はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はこちらの『LYZER バックランプ専用LEDバルブ』を使ってバックランプの交換を行っていきたいと思います。
そこで今回やりたいのは、ただ交換するだけではなくて、今回の商品に書かれている『2本合計、2320lm』って書かれている部分。
このルーメンというのは光の強さ、量みたいなもの。
ルーメン(英語: lumen、記号: lm)は、光束の単位である。国際単位系(SI)の単位の一つである。
出典:Wikipedia
厳密にはルーメンだけでなく様々な単位があるのですが、明るさの単位の一つだと思ってください。
今回の狙いの一つが2320lmっていうのがどれくらいの明るさなのかを正直知りたいって事。
「ハロゲン球とどれくらいの差があるのか」だったり、「バックランプがあるときと無い時の明るさの違いなんかも同時に確認したい」と思ったので、早速検証してみることにしました。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください!
まずは純正ハロゲンバックランプの明るさを確認しておこう
今回検証で使用するのはC25セレナです。
こちらの車のバックランプがハロゲン球のままだったので、こちらを交換して比較していこうと思います。まずはハロゲン球バックランプの色味と明るさを確認していきましょう。
これがハロゲン球のバックランプの点灯状態です。
みなさんも普段見かけているんじゃないでしょうか。ちょっとオレンジがかった暖色系の光です。こちらがLEDになることでどのように変わるのかを確認していこうと思います。
LEDバルブに交換
まずは交換手順を確認しておきましょう!
ここについては車両によって工程が大きく異なる部分となります。ちなみにハロゲンランプは消耗品なので、車両の説明書に交換方法が掲載されていることが多いので、交換方法がわからない方は確認してみてください。
今回の交換工程は以下の通りとなっています。
- セレナの場合はテールランプを取り外して交換となるので、車両に固定しているボルトを外します。
- 同時に車両へは「クリップ」で固定されているので、クリップを外していきます。
- 最後にテールランプに接続されている配線のカプラーを外していきます。
- テールランプに取り付けられたハロゲン球を取り出す。
- 新しくLEDバルブを差し込む
- 逆工程で車両に戻していく。
以上がおおまかな工程になります。では早速作業をしていきましょう!
ボルトを外し、クリップを外していく
ボルトは普通にラチェットやレンチで外せばいいのですが、クリップが意外と厄介者。
内張はがし等にタオルやマスキングテープを巻いて保護した状態でテールランプとボディの間に差し込んでいき、ひとつずつ丁寧に車体から外していきましょう。
ちなみにこの工程を適当にやってしまうと、クリップの破損やボディのキズに繋がるので、慎重に作業を行ってください。
車両とつながるカプラーを外していく
この工程は球を一つ交換するだけであれば、行わなくても大丈夫な工程になります。
ただ、配線に負荷がかかってしまうといけないので、丁寧に作業を行うのであればしっかりとやれると良いと思います。
これが車両から取り外されたテールランプの裏面です。普段なかなか掃除ができない場所なので、思いっきり汚れてしまっていますね!
こういった機会に一緒に掃除しておきましょう。
ハロゲン球の取り出し
バックランプの裏面のソケットをひねるとテールランプユニットから取り外すことができます。
この時、消灯後時間がたっていない場合、ハロゲン球が非常に高温になっている可能性がありますので注意しましょう。また、ハロゲン球などを扱う際には手の油分がついてしまうので手袋などをしておくと良いと思います。
ハロゲン球は球をつかんで引き抜くことができます。ガラスなので気を付けて扱ってくださいね。
LEDバルブの取り付け
ハロゲン球を外したソケットに、代わりに『LYZER バックランプ専用LEDバルブ』を差し込みます。
この時も黄色いチップ部分を触らない様に注意すると良いと思います。
この時にハロゲン球と同じ規格のバルブであれば、ほぼ同様のサイズでソケットに収まると思います。
セレナで使用されているT16形状のソケットにはT10形状のバルブも取り付けが可能ですが、T16の方が大きい分明るいことも多いと思いますのでバックランプにはよく使われるバルブなのだと思います。
逆工程で車両に戻していく
先ほど外したのと逆工程で車両に戻していきます。
LEDバルブには極性があるものもありますので、車両に完全に固定する前にカプラーをつないだら点灯確認をしておくと良いと思います。もし極性があるバルブを逆に接続してしまっている場合、LEDバルブは点灯しません。
完全に取り付けてから気付いてもう一度取り外すのは悲しいので、先に点灯チェックをできるといいですよね。
LEDバルブの光はこんな感じ
LEDバルブへの交換が完了しました。
LEDバルブの点灯イメージは上画像のような感じです。ハロゲンバルブの時と撮影している距離がことなりますが、明るさに関してはよく伝わると思います。
色味に関しても暖色系だったハロゲンバルブに比べて、ずいぶんと白色に近づいていると思います。
これに関しては人それぞれ好みがあると思いますが、純正状態ではハロゲンバルブが付いていることが多いので、この白色の光はカスタム感を感じる人が多いのではないでしょうか。
暗くなったので、それぞれの状態を比べてみた
はい、ここでやっと今回の検証になります。まずはバックモニターへの移り方。
今ではバックカメラの性能もかなり良くなり、暗い場所でもしっかりと周辺を映してくれるようになりました。
そこで、さきほど明るさを確認した、「ハロゲン球」と「LEDバルブ」に加え、球切れをおこしてしまった「府点灯時」の3段階をバックモニターで確認してみました。
はたして2320lmという明るさでどのくらい変化が出るものなのか…
バックモニター【消灯時】
まずはバックランプ消灯時。
両方同時に球切れを起こしてしまった状態ですね。この状態でも正直少しは周辺が確認できます。最近のカメラってすごいですね!!
ただ、確かに周囲の状態が映ってはいますが、不鮮明なので非常に怖い。どこが安全な場所なのかは全くと言っていいほど判断できませんね…
バックモニター【ハロゲンランプ時】
バックカメラもこの状態での使用を想定して作られているのでしょう。
さすがにばっちり移っています。
バックモニター【LEDランプ時】
LEDもさすがに明るいだけあって移り方もばっちりです。
先ほどのハロゲン時と比べて感じることは、やっぱり色味の変化なのではないでしょうか。昼白色というか、蛍光灯色というか。青みの入った白い色で周囲が照らされている印象です。
昼間に見る景色に近い色になりますので、色の判断が付きやすくなった印象はあります。
後方の照らされ方【消灯時】
後方にカメラを回してみるとバックランプが無い場合はテールランプの光のみになるため、非常に暗い状態。これでは怖くて前に進むこともできません。
後方の照らされ方【ハロゲンランプ時】
続いてハロゲンランプで照らされた後方の様子。
モニターでは明るく見えましたが、実際はそれほど明るく見えません。カメラの力で明るく見えていたという事なのでしょうか。
後方の照らされ方【LEDランプ時】
最後にLEDバルブで後方を照らし出した様子。
奥の壁面や周囲のものまで明るく照らされているのがよくわかります。サイドミラーやルームミラーで確認する周囲の様子はこちらになりますので、バックランプが明るいことで安全性が増すのがよくわかります。
後方からの見え方【消灯時】
もちろんバックランプは付いていません。
これでは後ろに下がってくる事すら気づかないので非常に危険ですね。ハロゲンランプに比べるとLEDバルブは非常に寿命が長くなるので、同時に点灯しなくなってしまう可能性もぐっと下がります。
そもそも片側不点灯を確認した時点ですぐに交換するものだとは思いますが、気づかなかったり交換がなかなかできなかったりするので、こういった状態になってしまうと非常に危険だという事をここで覚えていただければいいかなと思います。
後方からの見え方【ハロゲンランプ時】
後ろから撮影してみると、ハロゲンランプも非常に明るいように見えます。
でもここで確認しておきたいのが電球の周囲に見える光の輪の部分の大きさです。
後方からの見え方【LEDランプ時】
LEDバルブに交換した後は、ハロゲンランプに比べても光の輪が大きくなっていました。
正直カメラを通じて伝わっているかわかりませんが、非常に明るく、遠くにいても車がバックしていることが分かると思いました。
自分の後ろを照らすだけではなく、バックをしていることを周囲に伝えるのもバックランプの大事な役割だと思いますので、そういった安全性の確保にも有効なのだと感じました。
まとめ
今回はバックランプの交換と、明るさの比較を実践してみました。
LEDとハロゲン。そして点灯しない状態。
今回試してみた結果、2320lmは僕が思っていた以上に明るかった。正直びっくりしました。側面にもLEDが付いているからか、ハロゲン以上に周囲の広い範囲を明るくしている印象でした。
今回の検証をカメラでどれだけ伝えられたかは自信がないのですが、肉眼で見ると全然違いました。
雨の日などはカメラに水滴がついてしまったりして、正直ハロゲンランプでの後方の明るさに不足を感じることがあったので、LEDバルブのこの明るさは非常に頼もしく感じました。
今回紹介した『LYZER バックランプ専用LEDバルブ』は非常に明るくもあり、形状もT16 / T20 / S25と様々な形状がラインナップされているので、バックランプをお探しの方、後方の明るさに不満を感じている方、安全性を気にされる方。良かったら手に取って試してみてください。
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