はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はこちら! スパシャンの『カーシャンボール』という物を購入しました。
ちょっと変わったカーシャンプーなんですよ。『カーシャンボール』という名前の通りボール状になっていて、中にカーシャンプーが入っているという物です。内容量は15個。
これ、どこかで見たことありませんか?そうです!
柔軟剤入り洗剤ボールドのジェルボールみたいな感じですね。これを1個バケツに入れて水を当てると、透明な入れ物が溶けて中の洗剤が出て泡立つといった仕組みですね。だから、いちいち量る必要がありません。
僕もこういった物があれば良いなと思っていたんですよ、本当に!
だけど、気になるのが温かい場所に置いていたらどうなるのか。以前、ボールドのジェルボールを袋に入っている状態で外に置いたら溶けていたことがあったんです。カー用品だから特にですね。
見た目はこんな感じで、オシャレで可愛い感じ。
価格は15個入りで1,590円、ザックリ計算すると1個あたり100円です。1個あたりで8~10Lのカーシャンプーが作れます。
それを踏まえて僕が良く使っているウィルソンの『泡仕立てシャンプー』とコスパを比較すると、泡仕立てシャンプーが同量のシャンプーを作って約38円くらいなので大体2.5倍くらい高い計算になります。
だからコスパが良い訳ではありませんが、いちいちキャップに入れて量る必要がない利点もあるので、その辺も含めてどうなのかっていう感じです。
今回は実際に使ってみて、泡立ちや匂いなどをレビューしていきたいと思います。
この記事の目次
カーシャンボールの使い方
カーシャンボールの成分は「水・界面活性剤・香料・着色料」。
この液体自体にカラフルな色が付いています。
使用方法の冒頭に「目立たない場所でテストしてから使用してください」とあるので、色が付くことは無いと思いますが、一応テストしてから使うようにしましょう。
使い方は以下の通りです。
- バケツにカーシャンボールを1つ入れる。
- ボディの表面に水を流し、冷めた状態にします。カーシャンボールが溶けるようにバケツに水を勢いよく注ぐ。
※溶け残る場合はよくかき混ぜるか、潰す。 - シャンプーが完成したら、通常の要領で洗車をしていき、たっぷりの水で洗い流す。
計る必要が無いのでメチャメチャ簡単です。とりあえずバケツに入れて水を注ぐだけですね。
シャンプーを作ってみた
それでは早速使ってみたいと思います。
今回はピンクを使ってみたいと思います。匂いは……洗剤っぽいにおいではあるんだけど、ちょっとアラビックヤマトのような臭いがする気がする。
変な匂いはありません。バケツにカーシャンボールを投入して水を入れていきます。
僕の使っているホースノズルは100秒で10Lの水が出るので、時間をカウントして10Lの水を入れていきます。
ボールが割れると、ハッカのような爽やかないい匂いと一緒に泡が立ってきます。
ここで欠点をひとつ見つけてしまったのですが、今回使用しているバケツは20Lくらい水が入る大型のバケツですが、このカーシャンボールは1個につき10Lの水を入れる必要があります。だから小さいバケツに合わせて調整することができません。
泡で嵩が増すことを考えると、この20Lバケツでも厳しいかもしれません。
100秒のカウントを終え、10Lの水が入るとこんな感じです。60秒過ぎから泡があふれ出したので、結構な量あふれ出した気がします。
だいぶ溢れましたね……。
ちょっと泡を触ってみました。感触としてはそんなに硬い泡ではありません。
シュパシュパと音が鳴っていて、炭酸みたいな感じです。泡自体はムースとまでは言いませんが、結構細かく悪くない印象です。
洗車した感じはどうなのか
カーシャンボールで洗車をしてみると、泡がプチプチと弾けていくような感じ。
だから泡持ちが良いという感じではありませんが、逆にこのつぶれる感じが洗い流しやすさなどにかかわってきそうな気がします。
まぁ、泡泡といった印象ではありません。
洗い流してみると、やはり早めの段階から泡がどんどんなくなっていきます。泡切れに関しては良さそうです。
比較用に『泡仕立てシャンプー』も使ってみた
せっかくなので、比較用に『泡仕立てシャンプー』も使ってみました。
『泡仕立てシャンプー』の希釈量は30mlに対して10L。この商品も、このバケツだと必ず溢れてしまいます。
でもシャンプーの量を調整できるので、バケツの大きさに合わせて半分の15mlに変更することもできます。これがカーシャンボールだとできないなと思いました。
こちらも100秒をカウントしながら水を入れました。『泡仕立てシャンプー』も『カーシャンボール』同様に泡立つといい匂いがしてきます。
これが10Lの水を入れた後の様子。こちらも70秒過ぎくらいから泡があふれてしまいました。やはりカーシャンボールとは泡の印象が違います。泡仕立てシャンプーの方が硬い感じの泡で、濃密な感じがします。
触ってみた感じでも、やはりこちらの方が硬くて、ちょっと泡が大きい印象。
シュワシュワといった音はなく、泡がはじけていく感じはありません。纏わり付くような、ホイップに近い感じがします。
洗車している様子はこんな感じ。
洗車中も泡が目立つのは『泡仕立てシャンプー』の方なのではないでしょうか。
泡立ちの良いカーシャンプーの洗い心地と言えば、やはりこちらなのでしょう。
比較してみて思ったのですが、『カーシャンボール』の泡立ち方は、スパシャンのコーティング剤やモノタロウの『撥水シャンプー』のような撥水成分を多く含んでいるシャンプーに近い感じがします。
泡立ちを比較してみた
泡の違いについて気になったので、『カーシャンボール』と『泡仕立てシャンプー』の泡を同時に作って、時間経過でどのような違いが出てくるのかを比較してみました。
左側のバケツに『泡仕立てシャンプー』、右側のバケツに『カーシャンボール』を入れて、同じくらいの高さから水を入れて泡立てていきます。
先に『泡仕立てシャンプー』、後から『カーシャンボール』の泡を立ててみました。今回は水の量を8Lに変えて濃い目に作ってみましたが、どちらもバケツから溢れるほどの泡が立ちました。
こちらが3分経過後の様子。やはり『カーシャンボール』の方は、シュワシュワといった音と一緒に泡がつぶれていっている感じがします。
この泡がつぶれていくのも、泡切れを良くするためだという可能性もありますが、どうなのでしょう。
ザックリ5分が経過しました。
このくらいの時間が経過すると、泡の嵩に結構な違いが出てきました。『カーシャンボール』の方が10cmくらい嵩が減った感じがします。
ウィルソンの『泡仕立てシャンプー』の方は、下の方には水がありますが少し混ぜるとホイップ状になってくれます。
『カーシャンボール』の方は、12~13cmぐらいは嵩が減りました。
なのでちょっと下の方を触ると水です。泡は掴めるものの、泡が潰れていくのはやっぱり早い。
泡の感じは全然違います。泡持ちは『泡仕立てシャンプー』の方が良い!
最終的にどちらの泡が洗車に良いのかはわかりませんが、『カーシャンボール』1個で車を2~3台を一気に洗うのは、結構大変かもしれません。
車内に放置すると…
検証をしていたら夕方になってしまいましたが、今から車内に『カーシャンボール』と『泡仕立てシャンプー』を車内に放置して明日の朝にどうなったのかを確認します。
泡仕立てシャンプーに関しては、注意事項に「40℃以上の場所に置かないでください」と書かれているので本当はこういった洗車用品を車に乗せちゃダメなんですよね。
今はもうかなり秋に近づいて朝晩は16℃なんてこともありますが、真夏だとそうはいきませんよね。地域や季節によってはもしかしたら50℃を超えることもあるかもしれません。
そういうわけで、一旦車内に乗せてみて大丈夫なのかどうかを確認していきます。
次の日
1日経過したので車内を見てみると、『カーシャンボール』の方は…変化なし!
中のボールもよく見て確認しましたが、液剤を覆っている入れ物が破れているなんてこともなさそうです。
ちなみに、『泡仕立てシャンプー』の方も確認しましたが変化はないようでした。
5種類の匂い
ちなみに、中に入っている色に関してですが僕は4種類だと思っていたんですが…「ピンク」「赤」「緑」「青」「黄色」の5種類ありました。
この1つ1つに実は違う匂いするという情報を手に入れたので最後に匂いを確認していきます。
紙コップに1個ずつ違う色の『カーシャンボール』と水を入れて匂いを嗅いでいきます。
ちなみに、水を入れ終わった時は少し周りに入れ物が残ってしまっていましたが、これは水の力が弱かったりするのが原因で残ってしまったのかもしれません。
本題の匂いに関してですが、入れ物を開けた時の匂いとカーシャンプーを作っている時と匂いが違ったんですよ。
- ピンク色……ハッカ系の匂い
- 緑色……例えられないけど爽やかな匂い
- 黄色……例えられないけどしのピーは好きな匂い
- 青色……トイレっぽい匂い(?)
結論からいうと、全部芳香剤のような柔軟剤のような匂いでした。
まとめ
今回はスパシャンの『カーシャンボール』を使って洗車をしてみました。
どんな物なのかは動画内で最初にお伝えしましたが…ボール状になっているカーシャンプーで、手を汚すことなく1個を入れて水をかければカーシャンプーができる物でした。それで 計量が不要っていうのが特徴です。
この軽量が不要っていうのは、逆に計量ができないっていうところが不便になってくる場合もあると思います。
例えば、僕がいつも使っているバケツは20L水が入るものなのですが、『カーシャンボール』を入れてカーシャンプーを作っている時に溢れてしまいました。
なので、もしひと回り小さい10L入るバケツで同じように『カーシャンボール』を入れてカーシャンプーを作った場合は今回以上に溢れてしまうと思います。
そういった場合に、カーシャンボールだと半分にしたり量を減らせないので不便になる場合もあるということです。
次に、値段についてですが、いつも僕が使っているウィルソンの『泡仕立てシャンプー』と比較してみましたが、『カーシャンボール』が15個入っていて1つ辺りは100円ほどに対して、『泡仕立てシャンプー』は約800ml入っていて約25回分ほどの洗車をすることができるので、コスパはあんまり良くはありません。
しかし、量らずに簡単に使うことができる手間賃分だと思えば、それも悪くないのかもしれません。
それで、今回はこういった新しい形のカーシャンプーが登場したわけですが…
僕は前からこういう商品が出たらいいのになと考えていました。なので、商品が出たとわかったらすぐに買いに行ったのですが、こういう商品の他に僕的にもう1つあったら良いなって思っている商品があります。
それは、某花王から出ているアタックの見た目をしたカーシャンプーです。
それこそ、手は汚れないし楽だしワンプッシュでどれぐらい出るのかなどをしっかり設定しておけば、水がどれぐらい増えようと計算が簡単にできるので良いのではないかと…良いアイデア出せてます?(笑)
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!