はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はハセプロの『マジカルアートリバイバルシート』というものを購入したので実際に使ってみようと思います。
この商品は、ヘッドライト・レンズ・テールランプ・ウィンカーレンズ・フォグランプに貼れるシートなんですが…貼るだけで黄ばみや小傷みたいなものを綺麗にすることができるという商品になります。
セット内容としては…リバイバルシート2枚、型どり用シート1枚、ヘラ1枚、貼り方ガイド、ウエス2枚が入っていて14,000円となっています。結構高いですよね。
また、この商品の貼り方ガイドに書かれていること曰く、
リバイバルシートを貼ることによって紫外線などで劣化した細かいクラックが入った表面にリバイバルシートの特殊加工をした粘着層が徐々に浸透していき、粘着層が隙間なく浸透することによって黄ばみなども消えて、透明感が蘇り綺麗にリバイバル(復元)します
といった感じみたいです。
それで、注意事項などを読んでいた時に気づいたんですが、
「本内容は作業前にお客様に十分説明し作業終了後に必ずお渡しください」
と書かれていたので、もしかしたらDIYでやる用ではないのかなと思ったんですよ。
他にも、
「この商品の特性で貼り付けるパーツの表面に傷等の凸凹がある場合、貼り付けたシート表面に凸凹が浮き上がる可能性がありますので、本製品を使用する前に貼り付けるパーツの下地を平滑に保つように、処理を行うことをオススメします」
なども書かれていて…これは要するに、
「元から付いている傷の上からリバイバルシートを貼ったとしてもそのまま傷が残るので下地処理はしてくれ」ということだと思います。
あとは、皮や布とかには使用不可、アールがキツイ部分や複雑な形状へは対応できない場合があるなども書かれています。
ちなみにこういったフィルムを貼るウデマエに関しては、過去にジムニーシエラのフォグランプに黄色いフィルムを貼ろうとして貼れなかったということがあったので、正直なところ僕には難しいかも…と思っていますが、そんな人でも貼れるのかどうか、貼って本当に透明になるのかどうかも確認していきたいと思います。
車に付いている傷を確認
今回フィルムを貼っていく車はBMWのMINIになるんですが、遠目に見ると一見黄ばみや傷は無いようにも見えます。
しかし、近づいてよくよく見てみると全体的に黄ばんでいて、クラックと呼ばれる劣化してヒビ割れがおきている部分が指差している部分にあるのがわかると思います。
貼り方について
1.型取り
まずは、型取り用の透明のシートを用意してヘッドライトに貼り付けます。
その後にヘッドライトの形に合わせて油性マジックで描いて型を取っていきます。
次に、リバイバルシートを用意して、さっき型取りをした透明のシートを上から貼り付けて(リバイバルシートのツルツルした面に貼り付けます)、型取りした線から約30mmぐらい大きめにリバイバルシートと一緒にハサミで切り取っていきます。
もう片方のヘッドライトもさっきと同じように型取りした透明のシートをリバイバルシートに貼り付けてハサミで切った後に透明シートを剥がそうとした時に気づいてしまったのですが…僕は透明シートではなく、リバイバルシートを剥がしてしまっていたみたいです!これはやらかしてしまいました。
…ということがあるので、しっかり確認しながら型取りすることをオススメします(笑)
そんなこんなで左右分シートの型取りが終わりました。
あとは、このままヘッドライトに貼るだけなんですが失敗しないか不安なので、先にさっき切った時にあまったリバイバルシートを使って試し貼りをしていきます。
2.試し貼り
貼り付ける前に、水と中性洗剤を0.1%ぐらい入れた液体をヘッドライトとリバイバルシートに十分吹き付けていきます。
あとは、リバイバルシートをヘッドライトに貼り付けて位置を確定させます。
そのあと、貼り付けてすぐは移動ができるので位置を決めをしたら、付属のヘラを使ってシートの中に入った水を抜くように押し出していきます。
この時、
「曲面が結構酷い場合は大きい物を貼る場合は、いきなりヘラで貼るのではなくドライヤーでシートを温めて曲面をシートに馴染ませる」
方が良いみたいです。
今回の車はそんなに曲面があるヘッドライトではなかったのでこの作業はしていませんが、本当はした方が良いと思います。
他にも、貼り方に関してはシワがある場合シートを引っぱりながら貼った方が良いとも書かれていました。
ヒートガンで温めながらハケで伸ばして数分後…貼れました。
どうですか?しっかり気泡などは抜けていて綺麗に貼れていませんか?
貼った場所も結構わかるぐらいに透明になっているのもわかると思います。
剥がそうとしてリバイバルシートを引っ張った時に意外にもシートには粘り気がありました。これだとヘッドライト用に全体を貼ったとして剥がすことがあった場合にもしかしたら剥がすのに苦労するかもしれません。
なにはともあれ、試し貼りをしたお陰でなんだか貼れる気がしてきました!!
3.本番貼り
手順はさっきと同じになりますが、大きさが違うのでしっかり貼る場所や位置を決めた上で水を中性洗剤で薄めた水でヘッドライトもリバイバルリートを吹き付けていきます。
貼り付けたらヘラで中に入っている水を押し出していきます。
しかし、試し貼りの時とは違ってカーブが付いている部分に貼り付けるのでヒートガンで温めながら貼り付けていきます。
ある程度、貼り付けることができたらリバイバルシートの不要な部分をカッターで切り離していきます。
その後、ヘラで再び切り離した部分を確認しながら貼り付けて、最後の仕上げをしていきます。
なんとか貼り付けることができました。カッターでの切り離しも上手くいっているような気がします。運転席側がリバイバルシートを貼って、助手席側が何も貼ってない状態になります。
遠目から確認すると透明感はある感じがしますが、近寄って確認してみるとどことなく黄ばみがあるようにも見えます。
更に、部分部分によってはシートがよれているような跡が残ってしまいました。やっぱり、僕はフィルムを貼るのは下手くそなんでしょうね(笑)
それで、初めに話していたクラックについてですが確かに目立たなくはなっていました。しかし、完全に消えたりするものではなく、あくまでも見えづらくする程度なのでリバイバルシートを貼る前に削ったりして処理をした方が良かったのかもと感じました。
せっかくなので、反対側も同じようにリバイバルシートを貼ってみました。遠目から見ると良く見えますが、近くで見てみると至るところに凸凹やよれがあったので、運転席側も助手席もあまり納得のいくレベルに仕上げることができませんでした。
しかし、ある程度は透明で綺麗に見えるように貼ることができたので良かったのかもしれません。
まとめ
今回はハセプロの『マジカルアートリバイバルシート』っていうヘッドライトに貼るだけでヘッドライトが綺麗になるという物を貼ってみました。
それで、この商品を使ってみた感想で言うと…ガラスのフィルムやヘッドライトに貼るようなフィルムを貼り慣れている人じゃないと正直キツイかなと感じました。
貼ることで綺麗にはなりますが、やっぱりフィルムを貼る難しさっていうのは1番大きいと感じました。
また、下地処理をしないと傷があった場合はリバイバルシートを貼ったところで消えないのでそのまま残りますよと書かれてあったのですが、そもそもどこまでなら下地処理をして良いのか僕はわからなかったのでそのまま上から貼るという選択をしました。
この選択をしたのも、やすりで磨いた場合、上から貼っても良いのかわからないし、そうすることで失敗してしまうのが嫌だったという理由がありました。
それで、今回はヘッドライトの形状が簡単な方だったんですがやっぱりフィルムを貼るって難しいなと感じました。
なので、フィルムを貼ることを仕事としている人達は本当にすごい技術を持っているんだなとも改めて実感しました。
なので、今度はプロの人にコツを聞きながら動画も撮っていけたらなと考えています。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!