こんにちは、しのピー( @shinopp_yu )です。
みなさん、高速道路で起こる事故って年間何件あるか知っていますか?
平成26年度でいうと、高速道路で起きた事故の件数は約10,000件、死傷者は約18,000件と、高速道路では1日27件ペースで事故が起きています。
もし、高速道路で事故を起こしてしまった時には、速やかに対応しなけば二次事故に巻き込まれてしまう可能性があります。そんなことにならないように、高速道路で事故を起こしてしまった時の対応に関しては、きちんと覚えておきましょう。
非常点滅表示灯(ハザードランプ)を点け路肩に停車させる
高速道路で事故もしくは交渉などのトラブルが発生した際は、非常点滅表示灯(ハザードランプ)を点け路肩に車を寄せてください。路肩がなかったり狭い場合は、広い場所まで自走し停車させてください。
高速道路で非常点滅表示灯(ハザードランプ)を点けないで車を停止させると後続車に追突される可能性が非常に高いので、必ず非常点滅表示灯(ハザードランプ)を点けましょう。
また、広い場所まで移動させるということも重要になってきます。路肩のない場所や路肩が狭い場所で停車させると後続車が避けきれなく追突される可能性があります。
停止表示機材、発炎筒を車の後方に置く
停止表示機材は、故障車または事故車の後方数メートルから数十mに必ず設置してください。車に停止表示機材を積んでいなくても違反にはなりませんが、停止するときに停止表示機材を置いていないと違反になります。仮に車に積んでいても置いていなければ違反になりますので注意してください。
※ 停止表示機材は近すぎると衝突される危険性があるので距離を取れる場合は、距離を取り早めに後続車に伝えましょう。
逆に発炎筒は使用の義務ではなく、車に備え付けられていることが義務づけられています。ですので、事故の影響でガソリンが漏れている時は発炎筒は使わないようにしましょう。
※ 停止表示機材を設置する際に、後続車に轢かれてしまう事故も多いので、後方を十分に確認して設置してください。
安全な場所へ避難する
車を停車させて停止表示機材も設置したからといって、車の周りを立っていると後続車が追突した時などに巻き込まれて死亡事故に発展することあります。ですので、追突されても巻き込まれないように車の後方に離れて安全な場所で待機しましょう。
※ 車の中は安全な場所とは言えません。
非常電話または携帯電話で通報する
避難場所が確保できたら、非常電話または携帯電話で事故の状況などを伝え、救助を依頼してください。非常電話は1kmおきに設置されています。また、路肩に記載されているキロポストの数字を確認して伝えることができればベストです。
連絡が終わったら安全な場所で待機してください。パンクなどで自分で作業を行うと二次事故に繋がりますのでJAFの到着を待ってください。
逆に故障者や落下物などを発見した場合は、「#9910」道路緊急ダイヤルへ連絡することで二次事故を防ぐことができます。