はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
少し前にトグルスイッチと押すスイッチの取り付けをやったのですが、今回は『開閉連動スイッチ』というマグネットタイプのスイッチの取り付けをしたいと思います。
通信量に余裕がある方やWi-Fi環境下の居る方は動画で見ることを強くお勧めします。
この記事の目次
開閉連動スイッチって何?
『開閉連動スイッチ』って何?と思う方がいると思うのですが、 パッケージの裏面を見てみると色々書いてあります。
それによるとスイッチがマグネットになっていて10mm以上 (1cm以上) 離すと電気が流れて、10mm以内に近づけると電気が遮断されるというものになります。
ちなみに、電源を取らなくても乾電池でLEDを点灯させるLED電源ボックスっていうのも販売されていているみたいです。
今回はLED電源ボックスを買っていないので、適当に改良しながら使いたいと思います。
室内で配線を繋げてシミュレーション!
いきなり車に持っていても使えなかったら意味がないので、室内で仕様を確認していきます。
今回はLED電源ボックスを使わないので純正のカプラーを切断します。この距離だと分かりにくいんだけど白黒線が(電源の + )で、黒線が(電装品の + )になります。近くで目を凝らして見れば分かります。
0.2sqと0.5sqの配線を接続するコネクターも購入してみた!
これはエーモンの『接続コネクター』と呼ばれる商品で、ギボシだと最低でも “0.5sq” の配線を使わないといけないんだけど、この接続コネクターを使えば “0.2~0.5sq” まで使うことができます。
だから片側 “0.2sq” で片側 “0.5sq” など太さの違う配線でも接続することが可能になります。
使い方は簡単で黄色い部分の穴に配線を入れてプライヤーでかしめるだけです。
【電装系基礎知識】ギボシだったり、エレクトロタップだったりの使い方!この記事を読む
ギボシと比べて力もいらないし、しっかり抜けないようになっているので便利です。難点は少し高い。それぐらいかな。
あとはスタッパーが留まっていることを確認して終了です。
『接続コネクター』は上下逆に接続して、後からも外すことができます。
そうしたらスイッチを実際に接続してLEDを点灯させていきます。分かりにくいんだけどスイッチの白黒線が電源 (+) なので、ヒューズ (2A) を間に入れます。黒線は電装品 (+) に繋げて終了です。
そんなに難しくないよね? この時に電気の流れ方を指でシミュレーションしてみると理解しやすいです。
スイッチの仕様は、マグネットが離れている状態で電気が流れるので、今はLEDが点灯しています。このマグネットを近づけるとLEDが消えるはずなので、実際にやってみます。
こんな感じで近づけると消灯します。
ということは扉を閉めている時にLEDが消灯して、扉が開いた時に点灯する。
!!!
グローブボックスに最適じゃん!
しかも10mm以上っていうことはビタビタにくっつけなくてもいい! なんて素晴らしいスイッチなんだ! そうしたら早速グローボックスにLEDを取り付けよう!
開閉連動スイッチを使ってグローブボックスにLEDを増設
グローブボックスって夜開けるときない?
たまーになんだけど、本当にたまーになんだけどあるよね?
その時に「えっ! 暗い! 何にも見えねーじゃん! ルームランプ点けよう! そんな変わんね~!笑笑」ってなるよね?
だからスイッチを付けて開けた時だけ光るようにしていきます。
すでにスイッチを養生テープで仮止めしてスイッチ同士が干渉しないか、扉がスイッチに干渉せず閉まるか、スイッチに同士が離れすぎていないかを確認しています。
ここで確認せずに取付作業を行ってしまうと後から後悔することになります。
ちなみに僕の場合は、取り付けたいと思ったところはスイッチが干渉して扉が閉まりませんでした。仕方なくココに設置します。
(本当はもっと目立たないところに設置したかった…)
ギリギリまで扉を閉めてスイッチ同士の距離を見ていきます。
とりあえず、この場所で問題なさそうです。
そうしたら、スイッチは置いといて配線を仮組して点灯確認を行っていきます。若干、見栄えを良くするためにレンズカバーを取り付けました。
これもエーモンの商品です。
この時に配線の取り回しも確認しておくとスムーズに取り付けることができます。
この車だとグローブボックスの奥に隙間があって扉を閉めても干渉しないので、奥の隙間に配線を通します。
こんな感じ!
そうすると! このように下から配線が出てきます!
狭いところだと配線が組みにくいので、広いところで確認しながら接続していきます。ちなみに電源はACCから取りました。
点灯確認も大丈夫です。
念のため、マグネットを近づけて消灯するかも確認しておきます。1つ作業したら確認することでミスを最小限に抑えることができます。
そうしたらスイッチの位置を決めて両面テープで貼り付けます。
それと配線がダラーンとなっているので『配線止めテープ』を使って、配線をまとめながら見えない位置に貼り付けていきます。
これ初めて使たんだけど、すごく便利だと思いました。
LEDも白ではなく暖色にしてみました! どう? 良い感じでしょ? あとは閉めた時に消灯するのかを確認するだけです。
この位置まで閉めてもLEDは点灯しています。
ここまで閉めるとLEDが消灯します。完璧です。
まとめ
といった感じで、今回は『開閉連動スイッチ』を使ってグローブボックス内にLEDを取り付けてみました。
マグネット同士が近くなると電気が消えて、遠くなると電気が点く。なかなか面白くないですか?
「物は考えよう」ということでいろいろなことに使えそうですよね?
パッと何か例が出てくるわけでもないんですが、こういった特殊なスイッチもあるので興味がある方は、購入してみてください。
そんじゃ! 次回の記事でお会いしましょう!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!