こんにちは、しのピー( @shinopp_yu )です。
今回はホイールナットについてですが、足回りは無知でやると大事故に繋がります。特にホイールナットはホイールを支える大事な部分です。万が一ホイールが外れてしまったら自分だけでなく他の人にケガをさせてしまうこともあるので十分に注意して自分の車にあったホイールナットを取り付けましょう。
この記事の目次
ホイールナットサイズの見方
ホイールナットにはサイズがあります。このサイズが合っていないと車に取り付けをすることができないので、サイズの見方をきちんと把握してから商品を購入しましょう。
M12×P1.5 21HEX
赤:ネジの直径
青:ネジ山のピッチ(ネジ山の間隔)
緑:六角形の二面幅
橙:HEXAGON(六角形)ナットの形
取り付け座面
取り付け座面とは、ホイールとナットの接点になります。ボルトのピッチが合っていても座面が合っていないと取り付けができなかったり、走行中に外れる可能性があるのできちんと確認しましょう。社外のホイールはテーパー角度60°で統一されていますが、稀にメーカー専用で売っているホイールは座面が違う場合があるので注意です。
赤:テーパー座ナット
一番主流の座面で、ホイールと接地するところが60度の角度で作られている。
青:球面座ナット
主にホンダの純正として使われている座面で、R12球面座ナットとも呼ばれている。
緑:平面座ナット
主にトヨタの純正として使われている座面で、ワッシャー付ナットとも呼ばれている。
メーカー別ナットサイズ
M12×P1.5:トヨタ・ホンダ・三菱・マツダ・ダイハツ
M12×P1.25:日産・スバル・スズキ
ある程度メーカーで統一してありますが、軽自動車だとM10を使っていたり、大きい車だとM14を使っていたり、車種によって異なるので事前に調べてから購入しましょう。
OEM車は注意!
最近、OEMの車が増えてきているので要注意! 例えば、”ZN6 86″などエンブレムはトヨタだからといってM12×P1.5を購入すると、ボルトピッチが異なり取り付けができないので、購入する前にボルトピッチは必ず確認しておきましょう。
社外ホイールナットの種類について
社外のホイールナットを調べても色々出てくる…。 どれを買えばいいのか分からない…。なんて人の為にホイールナットの種類を説明させいていただきます。あとは好みで選びましょう。
貫通式と袋式の違い
▲袋式 このように先端が閉じているやつ? を袋式や袋型と呼んでいます。
▲貫通式 名前の通り先端が貫通しているものを貫通式と呼んでいます。袋式か貫通式かは完全に好みです。
ショートとロングの違い
単純に長さの違いになります。ホイールの形状や、ホイールのオフセットに合わせて選びましょう。ロングナットで気をつけたいのが、車のボティよりもロングナットが出てしまうと車検に通らなくなります。
セキュリティナットとは?
セキュリティナットはホイールの盗難防止に使用するナットのことで、1つのホイールに1箇所取り付けるのが主流で、ナットにスリッドが入っていたり、花柄になっていて専用のソケットを使わなければ外すことができない仕様になっています。
ホイールナット締め付け規定トルク
出典:ktc.jp
車種などによって多少の誤差はありますが、規定トルク数が決まっているので取り付けは規定トルクにしたがって行いましょう。
軽:90N・m
普通車:105N・m
足回りはきちんと規定トルクで取り付けなければ大事故に繋がります。トルクレンチを用意して規定トルク数で取付を行ってください。
レーシングナットの購入を検討する
※ピッチがわかっている場合は検索に1.5や1.25を追加してください。