はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は少し前に公開した動画【ボディにガラス用の撥水剤を使ったらどうなるのか?】のコメント欄に「ウォッシャー液でボディにシミができたことがある! それが原因だったのか!」というコメントが多数入っていたので、ボディにウォッシャーを垂らして放置したどうなるのかを検証してみようと思います。
もしかしたら、撥水ウォッシャー液はボディに良くない可能性があるので、有名どころのウォッシャー液を3つ用意しました。
前回の動画でボディにシミができたのはガラス用の撥水剤に含まれている “酸” が原因だと思っています。
しかし、今回使用する撥水ウォッシャー液の成分には “酸” が含まれていません。入っているのが “シリコーン” と “メタノール” です。あと “界面活性剤” が入っているやつもあります。
一応、各商品の成分表を記載しておきます。
【レインX 雨弾きウォッシャー2000】
・シリコーン
・界面活性剤
・メタノール
【クリンビュー 撥水ウォッシャー2500】
・メタノール
・シリコーン
【ガラコ 撥水型ウィンドウォッシャー液 (純水使用) 】
・シリコーン
・メタノール
・精製水
・純水
シミになったらこの成分が原因ではないのか? というのを特定できたらいいなと思っています。
今のところは “酸” が原因だと思っていて、今回使用する撥水ウォッシャー液には入っていないので、前回のようなシミにはならないと思っています。あくまでも仮説です。
結局は検証してみないと分からないので、今から検証していこうと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
いつも通り17マジェのボンネットを実験台に・・・
前回も使用した17マジェのボンネットを使って検証していこうと思います。このボンネットの仕様ですが、左下半分は『6H』というガラスコーティングが施工されていて右半分は未施工状態です。
少し複雑なんですが、このようにマスキングテープを貼りました。使うのは右半分の未施工箇所と左下の『6H』を施工したところです。
撥水ウォッシャー液をボンネットに垂らしてみる
まず、右側のコーティング剤を施工していないところに奥から順番に撥水ウォッシャー液を垂らしていきます。
※奥から『クリンビュー』、『レインX』、『ガラコ』の順
1つ左の列は撥水ウォッシャー液を垂らしてクロスで拭いてみます。
※奥から『クリンビュー』、『レインX』、『ガラコ』の順
ガラスコーティングを施工したところに撥水ウォッシャー液を垂らしてみる
ガラスコーティング『6H』を施工したところにも撥水ウォッシャー液を垂らしていきます。少し大げさにやっています。ご了承ください。
※奥から『クリンビュー』、『レインX』、『ガラコ』の順
少し乾いたので様子を見てみる
少し乾いたの状態を見てみたらシミが・・・
まず、『クリンビュー』です。撥水ウォッシャー液が垂れた跡があります。
『レインX』の方もクリンビュー同様、垂れた跡があります。
『ガラコ』に関しては、少し虹色っぽくなっています。
これがどのように影響するのか。1日放置して再度見てみようと思います。
ちなみに、ガラスコーティングを施工したところはポタポタ垂らしたので、まだ乾いていません。
クロスで拭いたところに関しては、特に変化なし。
1日経過後、シミは酷くなったのか?
少し雨が降ったみたいです。24時間経過したのでシミの具合を見てみます。
コーティング剤を施工してない箇所から見ていきます。
これが『クリンビュー』の撥水ウォッシャー液を垂らしたところです。
昨日より目立たなくなったのですが、角度を変えて見ると中央付近に薄っすらシミがあります。分かりづらいけど、シミは残っています。
『レインX』も同じです。
カメラだと映りにくいので申し訳ないのですが、シミは薄っすら残っています。そこまで濃いシミではないんですが、薄っすら残っています。
唯一、純水を使用している『ガラコ』の撥水ウォッシャー液は、『クリンビュー』と『レインX』のようなシミはないです。
中央付近にイオンデポジットみたいのがありますが、色が変わるようなシミではないです。
真ん中の撥水ウォッシャー液をクロスで伸ばしたところは特に変化なしです。
ガラスコーティングを施工したところはシミが濃くなってる・・・
続いてガラスコーティングが施工してあるところを見てみます。
この距離でもシミが分かるかも・・・
まずは、『クリンビュー』からです。
ガラスコーティングが影響しているのか、それともポタポタ垂らしたのが影響しているのか分かりませんが、コーティング剤を施工していないところよりハッキリとしたシミが付いています。
『レインX』の方も同じようなシミが付いています。これは目立つね。
純水を使用しているからなのか『ガラコ』の方はシミがありません。
1回洗ってから再度シミを見てみる
1回洗ったらシミも薄くなるかもしれないので、1回洗ってみます。
なるほど・・・
なるほど、洗ってもシミは落ちません。
シミの濃さも一緒でした。何故か『ガラコ』だけシミにならない。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は撥水ウォッシャー液を使ってボディに付着したらシミになるのかどうかという検証を行ってみました。
検証結果でいうと『ガラコ』の純水撥水型ウォッシャー液が1番シミになりにくかったかなと思います。
その他の2つ『レインX』と『クリンビュー』の撥水ウォッシャー液が付着したところはシミになってしまいました。
それでよく分からないのがガラスコーティング (『6H』) を施工したところが1番はっきりとしたシミができていました。
何にも施工していないボディはどちらかというとシミが分かりづらい感じで、色んな角度から見てやっと分かるぐらいです。撥水ウォッシャー液の垂らし方にも問題があると思うんだけど、とりあえず『ガラコ』の純水を使った撥水ウォッシャー液だけ目立ったシミはなかったです。
若干イオンデポジットみたいのはあったんだけどボディの色が変わるようなシミはなかったです。
これが検証結果です。
使用環境でも違うと思うので何とも言えないところだと思うし、あとウォッシャー液を薄めることもできるので、もう少し目立たなくすることはできると思います。
あと、『ガラコ』撥水ウォッシャー液でも純水を使っていないやつもあると思います。今回使ったのは純水が使われている撥水ウォッシャー液です。
間違えないように注意して下さい。
そいじゃ、また!
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