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こんにちは、しのピー( @shinopp_yu )です。
みなさん飲酒運転のことをどう思っていますか?
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そして「DADSS」(Driver Alcohol Detection System for Safety:安全のためのアルコール検知システム)という画期的システムをご存知でしょうか?
簡単に説明すると、「DADSS」を搭載した車は、運転手からアルコールが検出されれば、車自体が動かないシステムです。
この記事の目次
呼吸型と接触型の二重で検知するシステム
・BREATH-BASED SYSTEM(呼吸型アルコール検出システム)
・TOUCH BASED SYSTEM(接触型アルコール検出システム)
「DADSS」は、この両方で検知することでより安全性を高めている。
呼吸型アルコール検出システム
ハンドルの裏側にセンサーが搭載
呼吸型アルコール検出システムは、ハンドルの裏側にセンサーがあり、運転手の吐く息を吸引し、赤外線により二酸化炭素とアルコールが検出して、量が算出される仕組みになっています。
アルコール成分が基準値を超えると、警告が表示
運転手の吐く息に含まれるアルコール成分量が基準値を超えると、警告が表示され車が動かなくなる。
※ このシステムは、運転手だけの呼吸を調べるので助手席に座っている人が飲酒をしても警報がでないようにできています。
接触型アルコール検出システム
指の中の血液中に含まれるアルコール濃度を瞬時で読み取る
運転手が車に乗り込みエンジンを始動しようとしスターターボタンに指が触れると、スターターボタンに搭載されたセンサーが、指の中の血液中に含まれるアルコール濃度を読み取り、基準値を超えると警告が表示され車が動かなくなる。
5年以内に実用化を考えている
「DADSS」は、トヨタ、ホンダ、日産などの大手メーカーが注目しており、NHTSA(アメリカ運輸省高速道路交通安全局)は、5年以内の実用化・商業化を目指している。
現状は飲酒運転での事故は減っているが、まだまだ多いのが現実…
「DADSS」のように飲酒をしている場合は車が動かないシステムが普及しない限りは、飲酒運転を根絶することは不可能なのかもしれない。