はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
僕は今までワックスとかコーティング剤とか色々と施工してきて、最終的に水弾きをいつも見るんですが、その時に僕なりの基準があるので今回はそのお話をしてきたいと思います。
ガラス・ボディでわけて施工
今回はこの車で水のかけ方の違いについて見ていきたいなと思います。
それでは、わかりやすくするためにフロントガラスにはカインズの『自動車用ガラスコーティング剤』(撥水系)を施工して、ボディは半分ずつにわけて左側は『艶Max GOLD』(撥水系)を右側には『シルク』(疎水系)を施工しました。
ガラスに水をかける
まずは、ガラスに水をかけていってみます。
僕は大体シャワーで水をかけていっていることが多いのですが、これは何故かというと「シャワーのような分裂した水をかけることで撥水の性能が1番わかりやすく出る」と思っているからです。
実際に水をかけてみるとシャワーを止めた時に水がタラッと垂れてくるようになっています。
次に、噴霧器でかけていってみます。
噴霧器の水の出方としては「水の量が少なく噴射口から小さい粒がバラバラに出る」のが特徴なんですが、実際にかけてみると少ない量がガラスに留まったものを重ねて重ねて重さに負けてからようやく水が垂れてくるようになっています。
僕がこれを使わない理由としては、全面に左右で別々の施工剤を施工した時に平等に水をかけられないような気がするからです。
次に、棒状になって水が出てくるものでかけてみます。
これは1本の塊となって水がそのまま出てくるので、めちゃくちゃ撥水する『カインズの撥水剤』を施工していてもこれだけ水をまとめて下に落としていってしまいます。
これは上手く上から下に水を流すようにしてしまえば、「水が残らない撥水剤です」って言われても信じる人は結構居そうだなって僕は思っちゃったんですよね。
こういう風にそれぞれコーティング剤にも特徴があるので、それにあった水のかけ方をしないと正確な特徴はわからないかもしれないということです。
ボディに水をかける
そうしたら、今度はボディの方に水をかけていってみます。
ここは左側に撥水系、右側には疎水系を施工してあるんですが左側は施工してから2ヵ月が経っているのでもしかしたらわかりづらいかもしれません。
それで、さっそくボディにもシャワーで水をかけてみると撥水系を施工した面はかけた水が分裂して流れたのに対して、疎水系を施工した面は塊になりやすくゆっくり水が引いていきました。
次に、噴霧器でかけていってみます。
疎水系を施工した面はやっぱり水は細かく粒も小さいので1つの塊になかなかなりませんでした。これは雨が降った時にまさにこうなりますね。
疎水の良いところっていうのは水弾きじゃなく水引きなんですよね。
だから、噴霧器で出す細かい水ではなくシャワーや1本の塊としてかける水じゃないとしっかり水引きを見ることができないんですよね。
次に、棒状になって水が出てくるものでかけてみます。
こういった塊で出てくる水はやっぱり疎水系は向いていますね。逆に撥水系を施工した面にかけてみると水が多すぎて下に流れていくまでに塊になりやすく、見ようによっては疎水系の水引きにも見えてしまうんですよね。
色々とかけ方を変えてみましたが、結局のところ撥水系の場合も疎水系の場合もシャワーでかければ1番わかりやすいと僕は思っています。
次の日
新しく撥水剤を施工
やっぱり撥水力が弱くなっている気がしたので新しく上に撥水剤を施工して次の日に再び水をかけてみました。
まずは、シャワーでボディの全面をかけていってみます。やっぱりシャワーだったらはっきり撥水と疎水でわかりやすいと思います。
棒状で水をかける 棒状で水をかけた後 シャワーで水をかける シャワーで水をかけた後
次に、棒状になって水が出てくるものでかけてみます。
前日のものに比べると、水の塊がコロコロと下に転がっていっているものがかなり抑えられているような感じがします。それでも、やっぱり水の塊をかけると水が引いてきているように見せることができるので、こういったかけ方をしていると撥水系を施工されているのか疎水系の水引きが良いものを施工されているのか判断は難しいと思います。
まとめ
今回は、水のかけ方によって水の弾き方が変わりますよっていうのをご紹介しました。
これを紹介した理由としては、やっぱり気になった施工剤やコーティング剤などがあった場合は、Youtubeとかで実際に使っている動画を見るって人がネットの普及で多くなってきていると僕は思っているんですよね。
その時に、今回紹介したような水のかけ方を知っていることで、その商品が本当にそういう性能があるのかどうかっていうのを見極めることができるようになってくると思うんですよね。
例えば、ホースから直接出すような水のかけ方っていうのは撥水系を施工していてとしても水をどうにでも誘導できてしまい疎水系のように見せることもできてしまいます。
逆に疎水とか親水系を施工していたら、噴霧器で出すような細かい水は水引きがよく見えず特に比較ができなかったりなど…
撥水・疎水や親水でかなり水のかけ方を変えて結果を見てみないとわかりづらくなってしまいます。
なので、もし他の動画で洗車の動画を見る時は、今回の紹介した水のかけ方に注意しながら見て判断していっていただければと思います。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!