はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
私が今いる場所は「東京ビッグサイト(有明)」です。何故ここにいるのかというと “ABB FIA Formula E 世界選手権” の第5戦 東京E-Prix がここ有明で開催さるということで『カストロール』さんのご招待で取材させていただくことになりました。
この記事の目次
フォーミュラEとは?
フォーミュラEは、電気自動車(EV)によるレースシリーズです。このシリーズは、国際自動車連盟(FIA)によって認可されており、世界中の都市を舞台に開催されます。参加する車両は全て電気で動作し、レースは通常、市街地コースで行われます。フォーミュラEは、持続可能なモータースポーツの一形態として注目を集めており、技術革新や環境意識を促進する役割を果たしています。
ジャガーチームのピットに突入
こちらはジャガーブースです。
カストロールさんはジャガーチームのスポンサーとして、フォーミュラEという電気自動車レースに参加しています。一般的にカストロールといえばエンジンオイルを連想する方も多いかと思いますが、フォーミュラEでは電気モーターが使用されており、エンジンは存在しません。そこで、カストロールはエンジンオイルではなくトランスミッションフルードの製品提供を行っています。
カストロールは今年で創業125周年を迎える老舗メーカーなんですが、こんなにも長く続けるには未来のことを考え、モータースポーツ界での最新トレンドでもあるフォーミュラEを支えています。
洗車業界も環境問題に真剣に取り組む必要があります。
しのピー:これ欲しいな!
ガレージツアーではピット内の設備について説明していただきました。
フォーミュラEは、全車両「車体」「バッテリー」「タイヤ」すべて共通のものが使用されています。しかし「駆動モーター」「インバーター」「ソフトウェア」は各参加メーカーが開発していてシーズン中にモーターを乗せ換えることができないのでソフトウェアの更新がとても重要になってきます。
練習走行から帰ってきた時に、このコードを車両に取り付けることで全てのデータを吸い上げることができるみたいです。
ジャガーチームの会見
ジャガーチームの会見の様子です。左側の男性がチームディレクターの “ジェームス・バークレー” 、 そして右側の男性2名がジャガーチームのレーシングドライバー “ミッチ・エヴァンス” と “ニック・キャシディ” です。
キャシディ選手に質問してみた
しのピー:普段洗車をしないと言っていましたが、何故洗車をしないんですか?
キャシディ選手:お金を支払って洗車をしてもらうからだよ!
しのピー:そうなんですね! ありがとうございます!(そりゃ、そうですよね。)
キャシディ選手:ありがとうございます!
大会当日
2024年3月30日 (土) 歴史的な日です。ここ有明でフォーミュラEが行われるので可能な限りレースの楽しさを伝えていきたいと思います。
東京ビッグサイト内も楽しめる!
実際にレースを見る前に東京ビッグサイト内でも様々なイベントが行われていました。
一部有料コンテンツもありますが、入場料は無料。
ライブステージやフォーミュラE 東京大会のパブリックビューイング
フォーミュラE 東京大会のコースをシミュレーションできたり
僕は反射神経のゲームをして遊びました。
実際にレースで使用されている車両も目の前で見ることができるので、レース以外でも楽しめるイベントでした。
るんちゃん:整備士ちゃんねるのるんです。(@整備士ちゃんねる)
しのピー:るんちゃんでーす。チャンネル登録お願いしますwww
るんちゃん:お願いしますwwww
るんちゃんからサインをもらいました! 応募方法等は動画の概要欄に記載しておきます!
練習走行、予選開始
1日の流れとしては、練習走行→予選→決勝という流れになっています。これまた予選が面白いんです。予選について簡単に説明すると “FIA Formula E 世界選手権” シーズン10では11チームが参加しています。
各チーム2台のマシンと2人のドライバーで選手権を戦っています。
まず、グループステージというのがあり、チャンピオンシップのランキングに基づいて11人のドライバーで構成される2つのグループに分かれてラップタイムを競い合います。
それぞれのグループから上位4名がデュエルステージに進みます。
デュエルステージでは2人のドライバーが直接対決を行います。
このデュエルステージはトーナメント方式になっていて、優勝ドライバーはポールポジションを獲得し、準優勝ドライバーは2番手に並びます。
グループステージでは最大出力350kWのモーターが300kWに制限されています。デュエルステージでは、その制限が解除され350kWの全力でタイムアタックを行ないます。
デュエルステージでは同時にスタートするのではなく、時間差でスタートし途中のラップタイムでどれぐらい差があるのか見ながらレースを楽しみます。
スクリーンの左側にはラップタイムの差が表示されており、最後の最後まで勝敗が分かりません。ゲーム性のあるレースでとても面白いです。
ジャガーチームのキャシディ選手は予選グループAでデュエルステージに進めるタイムを叩き出しましたが、技術規定違反が発覚しベストタイム抹消。繰り上げで同チームのエヴァンス選手がデュエルステージに進むも準々決勝で敗退してしまいました。
デュエルステージの決勝戦は “日産 vs マセラティ” 日本開催ということもあり最後まで分からない熱い戦いが繰り広げられました。
最後の最後にマセラティのギュンター選手を日産のローランド選手がフィニッシュラインで逆転し、ポールポジションを獲得しました。
カストロールについて
カストロールさんは、今後再生基油やカーボンニュートラル製品を検討しているみたいで2050年までにネットゼロを目指してるみたいです。
恥ずかしながらネットゼロについて何も知りませんでした。今日の為にカーボンニュートラルとかも色々調べてきたんですが、要は「ネットゼロ」も「カーボンニュートラル」も同じことみたいです。
企業や国が自らの炭素排出量を削減し、残った排出量を補うことで、最終的には炭素排出量の合計がゼロになる状態を指します。具体的には、再生可能エネルギーの利用促進や森林保護プロジェクトの支援などを通じて、炭素排出量を減少させ、残った排出量を吸収する取り組みが行われます。これにより、気候変動の影響を緩和し、持続可能な未来を目指すことができます。
これは環境問題の話になるので、地球に住ませていただいている身としては、しっかり考えていかないといけない問題だと思いました。
東京E-Prix(決勝戦)が始まる
ついに、”ABB FIA Formula E 世界選手権” 第5戦 東京E-Prix が始まります。
記念すべき日ということで、小池都知事や岸田総理も会場に来ておりました。
決勝戦も予選と違った面白さがあります。全22台で決勝が行われスターティンググリッドは、先ほど予選で決定しました。
今回ポールポジションを獲得したのは、日産のローランド選手。
決勝戦の面白いところは、モーターの出力が300kWに制限されています。
レーシングラインを外れたところに、アクティベーションゾーンをというのが設けらえています。ATTACK MODEと記載されているコーナーの外側のラインになります。
このアクティベーションゾーンは必ず2回通過する必要があり、通過すると50kW出力が追加されるアタックモードを使用することができます。
アタックモードは、合計8分間使用することが可能で、2分6分、4分4分、6分2分の3パターンがあり、どのタイミングで使用するか、どのパターンを使用するかはチーム戦略になってきます。
アタックモードを使用する際は、先ほども説明したとおりレーシングラインを外れる必要が抜かれるリスクもあります。なので、使用するタイミングがとても重要になってきます。
アタックモードを使用している選手はスクリーンの左側に記載されている選手名の横に残り時間と一緒に表示されています。
アタックモードは必ず2回使用しないといけないので、コースによってはパワーアップとしての使用よりもレーシングラインを外れて順位を落とさずにアタックモードを使用するのも重要なポイントになってきます。
そのためには、後続車との差を広げておく必要があります。しかし、後続車との差を広げるのにもリスクがあります。フォーミュラEではバッテリー容量が限られており全開で走行するとバッテリーを使い果たしてしまうので回生ブレーキを上手に活用しながらバッテリー残量と相談して後続車を突き放す必要があります。
カメラのバッテリーを交換している間に、まさかのオーバーテイク。マセラティのギュンター選手がローランド選手をオーバーテイクしギュンター選手は残り1回アクティベーションゾーンを通過しないといけないので果たしてどうなるのか?
まとめ
はい、といった感じで以上になります。今回はカストロールさんのご招待で、このフォーミュラEの面白さを伝えるということで動画の方を撮影させていただきました。
実際すごく楽しかったです。
今回応援してたジャガーチームのエヴァンス選手とキャシディー選手は表彰台には絡んでこなかったんですが、今後に期待したいなと思います。
個人的にはフォーミュラEは「あまり迫力がない」って言われがちなんですが、実際に見て思ったのは凄く迫力があります。市街地だし、エンジン音はないものの市街地レースができるのは電気自動車だからこそです。そこ面白さがあるし、それ以外でもゲーム性があって楽しかったです。
どのタイミングでアタックモードと使うかだとか、バッテリーをどうもたせるかとか、いろんな戦略があるので、普通のレースとまた違った面白さっていうのがありました。この未来のモータースポーツっていうのを僕は今後も応援していきたいなと思います。
また、来年開催されるのであれば、また見に行きたいなと思いました。
最後なんですが、カストロールさんが2024年4月12日~2024年5月20日までカストロールエッジを購入すると必ずもらえるキャンペーンを行っているのでチェックしてみてください。
詳細:https://www.edgecampaign.jp/
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!