はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はみなさんが大好きな車の磨きをやっていきたいなと思っています。
昔にこういう風に磨くと失敗しますよっていう動画を上げさせてもらいました。
その動画が結構皆さん興味を持って見ていただいたみたいで再生回数も多くてびっくりしていたんですが、今回は磨きの中でもバフにフォーカスしていきたいと思います!
磨きにも色々あってポリッシャーと呼ばれる機械がダブルアクションとシングル2つあったり、磨くのに使うコンパウンドも種類があったりするんですが、今回は機械とコンパウンドを統一してバフの違いを比較していきたいなと思っています。
今回使う機械は今回『ダブルアクション』です。その理由は『シングルアクション』に比べて『ダブルアクション』の方が失敗しづらいというメリットがあるからです!
そしてコンパウンドはGEYONの『コンパウンド』です。
他にも『コンパウンドプラス』っていうさらに粗い商品だったり、このコンパウンドより目の細かい『ポリッシュ』っていうやつもあるんですが、今回は粗さが真ん中の『コンパウンド』を使っていきます。
そしてスポンジのバフだけを変えていくんですが、それが4種類あります。バフも目の粗さがあって、粗いものから言っていくと
- ヘビーカット
- カット
- ポリッシュ
- フィニッシュ
という順番になります。この順番で使っていくので、どういった違いがあるのか、実際に使ってみて傷をどれだけ消せるのか、どれだけ傷が入るのかとか見ていきたいなと思っております!
逆に言えば、『コンパウンド』を変えて色んな組み合わせっていうのもできるんですが、そうするとゴチャゴチャしちゃうので今回はバフの違いを見ていこうと思っております。
今回GEYONのバフを揃えたんですがこれには理由があって、他のメーカーを使うとカットという名前の商品でも粗さが変わってきたりするので、メーカーを統一したいなっていうのでGEYONで統一しました。
なので、GEYONのバフ4種類を使ってどんな違いがあるのかを見ていこうと思います!
この記事の目次
バフの前準備
外にやってきましたのでバフ掛けの準備をしていきたいと思います。
施工していくボンネットはよく実験に使っている17マジェのです。ボンネットにマスキングテープを貼ったので、マスキングテープの枠内をさらに4等分してテストをしていきたいなと思います!
そして4等分したら、ここにヤスリで傷を付けて、その傷の消え具合とかも見ていきたいなと思ってます。
そうしたら、1000番のヤスリを使って傷つけていきます。
うわっ! ツラッ! 胸痛っ!
こっち側もいきます。うわぁ!これは辛いですね…。
そうしたら、マスキングテープを4分割します。それでバフが4種類あるので、どれぐらい傷が目立たなくなるのかだったり、どれぐらい傷が入るのかっていうのを見ていきたいなといった感じです!
バフ掛け開始!
今回使用していく機材はリョービの『ダブルアクションポリッシャー RSE-1250』です。それに合わせたパットなのでパッドのサイズは145mmです。
このリョービを使ってる人は参考にしてください。そして、コンパウンドはGEYONの『コンパウンド』です。細めのコンパウンドになります。
ボンネットは4等分して傷をつけた感じです。
左から『ヘビーカット』→『カット』→『ポリッシュ』→『フィニッシュ』の順番になってます。
左の方が粗く右に向かうにつれてどんどん細くなっていきます。そして、ここに順番に使っていって違いを見ていく流れになります。
目が細かい方が塗装面を削らないで済むんですが、逆に傷を消しきれない問題とかもあるので、その辺は実際に使って見ていきたいなと思っております。
そうしたら、やっていきましょう!
ヘビーカットを使用!
そうしたらまず1番粗い紫色の『ヘビーカット』から使っていきます!テンテンテンテンテ~ン♪
バフ掛けが終わったのでコンパウンドを拭いていきます。
これだけでもだいぶ傷消えたんですが、もう1回ぐらいやっておきます。
それで終わったら拭いていきます
こんな感じでかなり傷は消えています。右と左の違いなんですが、左側の『ヘビーカット』でバフ掛けした方は、傷が深く入っていた分消え切れてないやつも中にはあります。
カットを使用!
そうしたら、『ヘビーカット』の次に研磨力のある赤色の『カット』ですね。
色がかわいいですね。先ほどと同じような感じで磨いていきます。
1回目終わったんですが違うもう違いますね。『ヘビーカット』よりも『カット』の方がやっぱり研磨力がない。
これはさっきよりソフトな感じなので磨いていてもわかります。
それではもう1回磨いていきます。
そうしたら拭いていきます。わかりづらいけど、上から見た感じはこっちの方が傷が濃い感じがする。
ポリッシュを使用!
そうしたら、続いて青色の『ポリッシュ』ですね。これは『カット』の次『フィニッシュ』の前です。色が違うの良いですね。わかりやすい。
そうしたら拭きます。
やっぱり他の2つに比べると『ポリッシュ』の方が傷が残ってる。
だけど傷以外のところは結構綺麗になってます。見た感じツヤがあるような感じです。逆に『ヘビーカット』の方は少し白っぽい感じがあるんですよね。
もう1度バフ掛けしていきます。
やっぱり傷深いですね。僕がカメラ越しに見た時に全くわからなかったので、あとで光を当てながら工夫してお見せしようと思います。
フィニッシュを使用!
そうしたら最後『フィニッシュ』ですね。パッドにも『フィニッシュ』って書いてあるので、これはわかりやすいですね。
やっぱり違うな全然違う。これね~、肉眼で見てもらいたいんですよね。
自分の目がカメラになればいいなって思った時メチャメチャあるんですよ!これ伝わらないんだろうな…。伝えたい…!
そして最後、もう一度バフ掛けしていきます
そうしたら拭いていきます。はいこんな感じです。動画や画像だとわからない臭いけど、とりあえず磨き終わりました。
通しでバフ掛け!
そうしたら、こっちの面は順番に『ヘビーカット』から『フィニッシュ』まで使っていって仕上げたいなと思っています。この面は傷もありますし水アカもあります。傷の下にポツポツ水アカがあるのでこの辺も綺麗になるのかっていうところを見ていきます。
ヘビーカットを使用!
そうしたら、傷が深いので『ヘビーカット』でいっちゃいます。
傷が浅ければ『ヘビーカット』じゃなくてもいいんですよ。
なぜなら、『ヘビーカット』は1番削るバフなので削りすぎてしまうリスクがもちろんあるんですよ。だからそこは選ぶのが難しいんですが、この傷はさっき『ヘビーカット』でやっても完全に消えきらなかったので、『ヘビーカット』でいっちゃいます。
『ヘビーカット』でバフ掛けしても傷が完全には消えきれてないんですよね。
こうなってくると他の機材だったりコンパウンドを変えたりする必要があります。
ですが、今回はバフだけにフォーカスしているので、それ以上のことはやらないで出来る限り頑張ります!
2回目のバフ掛けが終わったんですが、大分いい感じにいってるよ! ヤバッ! マジでかなり消えた。
ジャン♪
ヤバイヤバイヤバイ! 時間がない! 日が暮れそう! でもいい感じ!
あんだけ深い傷があったのにここまで目立たなくなるのはデカイって思ってます!
カットを使用!
続いて『カット』に変えます。これを順番にやっていかないと物凄い時間がかかるんですよ。結局順を追ってやった方が作業効率はいいです。
『カット』はもう1回やっていきます。
若干は残っているけどすごい綺麗になってます。それは確かです。
磨くのって大変なんですよ。だから磨き屋さん良い金額するじゃないですか? あれは作業代です。もう仕方ないですね。本当にやってわかる。メチャメチャ大変…。
ポリッシュを使用!
次は『ポリッシュ』いきます。
スゴッ! キモティーヨ! どんどん気持ちよくなっていっちゃうよコレ!
だけどまだ言うてもここしかやってないから、この車例えば全部やりますって言ったら凄まじい労働力ですよ。
よいしょ。ポリッシュ終了!
フィニッシュを使用!
それで最後『フィニッシュ』。フィニッシュしたいと思います。
すでにもういいんじゃないかな?って感じです。すごいことになってます。
OK! 磨き終わりました。
『フィニッシュ』は1回で十分でした。傷は確認できなくなりましたね。
とてつもなく綺麗になったんですよ。もう日が暮れそうなので明日お見せしたいと思います!
バフの違いをライトで検証!
ということで翌日です。暗くなっちゃったので日を跨いで室内で撮っております。
それでこの順番ですね。『ベビーカット』→『カット』→『ポリッシュ』→『フィニッシュ』。上はこれを全部使って1通り綺麗にした形になります。
ここから見てもわかりにくいかもしれないんですが、一旦マスキングテープをはがしてどんな違いがあるのかっていうのを見て、そのあと近くで見てみようと思います。まずは1回暗くしてライトを当ててみます。
そうしたら暗くしたのでライトを当てます。どうでしょうか?
ここら辺マスキングテープの所の傷とかはハッキリわかると思います。全然違いますね。
そうしたら、1個1個各箇所の傷の深さみたいのも違うので、そこもお見せしていこうと思います。
ヘビーカットとカットの比較
そうしたら、まず『ヘビーカット』と『カット』の所にライトあてます。
わかります? マスキングテープのところ傷がすごいハッキリ見えています。
注目してもらいたいのは右側の赤い『カット』との違いですね。
『カット』と比べると『ヘビーカット』の方が若干傷が薄いっていうのかな。
『ヘビーカット』の方は全体的に少し白っぽい感じがあります。これは粗めのバフを使ったから全体的に傷が入っていますよっていうイメージなのかな。全然違いますね。
カットとポリッシュの比較
そうしたら、続いては赤い『カット』と青の『ポリッシュ』の違いですね。
赤の『カット』に比べて青の『ポリッシュ』の方が傷は残っていますね。
これはやっぱり削る量というか赤の『カット』の方が粗いので傷を目立たなくしてくれるからですね。だから青の『ポリッシュ』方が傷は残っていると。
これはやっぱりバフの違いですよ。
これを消すってなるとかなり時間がかかってくるんですよね~。
ポリッシュとフィニッシュの比較
そうしたら、続いて青い『ポリッシュ』と白い『フィニッシュ』の違いですね。
左が『ポリッシュ』で右が『フィニッシュ』です。わかりますかね? 傷の入り方の違いが。
左の『ポリッシュ』に比べて右側の『フィニッシュ』は、真ん中のマスキングテープの傷の跡と同じまではいかないけど、同じぐらい傷は残っています。
カメラでわかるかは微妙なんですが、『フィニッシュ』の方は傷以外のところはすごい濃くツヤが出ています。
やっぱり傷を消すというよりかは、傷のないところを綺麗にしているので違いが出ていると思います。
なので、削る力が違うというのがここで見てわかると思います。
通しでバフ掛けした部分をライトで検証!
そうしたら最終仕上げやったところも見ていきましょう!
ここは『ヘビーカット』→『カット』→『ポリッシュ』→『フィニッシュ』の順番で使った所です。
ここは少しやりきれてないっていうか、傷が深かったのか傷は残っているんですが、それ以外のところはほぼ傷が残っていない状態です。
肉眼で見ると若干傷あるのかなって思うんですが、『ヘビーカット』を使っても消せない傷になってくるので、コンパウンドとかを変える必要があるということですね。
なのでバフだけでもこんな違いがありますよといった感じです!
まとめ
といった感じで以上になります!
それで今回は車の磨きです。今回このバフスポンジを使ったんですが、これにも種類があって色んな組み合わせで、色々な使い方ができますよというお話です。
それで今回はメーカー統一ということでGEYONのやつを使って、『ヘビーカット』『カット』『ポリッシュ』『フィニッシュ』の4種類を使ってみました。
1番傷を消せるのは『ヘビーカット』1番粗いやつですね。
じゃあこれでいいじゃんという話になりそうなんですが、そういうわけでもなく1番削るので塗装面も一気に減っちゃいます。なので、その傷に対してどのバフを使うかっていうのが重要になってきます。
しかも、『ヘビーカット』は傷をパッと一気に消せるんですが関係ないところにも傷をつけちゃいます。そうなると徐々に、『カット』『ポリッシュ』『フィニッシュ』って使って均していかないといけないので、より時間がかかっちゃいます。
今回ヤスリで傷をつけて『ヘビーカット』からやったんですが、やっぱり消えきらない傷っていうのもありました。
そういうのはコンパウンドをさらに粗い『コンパウンドプラス』という組み合わせにしてあげたり、なんならポリッシャーを『ダブルアクション』ではなく『シングルアクション』に変えたりと、組み合わせによってもどんどん変わってくるので非常に難しいんです! 奥が深い…!
なので、次は『シングルアクション』と『ダブルアクション』でスポンジを統一して、コンパウンドを統一して、傷の消せる具合がどれくらい違うのかっていうのを見ていったりもしたいなと思っています。
コンパウンドの組み合わせもあるし、機械の組み合わせもあって、バフの組み合わせもありますと。
それに最適なものを選んで磨いていくのがベストなんですがここら辺判断が凄い難しいです。まだまだ奥が深いので、僕も勉強がてら色々やっていきたいなと思っております!
とりあえず今回は以上になります! そいじゃ、また!
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