出典:現実と人生のカラクリ
車を買うとガソリン代だったり駐車場を借りる場合は、駐車場代だったり色々なお金がかかりますが、その中でも財布に痛いのが税金。税金と一言で言っても様々な税金があり車の大きさなどで金額が左右されます。
この記事の目次
税金の種類
自動車取得税・・・車を取得した時にかかる税金
自動車税/軽自動車税・・・排気量ごとに定められている税金
自動車重量税・・・車の重量ごとに定められている税金
ガソリン税・・・ガソリンに含まれている税金
軽油取引税・・・軽油の場合に含まれている税金
自動車取得税
自動車取得税は言葉の通り車を取得するときにかかる税金で新車でも中古車でもかかります。税率は5%、軽自動車は3%となっております。
新車の場合・・・車両価格の90%である課税標準額に税率をかけたものが税額
中古車の場合・・・購入価格ではなく、新車時の取得価格に経過期間に応じた残価率を掛けた価格が課税の基準になります。
友達から格安で買っても関係ありません。
※この価格が50万円以下なら無税だが、超えていれば税額が算出されます。
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中古車残価率
※6年以上経過、4年以上経過した場合は、税金を納める地方自治体によって残価率の取り扱いが異なります。
自動車税/軽自動車税
自動車税/軽自動車税は総排気量ごとに税額が定められている税金です。
4月1日の車の所有者に納税通知書が送られてくる。4月~5月にかけて車を所持している人がソワソワしているのは自動車税が原因かと…
新車や中古車の購入時には、軽自動車をのぞき次の3月末までの分を月割りで納めることになっている。
排気量ごとの税額
自動車重量税
自動車重量税は車の重量ごとに税額が定められています。
車の重量は車検証の車両重量で確認できるので把握しておきましょう。自動車重量税は車検時に次回の車検までの分を納めないといけません。新車購入の際には3年分を負担。
※車検が残っている中古車の場合は負担する必要がない。
重量ごとの税額
環境に優しい車は減税されて財布にも優しい
お財布に優しい減税サービス
それは環境に優しい車に乗っている人につく特典である。
平成17年排出ガス基準に基づく低排出ガス車に対して行われてきたグリーン税制、平成24年4月からは平成27年度燃費基準に基づく低燃費車に対する環境対応車普及促進税制、エコカー減税やグリーン税制と呼ばれているものだ。
グリーン税制・・・自動車税の減税制度で、環境対応車普及促進税制度は自動車取得税と自動車重量税の減税制度。電気自動車やクリーンディーゼル車などの次世代自動車だと、自動車取得税と自動車重量税が100%減税。
エコカー減税・・・上記以外でも基準を満たしているエコカーならば75%減税や50%減税になる。
自動車税についても次世代自動車だと50%減税になる。両方とも期間などが定められているので、車の購入を考えている方は要チェックだ。
古い車が好きな人には辛い税金制度
車の税金には増税もある。それは新車登録から13年を超えるガソリン車は、自動車税が10%増額される。重量税も13年超だと割増になり、18年超だとさらに高くなる。旧車が好きな人や昔の車を大切に乗っている人には鬼のような制度だ。
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