はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、N-BOXにバックカメラが付いていないのでバックカメラの取り付けを行います。
バックカメラと言ったら過去にポルシェに取り付けたんだけど、全く同じカメラを取り付けても面白くないということで車種専用のバックカメラを購入しました。
この車種専用のバックカメラなんですが、通常バックカメラって固定するために両面テープで付けるか、穴を開けてビスで留めるのが一般的です。
しかし、今回購入したものはナンバー灯兼用のバックカメラでナンバー灯のユニット交換と配線処理だけで純正っぽく無加工で取り付けることができます。
金額がAmazonで、4,000~5,000円ぐらいだったかな? もちろん車種専用なので自分の車に取り付けられるか確認する必要があります。
で、今回購入したのはホンダAという形状になります。※この呼び方はショップによって違うと思います。
車種専用と言ってもN-BOXと同じぐらいの年式だったらナンバー灯を流用している可能性があるので、ホンダAでも何車種か取り付けることができます。
買う時、商品ページに掲載してあった適合表を確認したところ、N-BOXにない型式が書いてあって念のためショップに確認したら「分かりません」と言われました。「分かりません。ってどういうこと?」と思いましたが、合わなかったら返品対応してくるということだったので購入しました。
だから、まだ付けられるか分かっていません。笑
そうしたら、中身を確認してみます。
「あ~ちょっと何か…うわ!! 嘘やん?!」
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
この記事の目次
ん? このバックカメラ中古品?
「これ中古じゃない?大丈夫?」
配線の被覆が剥けているところがあります。配線の先端も適当に切って送ってきた感じがします。
「本当に新品?」って思っちゃいますね。まあ、先端を切れば問題なさそうなので取り付けてみようと思います。
ナンバー灯の形状を確認
そうしたらナンバー灯の形状を確認してみます。結構奥の方にあるんだけど、ひし形の形状が同じっぽいので問題なさそうです。それよりナンバー灯が奥にあるのでカメラが映るのかどうか不安です。
とりあえず、付けてみないと何とも言えないので作業を進めていきます。
ナンバー灯を取り外す
リアハッチを開けてクリップと取り内張を外します。軽自動車はペラペラの内張だから楽です。あとクリップは消耗品だと思った方がいいです。
クリップ1個で「壊れた~!」と落ち込んでいたら精神がやられてしまうので、消耗品だと思って外した方がいいです。
内張を剥がすとナンバー灯が裏側から見ることができます。
まず、カプラーを外します。今回取り付けるバックカメラはナンバー灯兼用なので、この配線から電源を取る予定です。説明書も入ってなかったので手探りですが頑張ります。
カプラーを外したら外側からナンバー灯ユニットを外します。
内側から爪を押せば外から手で簡単に外すことができます。
ナンバー灯兼用バックランプにスポンジを移植する
一旦、室内に戻ってきました。右側が純正のナンバー灯で、左側がナンバー灯兼用バックランプになります。純正ナンバー灯には隙間を埋めるスポンジが付いていますが、ナンバー灯兼用バックランプには付いていないので移植します。
社外品にも付いていれば良かったんだけど、付いていなかったので念のため移植しておきます。カッターでスポンジだけを切り取り接着剤でくっ付けます。
こんな感じです。面倒だけどやっておいた方がいいと思います。
この作業が終わったらナンバー灯兼用バックランプを車両に取り付けます。
爪があるので片方の爪を入れてから押し込むだけです。
こんな感じで付きました。
内側から見た映像です。
問題発生!? これで本当に映るの?
ここで1つ問題が発生しました。取り付けたのはいいけど、この位置で後方を映せるのか? 真後ろから見るとカメラが3分の1見えている感じです。エンブレム部分が被っていないか不安です。
配線の距離と映像の確認
とりあえず、映してみないと分からないので配線の処理を行っています。
配線の長さが足りるか分からないので、いきなり配線を通すのではなくザっと長さを確認します。
その時に大事なのはルートを確認しながら距離を測ることです。
マスキングテープなどで配線を簡易的に固定しながら距離を測った方が分かりやすいです。
距離は問題なさそうなのでナビに接続して映像の確認まで行います。
全て配線処理をしてから不具合があったら面倒なので確認できるところは確認しておきます。
ナビを取り外し黄色い線をナビに繋げます。ファミコンみたいな感じです。
カメラがファミコンだとしてナビがテレビです。テレビの裏に黄色い線(映像)と白い線(音声)を繋いでいたと思います。今回はバックカメラでナビに映像を映したいので黄色い線を繋げます。
注意点はナビ裏に黄色い線を接続する線がないことがあります。
そういった場合はナビの型式 (今回の場合だと “AVN‐V01” ) をメモしてネットで「AVN‐V01 バックカメラ 配線」と調べれば出てくるので別途購入する必要があります。
電源を探す
続いてバックカメラの電源を探します。
基本的にギアをバックに入れた時に起動してもらいたいのでバックランプなどから電源を取ることが多いです。
なのでテールランプ付近の内張を剥がして電源を確認します。一人で確認が難しいので、誰かにギアをバックに入れてもらい電源テスターで確認をしてください。
電源が分かったらカニちゃん (エレクトロタップ) で配線を繋げます。
あとアースも忘れずに取るようにしてください。映像線と電源線とアースを繋いだので映像の確認ができます。残っている配線はナンバー灯のみです。
バックカメラの映像を確認
先にカメラの映像を確認します。エンジンを点けてギアをバックに入れます。
そうするとナビにバックカメラの映像が映ります。ガイド線の角度が少し変ですが、問題なさそうです。エンブレムの被りも若干ありますが、許容範囲だと思います。
バックカメラを見ながら駐車して後ろとの距離感も見ておきます。
僕はガイドラインを見ないタイプなので気にならないのですが、ガイドラインを必要としている人は角度の違いが気になるかもしれません。
実際の距離感も問題なさそうなので、配線を全て隠蔽していきます。
ナンバー灯の配線も忘れずに繋げてください。
少し面倒なんですが、露出配線が好きじゃないので全て隠蔽しました。
リアゲートから天井に通すところ (蛇腹チューブ) が、一番時間が掛かりました。20cmぐらいの蛇腹チューブに配線を通すのに3~4時間ぐらい掛かったかも。(もうやりたくない!笑)けど、隠蔽しないとリアゲートを閉めた時に配線を挟んだり、見栄えが悪かったりするので時間が掛かっても隠蔽する派です。
夜のカメラ映像とナンバー灯の確認
こちらがバックカメラの映像です。問題なく映っています。
続いてナンバー灯の確認です。左側は照らされていますが右側が微妙。車種によってはナンバー灯が2つ付いているので問題ない可能性があるのですが、これNGなんじゃないかな?
まとめ
といった感じで以上になります。今回は、N-BOXにナンバー灯兼用のバックカメラを取り付けてみました。
もの自体はナンバー灯を交換すると半分はナンバー灯で半分がバックカメラという無加工で取り付けられるものです。カメラの性能も悪くなかったです。
見た目もスッキリして純正っぽくて好きなんだけどナンバー灯の範囲が狭くなって右半分を照らさないという問題が発生しました。
さっき、少し車検基準を見てみたら明るさも重要なんだけど、20m後方からナンバー全てが読み取れるかどうかっていうのと、明るい所と暗い所の差がありすぎてもダメみたいです。
だから、今回のはNGかもしれない。対処法としては内蔵されているLEDチップを増やしてみるか、それでもダメだったら他のバックカメラに変える必要があります。
こういうのって実際に取り付けてみないと分からないところがあるので、アフターパーツは全て車検が通ると思っていると痛い目を見るので注意してください。
そいじゃ、また!
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