少し前にフロントガラスにガラス用撥水剤を施工して、雪の日に走行したら何か違いがあるのか?という検証を行いました。
ガラス用撥水剤って雪にも何かしらの効果があるのか?この記事を読む
その時にカーメイトの『ゼロワイパー』でも試してほしい!という声を頂いたので、今回は『ゼロワイパー』を施工して、実際に雪の中を走行したいと思います。
ちなみに『ゼロワイパー』は僕が考えるにガラス用撥水剤の中で最強かつ最弱です。
水弾きはガラスに水が付着しないレベルで本当すごいのですが、ガラス面が虹色になるし、耐久性が本当にないです。ワイパーを使ったら終わりです。
なので実用性は欠けているのですが、雪すらガラス面にくっつかないのか気になるので検証していきたいと思います!
フロントガラスにゼロワイパーを施工する
今回はこの車を使います。
現状の水弾きはこんな感じで、右側は若干油膜があるくらいで弾きはないです。左側はクリンビューの『ハイブリッドストロングα』が施工されているので、バチバチに弾いています。
ということで右側にゼロワイパーを施工していきます。
拭き上げてマスキングテープを貼りました。
『ゼロワイパー』のベースコートを塗り込んでいきます。
これはアルコールっぽい匂いで、ベースというより、多分クリーナー的な役割だと思います。
過去に詳しく施工方法を紹介しているので、気になる方はこちらの記事をご覧ください。
【注意:ガラス用】水滴が付かないで有名な「ゼロワイパー」をボディに塗ってみた!!!この記事を読む
続いてトップコートをハンディワイパーに付けて塗ります。
重なった部分の色が激しいですね…。
端の方が上手く塗れていなかったので追加で塗りましたが、本当は重ね塗りしない方が良いんですよね。見栄え悪いし下手くそですみません。
中から見るとこんな感じです。外から見るより全然クリアですが、重ね塗りした部分は白く線画入っているような感じで、やはり見栄えが悪いかなといった感じです。
雪の降る地域に出発!
雪の降る地域で走行!
群馬の群サイ(群馬サイクルスポーツセンター)に用があったのでやってきましたが雪が降っておりません…。この調子だと新潟まで行かないとダメそうですね。
ということで関越トンネルです。出口雪注意と書いてあったので期待大です。「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」って有名ですよね。
横の壁に今何キロ、出口まで何キロという記載があり、真ん中には群馬と新潟の県境があります。昔おじいちゃんの家に行く時に県境を見れるか見れないかっていうのは一大イベントでした。懐かしい~。
これが県境です!新潟入りました~!
冬は雪用タイヤか確認するために自動的に土樽パーキングエリアに入らされます。雪用タイヤじゃないとチェーンを付けたりと大変なことになるので注意してください。
新潟に入ってから3個目くらいトンネルを抜けました。
全部のトンネルで出口雪注意って書いてあるのに全然降っていませんでしたが、やっと少し雪が降っている所までやってきました!!長かった…。
やはり高速走行だと雪がフワッと舞い上がってガラスに付きにくいですね。
だけどマジで『ゼロワイパー』には付かない。マジックのようです。
と言っても『ハイブリッドストロングα』も目障りになるような水滴は付くわけではないです。
越後川口インターに着きました。停車すると雪が乗りますね!
ちょっとトイレに行ってきます。
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水滴が付いていますね!水が立っていて光り輝いているので溶けないように見えましたが、普通に溶けています。
ゼロワイパーの方が水滴の数は少ないですが、停車すると普通に付きますね。
リアガラスは半分だけゼロワイパーを施工、もう半分は未施工なのですが、差がすごいです!
色はヤバいですが雪が滑っていきます。これは見ていて楽しい。
ということで大雪が降って良そうなところにガンガン進みます。
今思ったんですが、停車すると水滴はゼロワイパーを施工した面にも付くし、やっぱりワイパーを使えないのは不便すぎますね。
すぐに飛んでいくのは良いんだけど…。やっぱりな~って感じです。
『ハイブリッドストロングα』も水滴は付くけど、すぐに飛んでいくし、ワイパーを使っても問題ないし、断然優秀ですね。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はカーメイト『ゼロワイパー』とクリンビュー『ハイブリッドストロングα』をフロントガラスに半面ずつ施工した状態で、雪の中走行してみました!
『ゼロワイパー』は『ハイブリッドストロングα』と比べて、ある程度速度が出ていたらほぼ雪は付着しません!
停車した時に1個1個の水滴がすごくまん丸で輝いていたので、やはり撥水力は抜群なんだと思います。
特にリアガラスは未施工と比べて水滴がほぼ付着しておらず、ツルンと滑っていく感じで視界が良かったです。
これは帰宅の給油時のリアガラスです。
雪の時は凍結防止剤が巻かれているので水滴が固まると白っぽくなるのですが、『ゼロワイパー』を施工した方は水滴が付かないのでそういった汚れがありません。これが1番の大きな違いだったと思います。
とはいえ停車すると『ゼロワイパー』にも水滴が付きます!
すぐに飛んでいくけど、本来ならワイパーを使えば良いだけだし、やはり耐久性がネックすぎますね。コスパも悪いし、画面が白く濁った感じもあったので、やはり僕はナシよりのナシです!
『ハイブリッドストロングα』は水滴が付くと言っても少量だし、ワイパーも使えるので僕は断然こちらの方が使い勝手が良くて好きです。
ということで、いつか『ゼロワイパー』が覚醒してもらうことを願っております!!気になる方はぜひ試してみてください。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!