膜を落としたら、次はもちろんガラスコーティング剤の施工です! ガラスコーティング剤も色々な種類があるので使い方だったり撥水効果の違いだったりを比較していきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!