はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は前回の続きで助手席側のヘッドライトの黄ばみと取っていこうと思います。
で、今回使うのが『ウレタンクリア』です。この方法は昔から知っていたのですが、クリアをスプレーで吹くのが少し難易度が高いと思っていたので避けてきました。
けど、削った後にコーティングするより耐久性も良いので試しに施工してみようと思います。
前回の動画が気になる方は、こちらをどうぞ!
今回の動画が気になる方は、こちらをどうぞ!
この記事の目次
今回施工する車の紹介
今回も前回同様マーチに施工していきます。前回は運転席側に『ゼロリバイブ』などを使って綺麗にしたので助手席側に『ウレタンクリア』を使おうと思います。
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その前に『水アカスポットクリーナー』でも黄ばみが取れるのか? というご質問をいただいたので検証してみようと思います。
『水アカスポットクリーナー』でも黄ばみは取れるの?
ティッシュを置いて『水アカスポットクリーナー』を吹きかけます。このようにティッシュなどを使うことで液剤が垂れないのと、効果も高まるのでやってみてください。
ご覧の通り黄ばみが取れています。
取れていますが、くすみまでは取れないので注意してください。
それと『水アカスポットクリーナー』はアルカリ性の溶剤なのでコーティング剤も落ちるので何かコーティング剤を施工していたら再施工してあげてください。
前回黄ばみを落としたところを確認してみる
こちらが前回黄ばみを落としてヘッドライトです。
正面からどうぞ。このヘッドライトの右側は『ゼロリバイブ』を施工して、左側は耐水ペーパーとコンパウンドで黄ばみを落としました。果たして『ウレタンクリア』はどこまで綺麗になるのか。
『ウレタンクリア』を吹く前に耐水ペーパーで削る
前回と同様、1000番、1500番、2000番の順に削っていきます。
このように黄ばみ汁が出るうちは、まだ削る必要があります。
黄ばみが取れると黄ばみ汁が白く変わるので根気強く削ってください。
一応、2000番まで磨き終わりました。ちょっと白っぽいですが、黄ばみは取れて少しクリアになりました。
前回はここからコンパウンドで更に磨いたのですが、今回は『ウレタンクリア』を吹くので水気を取ります。
そうすると更に白っぽくなります。まだ傷だらけです。この状態で『ウレタンクリア』を吹きます。
2液のウレタンクリアを使います。金額はホームセンターで2500円ぐらいでした。
さて今からと思ったら雨が降ってきました。この状態では塗装はできないので雨が止むのを待ちます。
ちなみに、今回使う2液の『ウレタンクリア』はピンを押し込んで2液を混ぜるのですが、ピンを押し込んだ後に雨が降ってきました。このピンを押し込んだら12時間以内に使わないと使いものにならなくなるので、このまま雨が降り続けると1本無駄になるので、雨が止むことを祈ります。
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結局、雨は止まず。もう1本購入しました。これで5000円の出費です。
こうならないように天気予報を確認して施工するようにしてください。
ヘッドライトに『ウレタンクリア』を吹く
イメージは2〜3回で仕上げる感じです。
が、最初はバラ吹きをします。この時に忘れていたのですが、シリコンオフを使って脱脂してから吹いてください。
ちなみに、このバラ吹きも塗料が弾かないようにする為にやる作業です。いきなり厚塗りすると塗料が弾いて失敗する可能性が高くなるのでパラパラ吹いていきます。
1回目が吹き終わりました。パラパラ吹いたのでツヤは出ていません。
15分ほど放置してから2回目の塗装に入ります。
2〜3回で仕上げるイメージなので、2回目からは厚く吹いていきます。
塗りづらい端の方を塗ってから真ん中に移ります。ポイントとしては塗装面を見ながら吹くことです。
見れば上手く塗れます。垂れる寸前まで吹きます。見ないと垂れるしムラになります。
2回目の塗装が終わりました。ここで終えてもいいぐらいクリアになりました。
念の為、3回目を吹きます。塗装の上手い下手は均等に塗れているかどうかです。
見ればある程度均等に塗れます。しつこいですが、塗装面を色んな角度から見るようにしてください。塗れていると思い込んでいることが多いです。しっかり見てください。
それとクリアはビビって遠くから薄く吹くとザラつくので注意してください。思っているより近い距離 (10〜15cmぐらい) です。
完成しました。ほぼ新品です。
クリア度で言うと、「耐水ペーパーと『ウレタンクリア』」→「耐水ペーパーとコンパウンド」→『ゼロリバイブ』の順かな。
『ウレタンクリア』を吹いたところが一番新品に近いと思います。と言っても、作業時間に大きな差があるので難易度も含めて自分に合った施工方法を試してみてください。
ちなみに、こう言った細かいヒビはもっと粗いペーパーで削らないと直りません。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は黄ばんだヘッドライトを耐水ペーパーで磨いてから『ウレタンクリア』を吹いてみました。
施工してみた感想は、ほぼ新品と言ってもいいぐらい綺麗になったので大満足です。あと、耐水ペーパーで削った後に『ウレタンクリア』を吹くだけなのでコンパウンドで仕上げるよりも楽でした。けど、塗装が少し難易度が高いのかな。
とりあえず、パパッと黄ばみを落とした人は『ゼロリバイブ』、塗装は怖いけど綺麗にしたい人は「耐水ペーパーとコンパウンド (最後にコーティングが必要です) 」、新品同等ぐらい綺麗にしたい方は「耐水ペーパーと『ウレタンクリア』」といった感じかな。
『ウレタンクリア』に関しては、コーティングも必要なく数年は保つと言われているので、塗装に自信がある方は『ウレタンクリア』を試してみてください。
そいじゃ、また!
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