トヨタ自動車株式会社が、1968年の発売開始以来、約180の国および地域で販売し、累計世界販売台数は約1,730万台と、世界各国で愛用されている「ハイラックス」を13年ぶりに日本市場へ導入すると発表した。

エンジンは、2.4L 直列4気筒ディーゼルエンジン「2GD-FTV」を搭載し、走行燃費11.8km/Lを達成。また、車だけでなく歩行者も認識する「プリクラッシュセーフティシステム（歩行者検知機能付衝突回避支援型）」や、車線逸脱の回避を支援する「レーンディパーチャーアラート」を搭載するなどの安全面も配慮している。

内装色はブラックで統一されており、ダイヤル操作で駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムが装備されている。そのため、市街地や高速道路では燃費性能を重視して2輪駆動を使用し、悪路は4輪駆動に切り替えることで、快適性と走破性を両立させた。

開発責任者である前田昌彦チーフエンジニアは、「日本国内では2004年に販売を終了しましたが、主に作業で使用する保有者が現在もなお約9,000名いらして、復活して欲しいという声を多くいただきました。まず、このようなお客様にしっかりとお届けしたい」と語っている。

価格：3,267,000円 ～ 3,742,200円