出典:http://cleanyourcar.jp/self/self03.html
エンジンオイルは、使い続けることで劣化して、本来の性能を発揮できなくなる為、交換が必ず必要な消耗品です。
それでは、エンジンオイルはどんなタイミングで交換を行うべきなのでしょうか? 更にどんなエンジンオイルを使用すれば良いのでしょうか?
今回は、エンジンオイルの交換についてまとめてみました!
エンジンオイルの役割を知ろう!!
普段何気なく交換をしているエンジンオイルだけど、実際にどんな役割があるのかは意外と知らないものですよね。
エンジンオイルはエンジンがかかっている時、常にエンジン内を循環しています。エンジンの役割を支えているのが、エンジンオイルなのです。エンジンオイルが無ければエンジンが壊れてしまうし、汚れていればエンジンに負担をかけてしまいます。
エンジンオイルの5つの役割
- 潤滑作用
エンジン内部のたくさんの金属の部品を滑らかに動かす働き。もしエンジンオイルがないと、金属と金属の摩擦ですぐにエンジンが壊れてしまいます。 - 密封作用
エンジン内の気密を保ち、エンジン内部(ピストン)の爆発で作られた力の吹き抜けを防ぐ役割。エンジンオイルがあって初めてエンジンの力が発揮されるのです。 - 冷却作用
高温になるエンジンの熱をエンジンオイルは吸収して必要以上の加熱を防いでいます。 - 洗浄作用
エンジン内部に付着する汚れや金属のカスを洗い落として、エンジン内部をクリーンに保ちます。なのでエンジンオイルは使用すると、汚れて黒くなるのです。 - 防錆作用
金属の表面に膜を作り、水分等が直接触れないようにして、エンジン内部にサビが発生するのを防いでいます。
エンジンオイル交換の時期は!?
出典:アクセルブログ
オイル交換の時期については、前回のエンジンオイル交換からの「期間」と「走行距離」によって判断する方法が一般的です。
まず基本となるのは、自動車メーカーが指定する交換時期です。(車の取扱い説明書や、ボンネットを開けると記載があります。)車によって搭載されるエンジンによって違うので、指定の交換時期も様々です。
ただし、メーカー指定の交換時期は、あくまで一般的な使用条件を前提にしたものなので、高温下・低温下での使用が多い車は、交換時期を早めた方がよいでしょう。高温下・低温下では、劣化が早いのです。
特に注意が必要なのは、チョイ乗りが多い、街乗り中心の使い方をされる方です。
このような使い方をされる方は、特にエンジンオイルを気にしない方が多いと思われるのですが、チョイ乗りこそが、実はオイルにとって一番つらい状況です。
また、走行距離が極端に少ない場合も注意が必要で、例えば、メーカーのエンジンオイル指定交換時期が10,000kmの車の場合でも、年間の走行距離が5000km未満というような乗り方だと、2年も無交換で行ける計算になりますが、エンジンオイルは、車を使わなくても徐々に劣化して性能が悪くなるのです。長くても1年くらい経ったら交換する事をオススメします。
エンジンオイル選びのポイント!!
出典:MOBY
エンジンオイル選びの基準となるのは、各自動車メーカーで指定されているエンジンオイルです。
これを純正エンジンオイルといいます。(純正エンジンオイルについては、ボンネットのステッカーもしくは車の取扱説明書に記載されています。)純正エンジンオイルは、自動車メーカーが、その車に合わせて指定しています。
その純正エンジンオイルを使用していれば、問題は全くありません。ただ、純正エンジンオイルは、同程度の市販エンジンオイルに比べて値段が高いことが多いようです。ただし、その車に合うエンジンオイルは、メーカー純正だけではありません。市販されているエンジンオイルの中にも純正と同じかそれ以上の性能を持つものもたくさんあります。
まとめ
エンジンオイルは、エンジンを守る重要な役割を果たしています!長くても1年程度での交換をオススメいたします!エンジンオイルは純正を使用した方が間違いはありませんが、様々なタイプのエンジンオイルが発売されていますので、チェックしてみるのもいいでしょう。
エンジンオイルは人間でいう血液だと思ってください!!!!!
エンジンオイルが血液なら、オイルフィルターは肝臓です。
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