はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はエステーの『WD-40』という防錆潤滑剤を購入しました。
まさかのエステー…。
「金属の表面に皮膜を形成し 錆止め・潤滑・軋み止め水分除去・洗浄保護などの効果を持つマルチユース製品で優れたメンテナンス性を実現する」
ということですが、ヘッドライトの黄ばみにも効果があるみたいなので、今回はその検証を行いたいと思います。
WD-40をヘッドライトに施工
ティーダのヘッドライト
ティーダのヘッドライトにマスキングテープを貼って半分だけ『WD-40』を施工します。
ヘッドライトは黄ばみやくすみなどが付いても、ある程度の汚れはヤスリで落ちるので、重要なのはコーティング剤等で保護することだと思っています。
『WD-40』をよく振ってショップタオルに吹きかけたらヘッドライトを拭きます。
なんか思ったよりも甘い匂いがする。
汚れが落ちた!塗った感じはシリコンオイルに近いですね。
すごくクリアになっている感じがしますが、一時的にそう見えているだけだと思うんだよな…。
乾拭きしたらさっき落ちたと思ったモヤモヤがまた出てきました。思った通りの展開。
『WD-40』で拭くと隠れますが、油を塗っているような感じなので水や乾拭きですぐに落ちてしまいます。
なので、『WD-40』は一時的には黄ばみやくすみを目立たなくすることができますが、黄ばみ取りとしての効果は低いと思います。
とはいえ、この車は黄ばみというよりかは表面が劣化している感じだったので他の車でも試してみたいと思います。
セレナのヘッドライト
このヘッドライトは何年か前にヘッドライトスチーマーを施工したのですが、メチャメチャ黄ばんでいます。
この黄ばみはマジックリン系でも落ちそうですが、とりあえず『WD-40』を施工してみます。
汚れがある程度落ちてクリアにもなりましたが、削っているわけでも溶剤が入っているわけではないので、黄ばみは落ちていない気がします。
黄ばみが落ちると黄色っぽい汚れがタオル付くのですが、付いていないのでやはり黄ばみは落とせていないですね。
反対側のヘッドライトです。あまりやりたくないけど直接スプレーして拭いてみます。
やはりクリアにはなるけど、綺麗になった感が出ているだけでまだ表面は黄ばんでいますね…。1回濡らしてみます。
油なので弾きますが、その後にショップタオルで拭いたらクリア感がなくなり、くすみが復活したので耐久性は全くないですね。
やはり表面を一時的に綺麗に見せているだけ。
黄ばみやくすみを落としたい人は耐水ペーパーで磨いたり、マジックリンなどの溶剤を使った方が良いです。
とりあえず『WD-40』はヘッドライトの黄ばみには向いていないので、潤滑剤として使うことをオススメします。
コンパウンドでヘッドライトを磨く
ヘッドライトをコンパウンドで物理的に磨きます。
くすみの跡もなくなり、黄ばみも取れてすごく綺麗になりました。先ほどのタオルと汚れ方が全く違います。これこそが黄ばみが取れている証拠!
だけどこの後にコーティング剤などを施工して、汚れを予防する作業が1番重要だと思うので、皆さんも保護作業は怠らずにやりましょう!
まとめ
といった感じで以上になります。
今回はエステー『WD-40』という防錆潤滑剤でヘッドライトの黄ばみを落とせるのか検証してみました。
実際に施工してみましたが、油を塗っている感じで一時的に表面が綺麗になるだけなので、黄ばみやくすみが取れるということはなかったです。
僕が過去に行った耐水ペーパーで足付けして、その後に『ウレタンクリア』を吹くという方法だとヘッドライトが綺麗な状態が持続します。
これはクリアは塗料で固まるため、状態が維持されるのですが、『WD-40』は固まることがないので、水が付いたり拭いたりするだけで簡単に落ちてしまいます。
なのでヘッドライトの黄ばみやくすみを落としたい人は耐水ペーパーやコンパウンド等を使うことをオススメします。保護作業も忘れずに!
『WD-40』は錆止&潤滑剤として使ってあげてください。
そいじゃ、また!
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