はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
ちょっと前に『コンパウンドで消える傷?消えない傷?』という動画を公開した時に「コンパウンドって傷付くんですか?」というコメントが入っていたので、今回はコンパウンドを使ってどれぐらい傷が入るのか実験したいと思います。
先に言っておきます。コンパウンドはクリアを削ります。
削るということは傷が付きます。そして減ったクリアは増えないので減っていく一方です。それだけは覚えておきましょう。
通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。
今回使用するコンパウンドはコチラ!
・99工房 液体コンパウンドトライアルセット
・3M エフ・1 5970S (細目コンパウンド)
・3M ハード・1 5981(極細目コンパウンド)
・3M ハード・2 5973(超微粒子コンパウンド)
・3M エフ・2 5971(超微粒子コンパウンド)
液体コンパウンド トライアルセットは、前にも紹介したことがあるので省かせていただきます。
今回初めて使う3Mのコンパウンドはチューブタイプ(半練り)です。
液体タイプもあるのですが、手作業でやる場合は半練りの方が垂れずに施工しやすいのでチューブタイプを購入しました。
一応、両方とも機械用(ポリッシャー)です。
液体タイプの良いところは伸びるので広範囲に施工できるところです。
逆に半練りは伸びにくいので部分施工に向いています。機械用と言いましたが、手作業でも使うことができます。
それとコンパウンドの粗さですが、細目(粗い)→極細目→超微粒子(細かい)の順です。
この中でいうとハード・2とエフ・2が超微粒子です。違いなんですが、エフ・2の方が黒い車に向いているみたいです。両方使う必要はありません。
あと、エフ・1(細目)も粗いので必要ないと思います。ハード1とハード2を持っていれば十分だと思います。今回は実験なので4本とも使用する予定です。
アクリル板にマスキングを貼って磨いていく
そうしたら分かりやすいようにアクリル板にマスキングテープを貼って、7種類のコンパウンドを使って磨いていきます。
車のクリアとアクリル板の硬さが違うと思いますが、参考程度に見てもたらえたらと思います。
上段左から、エフ・1、ハード・1、エフ・2、ハード・2の順番(荒い順)で磨いていきます。下段も荒い順で左から、3000、7500、9800の順番で磨いていきます。
とりあえず、磨く回数は縦50回、横50回にしておきます。力加減は一定にしているつもりですが、機械じゃないので正確ではありません。ご了承くださいませ。
磨き終わったので、下に黒いアクリル板を敷いて傷を確認してみます。
パッと見は傷が入っていないように見えますが、左側の荒いコンパウンドを使ったところは肉眼でも傷が入っていることが確認できます。
光を当てて傷の入り具合を確認
明るいところだと分かりにくかったので暗くして光を当ててみたいと思います。
まずは未施工のところです。これを基準に他のところを見ていきます。
ここが99工房の9800番です。少し光が広がりました。
続いて7500番です。これは磨き方の問題なのか? 光が縦から横に広がりました。傷も9800番より目立つような気がします。
続いて3000番です。これは一目瞭然ですね。光の飛び方も傷の目立ち具合も未施工と比べると酷くなっています。
上に移ってエフ・1(細目コンパウンド)です。
今回使用した3Mのコンパウンドでも一番荒い細目コンパウンドになります。99工房と比べると3000番と7500番の間かな。
続いて、ハード・1(極細目コンパウンド)です。一気に落ち着いたような気がします。
エフ・2(超微粒子コンパウンド)です。ここまでくると大きな変化は見受けられません。
最後にハード・2(超微粒子コンパウンド)です。エフ・2(超微粒子コンパウンド)と似たような感じです。
一番傷が入ったところを細かいコンパウンドで磨くと直る?
一番傷が酷かった左側を極細目、超微粒子の順番で磨いたら傷は直るのか? 磨いてみます!
どうでしょう? だいぶ良くなったと思います。
隣の7500番と同じぐらいかな? このまま超微粒子で追い込めばもっと綺麗になると思いますが、根気が必要です。
まとめ
といった感じで以上になります。
コンパウンドで磨くと傷が付くということは分かったと思います。だからと言って「コンパウンドは使うな!」というわけじゃなく、傷が入る(削る)ということを理解した上で使うか使わないかの判断。
それとコンパウンドはメーカーによって硬さも違うのでメーカーの統一。あと使う順番と細目、極細目、超微粒子の違い。などなどコンパウンドのことを知った上で使いましょう!というお話です。
コンパウンドは便利なんだけど失敗するケースもあるので、取り扱いには十分注意してください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!