はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
『RVスタイル』というアルファード・ヴェルファイア・ハリアー・ハイエースなどの人気車種専用の雑誌企画で「ハリアーに特化した洗い方ってありますか?」と聞かれました。
車種によって使われているパーツも違うし、効率のいい洗い方がそれぞれあります。しかし、自分はハリアーを1回しか洗ったことがないのであまりわかっていません。
なので、今回はハリアーの形状などをしっかり確認して実際に洗車をしたいと思います!
他の車種にも通ずる部分があると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
今回洗車していくハリアーを考察
外にやってきました。全体的にハリアーを見ていきたいと思います。
やはりこういう所は拭き残しがちですね。
フロント部分はSUVということもあり、塗装されているボディ面と未塗装樹脂の部分が混在しています。
こういう所を見るとワックスではなく、コーティング剤を施工した方が良いのかなと思います。
サイドの部分もワックスを施工するのはかなり難しそうです…。
洗車に時間を掛けたくない人はワックスよりも断然コーティング剤がオススメです。
ドアを開けた部分です。汚れている所と汚れていない所の差がハッキリとしています。
汚れている所は洗車の時に水が入り、しっかり拭き上げができていなかったのだと思います。
リアのスポイラーは全グレードに付いているのかわからないのですが、かなり奥待っていて、覗くと砂埃が溜まっていました。
こういう所は見落としやすいんだろうな。
リアハッチを開けた所にも砂埃が溜まっています。これはどの車種でも共通して汚れが溜まるところです。
水ジミもポツポツありますが、洗車後にしっかり拭き上げれば跡にはならないので、どういう所が濡れるのか把握するのもすごく重要だと思います。
そして1番水アカが酷かったのがヘッドライトの上の部分です。
ここは定期的に綺麗にしないと水アカが溜まり頑固になります。
車高が高いのでタイヤハウスも綺麗にしてあげた方が良さそうですね。
ここはボディ側は綺麗ですが、ここは汚れています。
表側は綺麗にする人が多いですが、少し奥になると全く手を付けない人も多いんですよね。こういった所も気にするとまた変わってくると思います。
内装はかなりの高級車ということもあり合皮が使われています。この辺は合皮用のクリーナーを使って綺麗にしていきたいと思います。
バイザーはセダンっぽい薄い物ですね。多分オプションだと思います。
ワンボックスのバイザーとかは分厚くて奥まで手が入るのですが、これは奥まで入りません。
なので、この辺は窓を開けてガラスクリーナーで綺麗にしていきたいと思います。
そうしたら何となくハリアーの形と汚れ具合がわかったので、さっそく洗っていきます!
80ハリアーを洗車!
足回りから洗っていきます。ハケやブラシなど色々用意しましたが、どれを使うか悩みますね。
足回りは砂・泥・ブレーキダストなどの汚れが大量に付着しているので、高圧洗浄機で水洗いします。
高圧洗浄機が手元にない方はホースノズルで代用してください。
水で落とせる汚れは水で落とすのが大事!
タイヤハウスは蓄圧式の泡々洗車ができる物がオススメです。
僕は『iK Foam PRO 2』を使用します。
ボディと隣接している部分は傷が怖いので固いブラシは使用しない方がいいです。
奥の方は長いブラシが便利なので、100均のトイレブラシもオススメです。
タイヤはムートングローブがオススメです。
小回りが利くし、そんなに高くないので足回りとボディ用で何個か持っておいても良いと思います。
ブレーキホースには注意してください。
ホイールの汚れが酷いときは鉄粉除去できるホイールクリーナーを使ったりしますが、そこまで汚れていない時はカーシャンプーで十分だと思います。
今回は普通のカーシャンプーを使って『EZディティールブラシ ビッグ』で擦ります。これ高いけど使いやすいんですよ…。
バケツは何個か用意しておくと効率がいいです。
細かい所は小さいハケで対応します。
洗剤が残らないようにしっかり水洗いしたら足回り終了です!
この辺はシャワーを使いにくいので噴霧器や霧吹きで水をかけてからハケで洗うのがオススメです。
ハリアーは構造上、車内に水が入っていきづらいので、シャワーでも良いかもしれないですが、拭き残しがあると水ジミが大量発生するので難しい所です。
拭き上げが難しい所はできればエアーを使いたいですが持っていない人が大半だと思います。
なので頑張って拭きます。雨は仕方ないです。
ここは上がゴム、下が樹脂みたいな素材なので硬めのブラシで洗います。
これで超綺麗にしようとしているわけではなく、とりあえず拭ける状態まで持っていこうとしています。
これだけでも大分変わります。
ハケなんてやってられねえ!という方は最初から水拭きでもいいと思いますが、塗装面が傷付くリスクは常に持っておいてください。
雨が降ったので翌日です。昨日の続きからやっていきます。
泥を取りたいので、全体に水をかけてカーシャンプーで洗います。
特に夏場の黒い車は熱くなっているのでボディ面を冷やすという意味でも水をたっぷりかけます。
全面洗車するのは疲れますね…。
洗い終わったのでジーオン 『シルクドライヤー』でザックリ水滴を拭き取ります。
夏場は水滴が乾くのが早いので、できるだけスピーディーに拭くことが大事です!
ある程度全体の水滴を拭き取ったら、細かい部分の拭き上げを行います。
サイドミラー下の部分は鉄板で、どの車種でも水滴が垂れます。
ポンポンと水を吸ってあげるように拭くのがポイントです。
モールの部分はセームがオススメで、僕は『ユニセーム』を使っていきます。拭くのではなく吸います。
エアーがあればエアーが良いですが、セームも細かい所にすごくオススメです。
開けられるところは開けて拭き上げていきます。とにかく水滴を消します!!
普段ならすごく汚れていて拭くのも躊躇するような場所でも、洗った後なのでジャンジャン拭けます。
ここの水アカ汚れは『リンレイ ウルトラハードクリーナー』を使えば落ちると思いますが、そこまで頑固じゃないと思うので『ブードゥーライド シルク』を使います。
綺麗になりました!コーティング作業に移ります。
コーティング剤を施工
最初にお伝えした通り、ハリアーは未塗装樹脂が混在しているので、未塗装樹脂にも使えるコーティング剤を3つほど用意しました。
1つは『ダンシングウォーター』でカルナバというワックス成分が配合されていますが、液体ワックスに近く艶が出ます。
2つ目は『レインドロップ』です。これはガラスにもボディにも未塗装樹脂にも使えてバチバチの撥水なので、とてもよく使っています。
3つ目は『CCウォーターゴールドプレミア』です。これも『レインドロップ』と同じですが、ヌルッとした艶が出ます。
以前、ハリアーに『ダンシングウォーター』を半分ほど施工したので、今回はそれに合わせて『ダンシングウォーター』を使います。
ワックスだと拭き残しが怖いんですよね…。
【シュアラスター】洗車のプロに商品の使い方や洗車のコツなどを1から教わりました!この記事を読む
黒みがまして綺麗になりましたね。
タイヤも茶色っぽいので、コーティング剤を施工します。
僕は落ち着いた艶が出ているタイヤが好きなのでシュアラスター 『タイヤワックス』を使います。スポンジは旧タイプです。
こんな感じです。SUVはタイヤが目立つので大事な部分ですね。
続いて内装です。本来はマットを取った時に汚れがボディに付着したりするので、内装から掃除した方が良いです。
合皮が使われているので、オートグリムの『レザークリーナー』や『レザーケアバーム』がオススメです。
ブードゥーライドの『オールサーフェスディテイラー』も帯電防止効果があるので使い勝手が良いです。これは甘いニオイであまり好みではなかったのですが、無臭に切り替わったらしいのでいつか使いたいと思っています。
このワークスタッフのハケはとても柔らかいので、傷付きやすい所にオススメです。
これで掃いて落ちた汚れは掃除機で吸います。
こんな感じでハリアーの洗車は終わり!
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はハリアーの洗車を行いました!
やっぱり洗車のコツは車を知ることだと思うので、水滴が垂れやすい場所やボディの特徴を1番最初に見ました。
未塗装樹脂とボディの境目が曖昧だったりするとワックスよりもコーティング剤の方が圧倒的に施工しやすかったりするので、皆さんも車の特徴を見てから洗車をしてみてください。
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