出典:http://www.panoramio.com/photo/89234879
こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です。
朝、首都高を利用した際に見てはいけないものを見てしまいました。
「首都高料金改定のお知らせ!」
え!?また料金あがるの?
首都高の料金システムがどのように改定されるのでしょうか?
この記事の目次
基本料金システムの変更!(ETC利用時)
2016年3月31日までの料金システム
※普通車の料金表になります。
まずは、料金システムが変わります。
2016年3月31日までは、6km毎ごとに料金が加算される料金体系で、下限が510円で上限が930円の5パターンで分けられていましたが、
2016年4月1日以降の料金システム
※普通車の料金表になります。
2016年4月1日以降は、下限が300円で上限が1,300円になり0.1km毎ごとに応じて10円単位で加算される料金体系に変更になります。
2016年3月31日までの料金体系に伸びしろを感じた為、2016年4月1日からはフレキシブルに対応してくれるということになりますね…
出典:http://www.shutoko.jp/fee/fee-info/capitalarea-new/mex-new/
首都高速に問い合わせたところ、300円の金額が上がり始めるのが約4.4kmで上限に達するのが約36km地点になります。
表をみてもらえれば分かりますが、単純に上がったわけではなく距離が短い人にとっては料金が安くなるのです。
ちなみに私が出勤する際は1区間のみの利用なので安くなりました。
基本料金の変更!(現金決済時)
※例外あり
価格が上がったことによりETC非装着者の基本料金も上がりました。
ETCを付けざる負えない状況に追い込まれているような…
車種区分の変更と距離に関する車種間比率
※ 普通車を1.0とした場合
2016年3月31日までは普通車と大型車の2パターンで分けられていましたが、2016年4月1日からは5パターンで車両区分が分けられます。
2016年4月1日からは軽・二輪、普通車、中型車、大型車、特大車の5パターンに分けられます。
中型車と特大車に関しては2021年3月31日までの車種間比率になります。
2021年4月1日からは中型車と特大車の車種間比率が上がります。
?になっているのは確定じゃないからです。
もちろん比率が上がるということは金額も上がります。
車種区分別の料金になります。
軽自動車と二輪車は普通車区分から外れ比較的安くなりましたが、長距離を運転する特大車には非常に痛い値上がりになります。
圏央道が値下げ!
首都高の料金改定と同時に圏央道の料金が値下げされます。
これは長距離運転の方にとってみればメリットでしょう。
例えば、東名高速の厚木インターから東北道の久喜インターまで行く場合、現状だと圏央道経由で久喜に行くよりも首都高を経由して久喜に行った方が590円も安い。
2016年4月1日以降からは、圏央道が安くなる+首都高値上がり(長距離)の為、渋滞する首都高を通る理由がなくなるのだから。
さいごに
単純に安いのか高いのか?と言われたら
首都圏までの短距離を走行する場合は安いが首都圏を横断する長距離には高くなったと言える。しかし、賢く高速道路を利用することができるなら安くもなる。賢くと言っても全ての料金を把握することは難しい…。
カーナビか何かが賢く案内してくれればいいのに…
ん!?
コレは「ETC2.0」への誘導では!?
【ETC2.0を知らない方はコチラの記事をご覧ください】