はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は『鉄粉粘土で鉄粉を取った後に鉄粉除去剤を使ったら反応しなくなるのか』という検証をしてみたいと思います。鉄粉粘土でも間違いなく鉄粉は取れていると思っています。
鉄粉は取れているのですが、すべての鉄粉を取り除くことができているのかをちゃんと確認したことはありませんでした。鉄粉をすべて取り除くことができているのであれば、鉄粉除去剤をかけても反応しないはずです。
僕の予想では、鉄粉粘土を使用した場所としていない場所では、はっきりと差が出ると思っています。それも実際にやってみないと分からないので、今回検証してみたいと思います。
通信料に余裕がある方は動画をご覧ください。
まずは洗車をして、鉄粉を確認してみた
今回はティーダを使って検証していきます。
白い車の方が鉄粉除去剤で紫に反応するところが見やすいと思ったので、この車のボンネットを使いたいと思います。現状のボディは少しだけ撥水している状態。おそらくコーティングが施されているのだと思います。
まずは鉄粉粘土を使うため、ボディの砂などの汚れを落とすために軽く洗車をします。
マスキングテープを貼ってボンネットを半分に分けました。
そのうちの運転席側だけ、鉄粉粘土で鉄粉除去を行い、その後にマスキングテープを剥がして全体に『鉄粉除去クリーナー』を吹きかけます。その際にどんな反応をするのかを確認していきたいと思います。
洗車直後にボディを触った印象としては、若干ザラザラを感じる程度です。
鉄粉粘土で鉄粉を取り除いてみた
今回は鉄粉粘土の施工にあたって、KeePerから販売されている『ピュアアップ4』という鉄粉落とし補助剤を使用します。
『ピュアアップ4』を吹きかけると、塗布面にシェービングフォームのような泡が広がり、鉄粉粘土とボディ間の摩擦を軽減してくれます。
続いてシュアラスターの鉄粉粘土『ネンドクリーナー』を使って磨いていきます。使い方は次の通りです。
- 付属のフィルムを指に付着し、ボディをやさしくなでます。
ザラつきを感じたら鉄粉が付着している証拠。- ネンドが柔らかくなるまで練り込み、手のひらサイズに広げます。
※この時、ネンドの厚みは1cm以上にしてください。- ネンドは押しつけず、水を流しながら30cm四方を目安に縦横交互に
なでるように軽く滑らせてください。
※力を入れるとキズの原因となるので注意しましょう。
出展:https://www.surluster.jp
施工部分を手のひらで触り、ざらざらしているところを重点的に。
この際、粘土で取った鉄粉でボディを傷つけることがないよう定期的に折り込んで使いましょう。
施工が終わったら洗い流し、拭き上げます。磨いた部分はコーティングが落ちて撥水しない状態になりました。次に晴香堂の『車まるごと鉄粉クリーナー』をボンネット全体に吹きかけ、2~3分放置して鉄粉が紫色に反応するのを待ちます。
こちらは吹きかけるだけでボディの鉄粉やアルミホイールにこびりついたブレーキダストまで洗浄してくれるという商品です。
鉄粉除去剤は鉄粉粘土に比べて除去力は劣りますが、作業が簡単なので気軽に使うことができます。しかし、場合によっては色落ちやシミの原因になってしまうので、使用の際は必ず目立たない部分で試してから使いましょう!
鉄粉粘土で除去したら鉄粉除去剤は反応するのか!?
鉄粉除去剤を吹きかけてから2~3分経過したので、鉄粉粘土を施工していない方から見ていきます。
やはり鉄粉を除去していないためか全体的に紫色に反応しています。施工前に触った時は若干ザラザラを感じる程度でしたが、こんなにも鉄粉がついていたとは・・・。
続いて鉄粉粘土を施工した方を見ていきます。こちらも反応はしていますが、施工していない方と比べるとあきらかに反応の数が少ないです。
プレスラインや窪みの部分は鉄粉粘土で磨いたのにも関わらずかなり反応していて、うまく施工できていない部分がよく分かります。
まんべんなく鉄粉除去できたつもりでいましたが、無念。
鉄粉除去剤を使ったら必ず洗車しよう!
鉄粉除去剤をつけたまま放置すると濃色やくすみ、シミなどの原因になります。
使用後はスポンジで汚れを落とし、充分に水で洗い流していきます。少し面倒ですが大切な工程なので忘れずにやりましょう!
まとめ
今回は鉄粉粘土で鉄粉を取った後に鉄粉除去剤を使ったら反応しなくなるのかという検証をしてみました。
実際に検証してみたところ、鉄粉粘土で施工した面でも鉄粉除去剤に反応している部分もあり、すべての鉄粉を除去できていなかった部分があることが分かりました。
鉄粉がこれだけ残っているのは僕の未熟さが原因でしょうか、それとも鉄粉粘土での施工自体、残ってしまうものなのでしょうか。
今回の検証で分かったこととしては、鉄粉粘土だけでは鉄粉の取り残しがある可能性が高いという事だと思います。
鉄粉粘土の施工が一番効果的だとは思いますが、加えて鉄粉除去剤も使う事で確実に鉄粉を無くすことができるようになるでしょう。
また、鉄粉粘土を使う上で覚えておきたいこととしては、鉄粉をしっかりと落とすことができることと引き換えに、車を傷つけてしまう可能性もかなり高くなります。
白など明るい色の車の場合は傷が目立ちにくく、気にならないこともありますが、黒などのダークカラーの車の場合は目立つ傷が入ってしまう可能性が高い物となっています。鉄粉粘土の施工はボディ磨きとセットだと考えておいた方がいいと思います。
鉄粉は普通の道路を走行しているだけでも付いてしまうものです。洗車も何もしていない車は鉄粉だらけかもしれません。
この記事を見た人は、鉄粉除去を一度やってみてください。
そいじゃ、また!
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