はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
前回の記事で『ヴェルテックス ナノライティングクリアセット』を使ってヘッドライトの黄ばみを落としたんですが、黄ばみは確かに落ちて黄色からクリアっぽくなったんだけど、ヘッドライトの状況が悪すぎる! 傷なのか? くすみなのか?
黄ばみは取れているんだけど白く曇っちゃっています。パッケージには「研磨剤が含まれておりません。傷によるくすみ、くもりは消せない場合があります。」って実際に書いてあったんだけど、今回はこれを落としてもっと綺麗にしていきたいなと思っております。
率直に申し上げます! 動画の方が分かりやすいです!
この記事の目次
耐水ペーパーを使ってヘッドライトを磨いていく
今回ヘッドライトの黄ばみ? くすみ? くもり? を落とす方法なのですか、耐水ペーパーでヘッドライトを削ってクリアにしていきます。
ちなみに現在11時36分です。片側どれくらい時間かかるか、どれくらい綺麗になるかっていう所も一緒にみていきたいなと思います。
#1000 → #1500 → #2000の順で磨いていく
まず、耐水ペーパーの1000番を使って磨いていきます。
この大きさで大体100円ちょっとで販売されています。手のひらサイズにカットして水をかけながら磨いていきます。
「磨く」っていうより「削る」の方が正しいかも。
何故、耐水ペーパーを使うのか?
その理由は、削った時の摩擦熱でレンズが融けちゃう事があったり、ヤスリの目が詰まったりして作業効率が悪くなるからです。
少し削っただけでヘッドライトは白くなり絶望感に襲われると思いますが、大丈夫です! 気にせず作業を進めていきましょう!笑
さっきまで、耐水ペーパーを単体で使っていたんですが、キイロビンに付属されているスポンジに巻いて削っていきたいと思います。
巻いて削った方がやりやすいかな。木の板とかだとヘッドライトの湾曲している部分がやりにくかったり、出っ張っている部分が削りすぎちゃったりするので柔らかいスポンジとか使うと綺麗にできると思います。
言い忘れていましたが、ヘッドライトの周りは必ずマスキングテープで保護してから作業を行ってください。
それと削っている時は水をしっかりかけること!
あと端の方を忘れがちなので全体的に均一に削っていきます。
とりあえず、5分くらい1000番で削りました。
さらに細かい目にして、さっき1000番でつけたキズをさらに細かくしていきたいなと思います。
さっきより曇りは取れてきました。5分くらいやりました。目で見たらわかるんですが、1000番で磨いた時は明らかに線キズみたいなのができてたんですが、1500番で磨くとそれが徐々に消えていきました。
施工が足りない部分があると。後々そのキズを消すのが大変だから、全体的に均等にかけていくのが重要です。
続いて2000番の耐水ペーパーを使ってヘッドライトを削っていきます。
1000番でヘッドライトを削っている時はヘッドライト白くなって変化が大きいのですが、1500番、2000番で削っている時は目に見えるような大きな変化がないので不安になってきます。
「ヤバイ元に戻るのかな!?」「意味あるのかな!?」って思いますが、大丈夫です! 心配しないでください! その作業は意味があります!
徐々にですがクリアになっているので心が折れないように続けましょう!
徐々にクリア感が出てきます。しつこいけど、全体的に均等に削っていきます! いや、磨いていきます!
まだ序盤なので休憩を取ります。
13時になったので再開したいと思います。
後ろにヘッドライトが映っているのですが、削る前より白くなっているのが分かりと思います。
水をかけるとクリアになるんですが、乾くと白くなります。
どういうことかというと、磨きが足りないっていうことです!笑
さらに磨いていきます。
ピカールを使ってヘッドライトを磨く
これ以上は変化がないと判断しました。
次は金属磨きの『ピカール』を使って磨いていきます。
ここからはバフとかで磨いていけば早いんですが、持ってない人もいると思うので全て手でいきます。
ぁああ!ピカール強い!キテる! 何がキテるって一番腕にキテる!笑 あぁぁああああああ! 機械使いたい!
そんなことを言っているうちに徐々に曇りが取れてきました。
ちょっと1回水をかけてヘッドライトの現状を確認してみます。結構クリア感が出たけど、まだ曇ってるね!
キイロビンでヘッドライトを磨く
続いてコチラ! 『キイロビン クイックマジックゴールド』!
ガラス用なんだけど、コレだったら力入れやすいので、コレでやってみたいと思います。
もしかしたら、更にキズがつく可能性もあります。これはちょっと試しです。
力は入れやすい! 凄くやりやすい! けど、エネルギーの消費も早い! しかも、端がやりにくい! 角がやりづらいね!
この辺はしょうがないのでスポンジで対応します。
どうですか? だいぶ良くなった気がします!
『キイロビン クイックマジックゴールド』は力を入れやすく広い面に強いのでオススメかも! 一旦、施工前と施工後を比較してみたいと思います。
一旦、施工前と施工後を比較してみる
どうですかね? 結構クリアになったと思う!
ヘッドライト内のリフレフターの線を見てもらいたいんですが、施工前 (左側) はボンヤリしているのですが、施工後 (右側) はリフレクターの線がハッキリ見えています。
けど、まだ磨きキズみたいなのが残っているので、さらに追い打ちかけたいと思います。
ワコーズ「PC2」を使ってヘッドライトを磨く
撮り忘れていたんですが、ワコーズの「PC2」という超微粒子コンパウンドを使ってヘッドライトを磨いています。
これ凄いわ! みるみるうちに綺麗になっていきます!
新品同様は言い過ぎかもしれないけど、控えめに言って新品同様になっています。
もう終盤戦です!諦めずにまだまだ磨いていきます!
本当にしつこいんですが、端の方も忘れずに磨いていきます!
バフがあれば超早いと思うんだけど、あえて使いません。人力でここまで出来るぜ!ってとこをみせたい!ヘッドライト磨きは体力勝負です!
ってな感じで磨き終わりました。
途中経過の時よりリフレフター線がハッキリ見えませんか? 施工前 (右側) に比べても、施工後 (左側) の方がヘッドライトのインナーがハッキリ見えていると思います!
近くで見ても新品まではいかないけど、控えめに言って新品同等ぐらいまできています。※しつこい
ちょっと、アップにしてみました!
10アルファードで、こんな綺麗なヘッドレンズ付けている人なかなかいないと思うよ! それぐらい綺麗です!
ヘッドライトを磨いたら必ず保護剤を塗る
本当に最後の仕上げになります。
ヘッドライトを磨くということは、表面が剥き出しになって裸の状態です。
なので、ここにクリア塗装だったり保護剤だったりを使わないと余計に劣化を早めてしまう可能性があります。
なのでしっかりクリアを吹こうと思ったんだけど、道具もないし、技術もないので、前回使った『ナノメタル ライティングクリアセット』に入っていた保護剤 ( ガラスコーティング剤) でレンズを保護して終わりにしようと思います。
クリア塗装と違って塗っていくだけなので簡単です。
ヘッドライトを点けて施工前と施工後を比較する
一通り作業が終わったので、ライトを付けて施工前 (左側) と施工後 (右側) を比較していきます。
画像や動画だと分かりにくいんですが、施工前 (左側) は全体的にボンヤリしてるんだけど、施工後 (右側) はバルブがハッキリ見えます。
アップにした方が分かりやすいかな? 一目瞭然だと思います!
まとめ
といった感じで以上になります。
左側 (運転席側) が施工前で、右側 (助手席側) が施工後になります。ヘッドライトの中が焼けていたりして新品とは言えませんが、本当に新品同等と言っても過言ではないぐらいまで綺麗になりました。
この前段階で、くすんだり曇ってたりしていなければ前回紹介した『ヴェルテックス ナノメタルライティングクリアセット』で十分だと思います。
けど、傷があったり、くすんでたりするとノーコンパウンドの商品だと綺麗にするのが難しいので、今回みたいに「削る」「磨く」の作業が必要になってきます。
それと一番重要なのが磨いた後の保護だよね!
これを怠ってしまうと黄ばみ等の劣化を早めてしまうので保護剤を忘れずに必ず施工してください!
忘れていましたが、片側の作業が終了したのは14時半ぐらいです。撮影しながらやっていたのもあると思いますが、片側だけで約2時間かかりました!笑
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!