旅先での利用はもちろん、車を持っていない人にも便利なレンタカーやカーシェアリング。何気なく利用している人も多いと思いますが、実は意外と知られていない豆知識がたくさんあります。
そこで今回は、知っておくと得するかもしれない、レンタカーやカーシェアリングについての豆知識をご紹介します。
この記事の目次
レンタカーのナンバーは「わ」だけじゃない?!
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レンタカーのナンバーといえば「わ」が一般的ですが、実は「わ」以外にもレンタカーに割り振られたひらがなナンバーがあることをご存知ですか? それは「れ」。レンタカーやカーシェアリングの増加により、「わ」ナンバーが枯渇したことで誕生したとされており、沖縄県や北海道などでは比較的よく利用されています。
沖縄県や北海道などで「れ」が多い理由
これらふたつの地域は、いずれも日本を代表する観光名所であり、鉄道網の問題などからレンタカー利用が多い場所となっています。そのため「わ」では対応しきれず、「れ」ナンバーが誕生したそうです。沖縄県や北海道に旅行にいく際は、ぜひ車のナンバープレートをチェックしてみては?
初心者でも借りられるの?
原則的には免許取得後間もない人であっても、レンタカーやカーシェアリングを利用することは可能です。ただし、店舗によっては年齢制限を設けているところもあるため、利用前には念のため確認しておくと良いでしょう。
初心者向けの手厚い補償制度も
ドライバー初心者というと、なんとなく「事故をおこす危険が高そう」というイメージを持ってしまうかもしれません。また本人も運転に自信がなく、不安に思っている場合もあるでしょう。
こうした点に配慮し、会社によっては運転が不安な人向けに、通常よりも厚い補償制度を用意しているところがあります。免許を取ったばかりで運転に自信がない人はもちろん、ペーパードライバーにとってもうれしい制度ではないでしょうか。
もし事故ったら?
レンタカーやカーシェアリングの車で事故を起こしてしまった場合は、すぐに警察と担当店舗への連絡を行いましょう。どの店舗に連絡するかは、出発前に事前に確認するか、説明書をよく読んでおくのがおすすめです。
事故を起こした場合の負担額は?
事故によって借りていた車を修理に出さなくてはならない場合や、相手に損害を与えた場合は、加入していた保険によって負担額が異なります。レンタカーやカーシェアリングであっても、自賠責は必ず加入しなくてはならないため、その分は補償されます。しかし、自賠責以上の補償については原則自己負担になるため、オプションの任意保険に加入することをおすすめします。
任意保険が適用されない可能性も
任意保険に入っていたとしても、警察に届け出なかったり、事前に店舗に申し出ていた人以外の運転で事故に見舞われてしまったりした場合は、その内容が適用されないおそれがあります。また各店舗の規約に違反した場合も、任意保険の適用対象外となることがほとんどですので、こちらも事前に確認しておきましょう。
もし時間内に返せなかったら?!
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渋滞や思わぬトラブルなどで、約束していた時間にレンタカーを返却できないこともありますよね。万一返却時間を超えてしまった場合、多くのレンタカーやカーシェアリングでは一時間ごと、または一日ごとに追加料金がかかります。
また、事前連絡なく時間超過してしまった場合、超過料金以外に違約金が発生する場合も。「返却時間に間に合わない!」と思ったら、すぐに担当店舗に連絡するのがおすすめです。
満タン返しはするべきなの?
多くの店舗では、基本的に返却時は満タンにすることが一般的です。満タンで返却できなかった場合、不足している燃料分を計算して、返却店舗に支払わなければいけないことが多いようです。
計算は各店舗で定められた方法にのっとって請求されますが、一般的な価格よりも割高であることが多いため、できるだけ満タン返しを心がけたほうが良いでしょう。
まとめ
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あなたはいくつ知っていましたか? 一見便利に感じるレンタカーやカーシェアリングも、使い方によっては損をしてしまう場合があります。後悔しないためにも、こうした豆知識を頭の片隅にとどめて利用することをおすすめします。