はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
以前『キラサクGPコーティングを重ね塗りしたらどうなるのか』という検証を行った際に、1回施工と5回施工で耐久性が違うという結果になりました。
耐久性が増しているということは、コーティングの膜が厚くなっているのではないか…ということで今回は膜厚計を使って、簡易コーティングの厚みを計測。重ねて施工することによって膜の厚さは変化するのかを検証していきます。
正直、重ねてコーティングすることによってどのような変化があるのか、僕はわかっていません。
コーティングが層になり増していくのか、コーティングの粒子の密度が高まって耐久性が増していくのか。
今回は、実験的に『キラサクGPコーティング』を施工して数値を測定していきます。僕個人的には硬化するタイプのガラスコーティングで膜厚が増すようなら、手で濡れるクリアのような感じになりそうで気になっているのですが、それはおいおいということで。
早速検証してみましょう!
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
今回の検証方法について
今回使用するのはこちらのボンネットです。
現状ではすべてのコーティングが落とされているので、水を弾かない親水状態になっています。特にこのボンネットは先日バフ掛けを行ったため、コーティングが無いどころか膜厚も薄くなっていそうな気がします。
今回の検証ではボンネットにマスキングテープを貼って、マスキングテープ脇の膜厚を一定間隔ごとに測定していきます。
なぜそんなにたくさんの場所で計測するのかというと、測定面によって膜厚が大きく変化するためです。そのため、毎回同じ個所の膜厚を計測できるようにこのような方法を取りました。
ここに『キラサクGPコーティング』を重ねて施工し、定着を待ったのちに一番右側のマスキングテープの脇部分を毎回計測。
その結果をマスキングテープに都度書き込んで推移を見ていきます。
未施工時の膜厚を測定して、コーティングを施工していく
マスキングテープ側面の膜厚を膜厚計で測定し、脇にマーカーで数値を記載しました。測量点は計34か所。
やはり膜厚には大きくバラつきがありました。こちらのボディに『キラサクGPコーティング』を施工していきます。
計測が済んだ面に『キラサクGPコーティング』を施工します。
『キラサクGPコーティング』を吹きかけて、全体にまんべんなく塗り広げます。最後にクロスの乾いた面でしっかりと拭き上げて完了です。
これだけで強撥水のコーティングが完成します。
以前の検証から施工後時間を置いた方が効果が高いことが分かっているので、翌日以降に1層目施工後の膜厚を測ることにします。
コーティングを塗り重ねて、膜厚を計測して、また重ねて
最初の計測から数日、砂ホコリで膜厚が狂わないように毎回洗車後に数値を計測するようにしてきました。
測定後には、再度『キラサクGPコーティング』を施工。
これを繰り返して今日は4日目。最後のコーティングを施工します。ここまで計測と施工を繰り返してきて分かったのは、今回のように細かく場所を分けて測定しても、誤差が大きいこと。
場所による違いからなのか、数値が下がってしまうこともありました。しかし全体的な印象では『横ばい』といった感じでしょうか。
コーティング4回施工、膜厚は?
合計4回の『キラサクGPコーティング』の施工が終了したので、ボディをしっかりと洗車して最後の計測を行います。
上の画像のボンネットはかなり汚れているように見えますが、マスキングテープの右側と左側で汚れ方が大きく違うのが分かると思います。
右側は『キラサクGPコーティング』を施工している面、左側は未施工の面です。左側に関しては、水滴が長時間ボディ上に滞在するため、シミや汚れが付きやすくなってしまうんですね。洗車したらコーティングも行う。これをやるだけで綺麗なボディの持続期間に大きな違いがありますよ?
右から、『未施工』『1回施工』『2回施工』『3回施工』『4回施工』の状態の膜厚です。全体的に膜厚は100~110の間に大体収まっています。
数値が大きくなった箇所もありますが、数値が減るときもあったので誤差の範囲だと思います。僕の使用している膜厚計ではうまく計測できていないのかもしれませんが、大きな変化はありませんでした。
まとめ
っといった感じで、膜厚計を使って『簡易コーティング剤の重ね掛けで膜の厚みが変化するのか』を検証してみました。
結果、4回重ね塗りをしたのですが、数値的なところでは誤差の範囲かな……と。変わらなかったと言っていいでしょう。『キラサクGP』がそこまで膜を厚くできなかったのか、コーティング剤の原理上、膜厚計では測れないものなのか。それらを含めてよくわかりませんでした。
しかし、しっかりと撥水していたので、コーティングは健在です。
どちらにしても膜厚計でコーティングの厚みを測ることは難しそうです。でも、他に違いの出るコーティング剤があるかもしれません。
簡易コーティングではなく、硬化するガラス系コーティング、ガラスコーティングなどであれば数値がはっきり出るかもしれません。
何か良い方法をご存じの方がいらっしゃったら教えてください。情報協力お待ちしています!
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