出典:http://level300.exblog.jp/19725914/
御料車とは、日本の天皇陛下や皇族が乗る車のことで、別名「菊の自動車」とも呼ばれている。
現在、御料車として使われている車は、トヨタのセンチュリーをカスタムした「センチュリーロイヤル」。センチュリーロイヤルは、トヨタ内では「大きな車」という車両コードネームが付いており、実際にセンチュリーとセンチュリーロイヤルは、大きさから機能まで別物だと思うぐらい違いがある。
センチュリーロイヤルの詳細
通常のセンチュリーと比べると、ここまで違いがある。こんなに乗るのか分からないが、乗車人数は8人に設定されている。
座席面は、運転席などの前席が革張りで、後部座席は布になっている。これは、馬車に由来しており、雨が降った時に濡れる前席は耐久性のある革を使用し、滑りにくく柔らかい布は後部座席を使用している。
出典:http://bonnethood.blog.fc2.com/blog-entry-2.html
後部座席の扉は、観音開きになっており、後部座席がより見やすいように窓は全体的に大きく設計されている。もちろんガラスは、防弾ガラスを採用している。
出典:http://level300.exblog.jp/19725914/
センチュリーロイヤルは御料車として「皇1」、「皇2」、「皇3」、「皇5」の計4台が納車されている。「皇4」は欠番。
「皇1」は、天皇陛下が乗車する仕様で、約5,250万円。
「皇3」、「皇5」は、国賓接遇用に防弾性能が強化されたもので、約9,450万円。
「皇2」は、寝台仕様となっている。
ご存知だと思いますが、センチュリーロイヤルは一般販売されていない。一般向けの販売を希望する声も多かったみたいだが、御料車としての品格を保つためや、一般車両と間違えないように一般販売は一切行わなかった。
【関連記事】
オバマ大統領の専用車「キャデラックワン」の装備が最強するぎる!
この記事を読む
この記事を読む