2016年5月に、アメリカのフロリダ州でテスラモーターズの自動車が自動運転機能(オートパイロットモード)を使用している際に死亡事故が発生しました。
テスラモーターズ、自動運転中に初めての死亡事故!運転手は常に警戒が求められる!この記事を読む
この事故を受けて国土交通省は、日本自動車工業会に対し、テスラモーターズの自動運転機能(オートパイロット)は「運転支援技術」であり完全な自動運転ではないことを販売する際にユーザーへ説明するように周知した。
完全な自動運転ではない?
完全な自動運転ではないというのは、「運転手は自動運転を過信せず責任をもって安全運転をしろ!」ということだ。
実際にテスラの自動運転は「レベル2」で運転手は常に運転状況を監視操作する必要がある。アメリカの事故では、自動運転モードにしてDVDを見ていた可能性があるという。自動運転モード中に注意を怠るのは非常に危険なことで事故を起こした際には原則運転手が責任を負うことになるので運転手は自動運転を過信してはならない。
完全な自動運転とは?
現時点で完全な自動運転機能を搭載した市販車は存在しない。
完全自動運転と呼べるのは「レベル4」からになる。現状、販売されているのは「レベル2」までで「レベル3」以上の自動運転車は販売されていない。日本でも2020年までに「レベル3」の自動運転機能を搭載した車の実現化を目標としている為、完全な自動運転が世の中に普及されるのは、まだまだ先のようだ。
さいごに
自動運転機能は「事故を起こさない」、「放っといても大丈夫」と思っている人も多いということですね。
あくまでも運転の補助だと思っていただいて大丈夫です!