はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は、スパコレの『スパシャンエアワイパー』を使ってみようと思います。
というのも、実は以前『ゼロワイパー』というガラス撥水剤を使ったときに「『エアワイパー』も本当にすごいから使ってみて下さい」というコメントを頂いていて、気になったので購入してみました。
この商品の金額はなんと1万円。
1つで3~5台に施工できるということなので、1台当たりの金額としては2000円~3300円位でしょうか。なかなかの高級コーティング剤です。
ただ、他のコーティングと違うポイントとしては9Hの皮膜とのこと。
この9Hというのは簡単に説明すると、9Hの硬い鉛筆で擦っても傷が付かない丈夫なコーティングであるということです。そして耐久性が12か月。
一般的なコーティング剤が大体3~4か月ほどの耐久性なので、ここも優れたポイントだと思います。
ただ、気になるポイントとしては、こういう数値で表すことができない撥水性能の部分だと思います。そのため今回は耐久性を一旦置いておいて、実際に『エアワイパー』を施工してどのような撥水性能を発揮するのかを確認していきたいと思います。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
『エアワイパー』を施工してみた
今回施工するのは、こちらのフロントガラスです。
まずは全面のコーティングを落として、油膜などのないキレイな下地を作りました。全面が綺麗に親水状態になったこのフロントガラスに『エアワイパー』を施工していきます。
エアワイパーの施工手順は以下の通りです。
① ガラスの表面を綺麗に洗い、油膜やコーティングなどを全て取り除く。
② ガラスが完全に乾燥いた状態でA剤を使用する。
③ 保護層が成形されるまで5分待つ。
④ 5分~10分後にガラスを1回綺麗に拭き上げる。
⑤ B剤を均等にガラスの表面に塗る。
⑥ それで5分~10分後に再度、拭き上げる。
2液タイプのガラス撥水剤を使うのは初めてではありますが、使い方としてはそんなに難しくなさそうです。
セット内容としては、A剤とB剤それぞれのボトルとスポンジが2つセットになっています。
アロマのようなボトルの側面にA/Bそれぞれの印字が入っています。スポンジに関しては同じものが2つ入っています。
おそらくA剤で使用するスポンジとB剤で使用するスポンジで分けるように2つ入っているのだと思うので、間違えない様に注意したいと思います。
こういうコーティング剤を使用するときに注意したいポイントとしては、ボディの上でスポンジに液剤を付けないようにすること。
特に今回のような硬化するタイプのコーティング剤がボディに付いてしまうと、ムラなどの原因になる上剥がしづらい可能性が高いので気を付けましょう。
A剤をガラスに付けると、非常に速いスピードで乾いていきます。
そのため、頻繁にスポンジに塗布しながら塗っていく必要がありました。すぐに乾きますが、ムラなどにはなりません。
その代わり、色などにも変化がないために、塗れているのかの確認が取れないため、塗り漏らしの無いように注意しながら作業を行いましょう。
全体にまんべんなく塗ることが出来たら、5~10分乾燥させます。
10分ほど放置後、拭き上げを行います。
使用方法には、乾いたタオルを使用するのか、濡らしたタオルを使用するのかが記載されていなかったので、今回は乾いたタオルを使用することにしました。
A剤を使用した後のガラス表面は非常に綺麗な状態になっていました。もしかすると、A剤はクリーナーとプライマーのような役割をしているのかもしれません。
続いてB剤をガラスに塗っていきます。B剤はガラスに塗って乾燥すると、若干白く残ります。
目で見て塗り終わった場所を判断できるので、ムラにならない様にまんべんなく塗っていきましょう。塗り終わったら、再び5~10分ほど放置します。
10分後、施工面を確認してみると、塗れている部分と塗れていない部分がはっきりと分かるようになっていました。
まんべんなく施工したつもりでしたが、塗り残しがあったようです。塗り残しがあるとしっかりと撥水効果を発揮してくれないので、一度乾拭きを行って、もう一度B剤を重ね塗りすることにしました。今度はしっかりと塗れていますように。
再び10分後、今度はしっかりと塗れている様子です。
最後は乾拭きで拭き上げて完成です。施工してみた感想としては、2液タイプなので手間ではありますが、施工自体はそんなに難しいと感じませんでした。
B剤に関しては、塗れていない部分があったため、2回塗布しましたが、この2回でスポンジの端部分は若干傷んでしまいました。スポンジ表面に液剤の付いていない部分があるとそこがガラスに引っかかっていまい、スポンジを痛めたり、引っかかってスポンジを落してしまう原因になるので、スポンジ全体に液剤を付けてから施工すると良いと感じました。
水をかけてみた
実際に水をかけて、撥水性能を確認してみました。
水をかけた部分から、バシバシ撥水していきます。撥水の仕方は、『ゼロワイパー』のような水が付かない系の撥水ではなく、クリンビューやガラコなどと似たような強い撥水タイプのようです
水がかかっていない状態でも、水が自重で落ちていくため、かなりの撥水性能を持っているのがわかりました。
自動車が止まっている状態でも水滴が落ちていくので、走って風が当たるような状態であれば、確かに水滴は付着できないでしょう。
『ハイブリッドストロング』と比較してみた
予想以上に撥水性能が高かったので、僕の中で現在最強のガラス撥水剤であるクリンビュー 『ハイブリッドストロング』と比較をしてみることにしました。
先ほど運転席側に『ゼロワイパー』を施工したので、今度は助手席側に『ハイブリッドストロング』を施工していきました。こちらも『エアワイパー』同様2度塗りの施工を行いました。
コチラが『ハイブリッドストロング』の撥水性能です。いつ見てもすごい撥水性能です。では肝心の撥水性能比較をしていきたいと思います。
画像左側が『エアワイパー』を施工した部分、右側が『ハイブリッドストロング』を施工した部分になります。どちらもすごい撥水性能です。はっきり言って互角、大きな差が出ません。
水を止めた後の、水残りはこんな感じです。
この状態でも大きな差はありませんでした。これ以上の比較は実際に走行してみないと難しそうです。今回は決着つかずという形になりました。
まとめ
といった感じで今回の検証は以上になります。
今回、『エアワイパー』の施工と『ハイブリッドストロング』との比較を行ってみましたが、非常に高い撥水性能で、僕の中で一番強い『ハイブリッドストロング』とも同等、差を見つけられないほどの撥水性能でした。
2つの撥水剤で違いを感じた部分は、『エアワイパー』の方が2液タイプのため施工が面倒でしたが、拭き上げやすさは『エアワイパー』の方が上だったかな?という感じでした。
大きな違いは金額面で、『エアワイパー』は1万円、『ハイブリッドストロング』は800円程度であるという部分。こちらに関しても、耐久性に違いがあるので一概にどちらが良いのかは判断しにくいと感じました。
たしかに『エアワイパー』は高価なコーティング剤ですが、ここには「スパシャン」というブランドの価値も含まれているのだと思います。
例えるのであれば、ハイブランドの財布のようなもの。安い財布も機能としては同じかもしれませんが、そこにはハイブランドを使っているというステータスがあるもの。車に関しても、ハイブランドの良いものを使っているということ自体がステータスとなるのだと思いました。
今後引き続き、雨の日などに走行比較なども行っていきたいと思います。
おたのしみに!
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