みなさん、タイヤの空気圧は定期的にチェックしてますか?
タイヤの空気圧を気にしていない人も多いと思いますが、空気圧は凄く重要で指定された空気圧を保っていないとタイヤの寿命を縮める原因になったり、大きな事故に繋がる可能性もあるので基本的なことは覚えておきましょう。
この記事の目次
タイヤの空気圧が低いとどうなるの!?
タイヤの空気圧が低いと、どのような症状が起きるのでしょうか?
操縦性が悪くなる!
タイヤの空気圧が低いと、走行中にハンドルを取られ操縦性が悪くなります。
燃費に影響する!
タイヤの空気圧が低いと、接地面積が大きくなり走行時の抵抗が増えます。そうなると当然燃費も悪くなります。ホンダのデータによると適正空気圧で50km走るのと、適正空気圧より少ない状態で50km走るのでは約150ccほど誤差が出てくるみたいです。もちろん適正空気圧で走った方が燃費が良くなります。
タイヤの寿命が縮まる!
タイヤの空気圧が低い状態で走行すると、タイヤが潰れた状態になりタイヤの中央部分よりタイヤの両サイドの方が消費が早くなってしまいます。結果的にタイヤ自体の寿命を縮めてしまいます。
バーストの原因になる!
タイヤが潰れるとタイヤへの負荷が大きくなり、タイヤが耐えきれなくなるとバーストしてしまう可能性もあります。
スタンディングウェーブ現象が発生する!
タイヤの空気圧が低いと、スタンディングウェーブ現象が発せいる可能性が高まり、バーストまたはタイヤの損傷に繋がりますので適正の空気圧を入れてください。
タイヤの空気圧が高いとどうなるの!?
乗り心地が悪くなる!
タイヤの空気圧が高いと、走行している時の衝撃を吸収しきれず乗り心地が悪くなります。
ブレーキが利きにくくなる!
タイヤの空気圧が高すぎると、路面との接地面積が少なくなってしまいブレーキの利きにくくなってしまいます。
タイヤの寿命を縮める!
タイヤの空気圧が高いとタイヤの中央部分の消費が激しくなってしまいタイヤの寿命を縮めてしまいます。
空気圧の充填方法を覚えよう!
今ではセルフのガソリンスタンドにもタイヤの空気充填機が接地しており、自由に使うことができるので最低でも1ヶ月に1度はチェックしましょう。
1.タイヤの規定空気圧を確認
規定空気圧はドア付近や給油口を開けたところに記載されています。車種によって異なるので分からない場合は、取扱説明書に記載されているので確認しておきましょう。また、前後で規定空気圧が異なるので注意しましょう。
※ 純正タイヤサイズ以外は数値が異なります。
2.エアバルブのキャップを外す
出典:advantagewheelalignment.com
規定数値が分かったらタイヤのエアバルブキャップを外します。そこら辺に置いておくと必ずなくすので注意しましょう。
3.エアゲージで測定
扁平タイヤの場合、見た目では空気圧が低いということに気が付きにくいのでエアゲージを使って測定してください。また測定する時はタイヤが冷えた状態で行ってください。長距離を走行した直後などは空気圧が高めに表示される場合があります。
4.空気圧を調整
出典:aihin.co.jp
測定した空気圧を見て、必要に応じて規定空気圧に調整します。空気を入れる「+」ボタンと空気を抜く「-」ボタンで規定空気圧に合わせます。調整が終わったら、エアバブルキャップを取り付けて終了です。
※ 使う機材によって使い方が異なります。
さいごに
出典:hatori.co.jp
タイヤの空気圧は高くても低くても、乗り心地が悪くなったり、様々な不具合が起きてしまいます。空気圧のチェックを怠らないようにしましょう! そして、忘れがちなのが、「スペアタイヤ」の空気圧です。スペアタイヤはいざという時に必要なもの。いざという時に慌てないように、合わせてしっかりチェックしておきましょう!