はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
先日、エンジンルームに配線を引き込んだので、その配線を使って今回はキーレス等でドアをロックした時、アンロックした時に鳴るホーン (通称:アンサーバックホーン) を取り付けていきたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください!
この記事の目次
セット内容の確認
まず、セット内容を確認していきます。今回使用するアンサーバックホーンは “パーソナルCARパーツ” というところで購入しました。
【セット内容】
・装置本体(ユニット)
・配線(設定変更スイッチ付)
・2段階音量調整機能付サイレン
・取付説明書
セット内容が足りないってことはないと思いますが、取り付けてから足りない部品があると途中で作業がストップしてしまい、せっかく外した内張なども全て戻して、部品が届いてから再度作業することになると二度手間なので、商品が届いた時にセット内容を確認しておきましょう。
配線図を確認して理解する
セット内容を確認したら取付説明書(配線図)を見ておきます。
ここで分からないことがあれば、問い合わせたり調べてみたりして完全に理解してから取り付けを行います。
僕の場合は、装置本体の黄色線に繋がるLEDスキャナが分からなかったので、実際に問い合わせて聞いてみました。
ここでいうLEDスキャナは、ACCオフ後にドアロック検出で点灯点滅してアンロックで消灯するLEDのことで、僕が購入した商品には入っていないものでした。必要なければ接続せずに絶縁すれば大丈夫みたいです。
こういった取付説明書(配線図)を見て分からないことは問い合わせて、全てを理解した上で取り付けを行ってください。
電源を確認する前にアースが取れているか確認
配線図を理解できたら電源のチェックをしていきます。
僕の場合は使用する電源を先に全て探します。
理由はアンサーバックホーンの配線は遠くから電源が取れるように長く作られていているので取り付ける時に切らないと邪魔になるからです。
あと途中で電源が分からない配線が出てきた時に中断したくないというもの理由の一つです。
電源を探す時なんですが、最初にヒューズボックスなど調べやすいところでアースが取れているかをチェックしておきます。今回はエーモンの電源テスターを使っているのでLEDが赤く点灯しています。
アースが取れていることを確認してから電源を調べていきます。
例えば、こういった金属部分(左下の赤丸)をアースポイントにして電源を確認するとLEDは点灯しません。ここは塗装がされている理由などからアースとしては使えない金属です。
金属だから大丈夫だろうと思っていると、いつまでも電源を探し出すことができないので電源を探す前にアースポイントを確認しておきましょう。
ドアロック、アンロック線を探す
続いて、ドアのロック線とアンロック線を探していきます。
今回使用するアンサーバックホーンで探す電源は「ロック」「アンロック」「ACC」「常時電源」なのですが、ACC電源と常時電源はヒューズボックスで取れることが多いので、探しにくいロック線とアンロック線を先に探していきます。
電源テスターで測らないと分からないのですが、感覚的にドアから来ている線なのでドアのヒンジ部分を見て配線がありそうな場所を探してみます。
指を差している部分から配線が通っている可能性があったのでヒューズボックス(車内側)から覗いてみます。
車内側には、配線が沢山入っているコネクターが接続されていました。
この中にロック線とアンロック線がある可能性が高いので電源テスターを使って確認をしていきます。
ドアロック、アンロック線の信号は一瞬なので注意が必要
コネクターに電源テスターを挿してキーレスのロックボタン、アンロックボタンを押して電源を探します。
今回はエーモンの電源テスターを使っているので問題ないのですが、ロック信号とアンロック信号はキーレスのボタンを押した時に一瞬だけ流れるのでデジタルテスターだと12Vが表示される前に0Vになる可能性が高く電源を確認しにくいので、エーモンの電源テスターまたはアナログテスター (針が振れるタイプ) を使用しましょう。
調べた結果、このコネクターの中にロック線とアンロック線がありました。
その他の電源を確認していく
あとは、ACC電源と常時電源を探すだけなんですが、ヒューズボックスの配置図を見ると「ACC」「B」と記載されています。ACC電源が「ACC」、常時電源が「B」だと思うので確認していきます。
エンジンを始動していない状態で電源テスターを当てるとLEDが光るので、今当てている場所が常時電源になります。ACCも調べたら問題なくACC電源でした。
電源が確認できたら配線の準備をする
電源が全て調べ終わったので配線を繋げる準備をします。
電源を全て調べた結果、ロック線とアンロック線がある場所が奥まっていて、線を切ってギボシに変えるのが難しそうだったのでエレクトロタップを用意しました。
狭いところで作業するのは大変なので室内でエレクトロタップにギボシを付けた配線を装着しておきます。
長い配線や使わない配線は切ってまとめておく
あとは配線の長さを確認して必要ない配線は切っておきます。
使用しない線は絶縁しておきます。
準備ができたら配線を繋いでいく
あとはギボシを使って取付説明書 (配線図) で配線の色を確認しながら繋げていきます。
ACCと常時はヒューズ電源を使う (注意点アリ)
ACC電源と常時電源はヒューズから電源を取りたいので、エーモンのヒューズ電源を使用します。
ヒューズ電源を使用する時の注意点ですが、ヒューズ電源を差し込む向きがあるのでヒューズを抜いて左右の端子で、1次側と2次側の確認をします。
上の画像では右の端子に電源テスターを当てている状態です。LEDが点灯しないので恐らく2次側だと思います。
左側に電源テスターを当てるとLEDを当てると点灯するので、左側が1次側で右側が2次側ということが分かります。
ヒューズ電源の向きは配線が1次側になるように取り付けます。「10」という数字は逆さまになるんですが、これが正しい取り付け方になります。
ヒューズ電源はアースと接触しないように注意する
それとヒューズ電源は取り付けた瞬間に配線の先端 (ギボシ) まで電気が来るのでマイナス (アース) と接触していないかを確認してから取り付けるようにしてください。
アンサーバックホーン側の常時電源が白線なで白線と取り付けたヒューズ電源のギボシを繋げます。同じような感じでACC電源も繋げてください。
配線が繋ぎ終わったら作動確認をする
全て繋がったらホーン (サイレン) も繋げて動画確認を行います。
この時点で音が鳴らなかったら再度配線を見直しましょう。
作動確認ができたら配線をまとめる
正常に作動することが分かったので配線を結束バンドでまとめてグローブボックスを戻しても干渉しないところに取り付けていきます。
これで車内側の配線は全て終わったのでグローブボックスを戻してホーン (サイレン) の取り付けを行います。
エンジンルーム内のホーンを繋げる
ホーン (サイレン) を取り付けました。
あとは、エンジンルームまでの配線は引いておいたので防水のギボシ端子繋げて作業終了になります。
まとめ
といった感じで、以上になります。
今回は以前にエンジンルーム内に配線を引っ張ったので、その配線を利用してアンサーバックホーンを取り付けてみました。
これを取り付けたことによって「ダサくない?」「その機能いる?」っていう人もいると思います。けど、このアンサーバックホーンが付いていることで防犯対策にもなります。
セキュリティの付いている車にも似たようなアンサーバックホーンが付いているので「あ、あの車セキュリティ付いているな!」というアピールにもなるので、何にもついていないよりは効力はあると思います。
なので、気になった方は取り付けてみてください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!