はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今日は何の動画を撮ろうかな~。
って色々考えてたんだけど、最近 “ウインカーをLED化したら超高速点滅!ハイフラの対処法紹介!” や “点滅速度の変更や光量の調整ができる『8ピンウィポジキット』を取り付けてみた!” の動画を公開して電装系をいじることが多くなってきたわりに電装系をいじる時に注意事項って紹介してないな~、って思ったので、今回は電装系をいじる時に注意しておきたいことを紹介したいと思います。
今から紹介するのは電装系をいじった時に起こる危険なこと「ショートする(短絡する)」聞いたことあるかな?
抵抗を挟まずにプラスとマイナスを繋げると火花などが飛び散ってショートするんだけど、これが電装系をいじる時に危険なので今回は「ショートするとどうなるのか?」その辺を実際に見せていきたいと思います。
データ通信量に余裕がある方、Wi-Fi環境下の方は、動画を見てもらった方が分かりやすいと思います。
この記事の目次
実際にショート (短絡) させてみる
まず、LEDテープを使って電気が流れていることを確かめます。
こんな感じで電気は流れているので、次はプラスとマイナスを接触させてショートさせてみます。
こんな感じでバチッと接触させます。ここでは分かりにくいのですが火花みたいのが出ました。
ショートするとヒューズが飛ぶので、先ほどまで点灯していたLEDテープも点かなくなります。
ヒューズの確認
車にはヒューズボックスと呼ばれる場所があります。
ボンネットを開けたバッテリーの横だったり、グローブボックスの裏側だったり、このヒューズボックスの位置は車種によって異なります。
今回飛んで行ってしまったのは「シガライター」のヒューズになるので、僕の車 (C25 セレナ) の場合はグローブボックス裏のヒューズボックスにあります。
こんな感じで丁寧にどのヒューズが何の電源なのか記載されています。シガライターのヒューズは左側の真ん中らへんにある青い「15」と記載されたヒューズになります。
これをヒューズ抜きで抜いてみます。
そうすると中の鉄の部分 (青の中の銀の部分) が黒くなっていると思います。これはヒューズが切れてしまっていることを意味します。
そうなるとココから先に電気は流れません。
新品を見るとUの字になっています。違い分かるかな?
とりあえず、新品のヒューズに交換しておきます。
再度、LEDテープを接続すると問題なく点灯します。
ということで、ショートさせてしまうとヒューズが飛んでしまい交換する必要があります。
作業中の注意事項(プラスとボディが接触してショート)
ちなみに、バッテリーのプラスから出た電機は電装品を経由してマイナスに戻るのですが、帰り道であるマイナスは車体の金属部分を使用しています。
簡単に説明すると車体の金属部分はマイナスになるのでプラスの電気と触れ合うとショートしてしまいます。
そうしたら再度実験を行ってみます。
まずは電気が流れていることを確認するためにLEDテープを繋げて点灯確認を行います。問題ありません。
プラスをボディに接触させると、このように火花が散ってショートします。
※真似しないでください!
もちろん、ヒューズも飛んでいるのでLEDテープも点灯しません。
他の機材にも影響がでる
それだけではなく、シガライターの電源が全てチーンなので、シガライターから電源を取っているドライブレコーダーも作動しません。
(バッテリー内臓の場合は作動します)
対策方法!電源を取るときはヒューズを間に入れる
さっきみたいにヒューズが飛んでしまうと、シガライターのヒューズが切れてシガライターの電源すべてが使えなくなってしまうので、間にヒューズを入れます。
今回使用するのが、エーモンから販売されている『ミニ管ヒューズホルダー』を使用します。ギボシは自分で付けました。ヒューズも別途売りです。
こんな感じでヒューズをセットして配線を繋げればOKです!
電気も通常通り流れております。
そうしたら、ショートさせてヒューズを飛ばしてみたいと思います。せっかく付けたのに (小声) 。
わかるかな? ヒューズ管中にある線が切れてしまいました。
けど、『ミニ管ヒューズホルダー』を取り外してLEDテープを接続すると点灯します。これは後から付けたヒューズが身代わりになってくれたおかげです。
まとめ
むかつく顔してるなあ~。
何が言いたいかっていうと、電装系をいじる時にショートさせてしまうと何かが壊れてしまいます。
ヒューズが飛んだり、他の何かが動かなくなったり、最悪コンピューター破損ということもありえます。
こうなると数百円のLEDを付けようと思ったら数十万円の出費になってしまいます。なので、作業する方は十分に注意してもらいたいと思います。
それと、ヒューズ抜くときに「ヒューズ抜き」を使いましたが、これをラジオペンチで抜くと金属部分で通電してしまい、ショートすることがあります。ルームランプの交換でも同じです。
あとギボシを使うときになんですが、一次側 (電源が流れてくる側) のプラス線にはメスのギボシを使用すればスリーブが長いので、ボディと接触してショートする確率も激減します。
一番は電気が通っていないのを確認してから作業を行うことです。無駄な出費を減らすためにも電装系をいじる時は十分注意して作業を行ってください。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!