はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はリンレイの「Gガード」と「GガードNEO」を使い比べてみます。僕自身 Gガードという名前は聞いたことがあり、「Gガードいいですよ!」というコメントもちょこちょこ頂いていました。先日、思い立って買いに行ってみたら、店の棚には今回の2商品が並んでいたわけです。並んでいると検証したくなってしまって……。
パッケージによると、GガードとGガードNEOの違いは耐久性です。普通のGガードが12か月、NEOの方は18か月耐久と記載されています。金額はGガードの方が少し安く設定されていました。今回は両方購入しましたが、僕の場合一つしか買わないのであればNEOの方を買います。理由はNEOの方が新しくて凄そうだから。ただ、パッケージを見る限りNEOの方では艶に関する表記があまりないのに、普通のGガードの方には『超艶』という記載があります。こういう部分で何を買っていいのかわからなくなるんですよね…。
というわけで、今回は2つの商品の艶・撥水、そして今後数回に分けて耐久性を比較していきたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
ルーフに両方のコーティングを施工してみた
今回は長期の検証になるので、ルーフに施工をしていきたいと思います。中央部分にマスキングテープを引きました。運転席側(画像左側)にGガード、助手席側(画像右側)にGガードNEOを施工します。
まず、ルーフの状態を確認しておきます。画像はルーフに水をかけた状態、コーティングを落としてあるので、水をはじかない親水状態になっていることが分かります。こちらのルーフを乾かした後に施工していきます。
Gガードの施工
まずはGガードから施工します。この商品は拭き取り不要と記載されています。要は液剤を塗り込むだけでよいということです。セット内容はGガードのスプレーとクロス。使い方は、ボトルをよく振ったのちに50㎠に8~10回スプレーし、クロスを使って塗り込みを行います。
施工は塗り込むだけですが、実際にやってみるとクロスの摩擦が強いのか、非常に重く感じます。ムラなどはできなかったのですが、クロスを動かすのに力が要る。ワックスとは違った重さで、素早く拭き上げていける感覚ではありませんでした。匂いはダウニーのような香りでした。
GガードNEOの施工
助手席側にはGガードNEOを施工していきます。こちらは耐久1年半のコーティングです。施工方法は先ほどとほとんど変わりませんが、50㎠に10~12回スプレーと2回ほど増えています。セット内容も大体同じですが、こちらはスプレーノズルが外された状態で梱包されていました。ボトルを良く振ったら、ノズルをセットして施工していきます。
匂いはGガード同様にダウニーのような香り。施工方法もほとんど一緒ですが、大きく違うのはクロスの引っかかり具合。先ほどのような重さが全然ありません。ムラにもならずにサラサラと拭き上げていくことができます。施工のしやすさでは、圧倒的にNEOの方が上で下。引っかかりが無いだけで、だいぶ楽になります。一点気になったのはコスパ。プッシュ量が多いので、NEOの方が施工できる面積が少なそうです。
施工を終えたルーフがこちら。マスキングテープを剥がしてみないとわかりませんが「すごく艶が出た!」という感じはしませんでした。どちらも拭き上げ不要というだけあり、ムラにならないのは非常に楽でした。キラサクGPなどのコーティング剤でも拭いている直後にムラになることがあります。そういった部分で気を使わなくていいのは楽でした。ルーフはこのまま1日放置して、コーティングを定着させてから撥水効果を確認しようとおみます。
翌日コーティングの効果を比べてみた。
施工から1日が経過しました。マスキングテープを剥がして、撥水性能を確認したいと思います。画像の左側がGガード、右側がGガードNEOになります。艶に関しては、未施工部分とはそれぞれ違いが出ているものの、ツヤツヤになったという印象はありません。
撥水効果の違いについて
こちらがGガードを施工している部分。水の膜を張らないのでしっかりと撥水していますが、水の塊はやや大きく水滴はいびつな形でルーフ表面にとどまります。近くで水をかけてみると、一瞬親水状態のように膜を張ってから分裂して流れていきます。
こちらはGガードNEOを施工している部分です。普通のGガードを施工した部分に比べて一つひとつの水滴が小さく、水滴も綺麗な円形になっているのが分かります。これはNEOを施工した部分の方が撥水力が高く、水を弾いていることになります。こちらは近くで水をかけても水がまとまることなく弾かれます。
引いた画像で確認してみるとこのような感じです。右側がGガード、左側がGガードNEOになります。普通のGガードの方は、ある程度まとまって大きくなった水が流れていくのですが、GガードNEOの方は、水滴が大きくならずに流れていくかとどまる形になります。撥水力は商品ごとに大きく違い、NEOの方が優れていることが分かりました。
艶感の違いについて
パッケージから受ける印象としては、普通のGガードは艶感を押し出しており、NEOの方には書かれていなかったことから、Gガードの方が艶が出るものかと思っていました。しかし、水を乾かしたあとのルーフを見比べても、大きな違いは見て取ることができません。撥水効果はどちらも確認できているので、しっかりとコーティングは施されているはずです。艶目当てで施工すると、期待するほどの効果は望めないかもしれません。
まとめ
今回はリンレイのボディ用コーティング剤、GガードとGガードNEOを施工して比較してみました。使ってみた印象、艶に関してはどちらも正直よくわかりませんでした。もっとよく観察したり、天候によっては目立つのかもしれませんが、僕が確認したところでは大きな変化はなかったと感じました。施工性と撥水力に関してはNEOの方が圧倒的に良いと感じました。普通のGガードを施工した時に気になった、クロスの引っかかり感がNEOにはなく、ササッと施工を終えることができます。ムラに関してはどちらも目立つものはなく、気兼ねなく施工することができました。撥水性能に関しても、NEOの方が強い。これは一見で簡単にわかるくらいの違いが出ていました。ここまでの違いを見てみると、NEOだけで良いのではないかとも思いますが、今回の検証では耐久性の確認ができていません。耐久性に関しては、今後時間を置いて確認していきたいと思います。続報をお楽しみに!
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