はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はこちら、以前紹介したアイリスオーヤマのリンサークリーナー『RNS-P-10W』です。
その時はもう従来版の『RNS-300』と比べてどういった違いがあるのかを見たのですが、その時に紹介し忘れていたことが1つあって、それがこのノゾルについてです。
前にやった時はブラシ付きのノズルを使ったのですが、『RNS-P-10W』にはノズルがもう1つ入っていて、ブラシの無いスマートになったT字のものがあります。
前回はこれを使わずに紹介してしまったので、今回はノズルを両方使ってみたいと思います。
それと『ウタマロクリーナー』。車専用のクリーナーではないのですが、油汚れや水アカなどを落とせるマルチクリーナーです。
車に使用できませんとの記載はありますが、今回は布地なので使ってみます。
今回はこちらも購入したので、『ウタマロクリーナー』を合わせながら掃除をしてみようと思います。
シートひじ掛け部分を綺麗にしてみた
今回使用するのはこちらのノズル。一応事前に少し使ってみました。
僕的にはこのヘッド、メチャメチャ使いやすいです!もう1個のブラシタイプより使いやすい。今回は、どの辺が使いやすかったのかお伝えしていけたらいいなと思います。
まず今回綺麗にするのはこちらの肘掛け。
頻繁に腕を置く部分なので皮脂などが付きやすく汚れやすい場所だと思います。どこまで綺麗になるのかわからないんですが、ここの汚れから落としていきます。
最初に軽く水で濡らし、『ウタマロクリーナー』を付けます。
ブラシで擦ってみるとメチャクチャ汚れが出てきます。泡にかなり色が付いているので、汚れが分解されているといいんですけど…。
満遍なくブラッシング出来たら、T型ヘッドのノズルを使って汚れた洗剤を吸い出していきます。色の変わった液体がどんどん吸い出されていきます。
一点、何回もリンサー系のを詳細する際には言っているんですが、水分は吸いますが完全に表面が乾くというわけではありません。
乾燥させるというより、汚れを吸い取っていくのがリンサーです。施工面が乾くわけではないので、その点注意していただきたいです。
この工程ですが水をかけずに行うと洗剤が残ってしまいます。洗剤を残さないためにもある程度水をかけながら吸っていきましょう。
また、汚れを吸い出さなくなったからといって施工面の洗剤は無くなったとは限りません。念入りに複数回リンサーをかけておきましょう。
湿ってはいますが、大分綺麗になったのがお分かりいただけると思います。
今回のヘッドですが、ブラシが無い分吸う効率がすごく上がったというか、使っていて吸っている感がかなりあります。
僕はこのヘッド、メチャメチャ好きです。
黒いシートなどは特にパッと見で汚れていないように見えても結構汚れています。定期的にお掃除するようにしましょう。
助手席シート部分を綺麗にしてみた
続いて助手席側のシートを綺麗にしていきます。座面部分が少し濡れてしまったのですが、これはホース内に残った汚れた水が逆流してヘッドから出てきたためです。
汚れた水が逆流するのは嫌なので、逆流防止の弁が付くようになってくれるといいなと思いました。
今回もウタマロクリーナーを使って掃除してみました。ブラシで擦って汚れを浮かせます。
僕の場合はヘッドに付いているブラシではなく、別のブラシを使用するのでこのT型ヘッドととても相性がいい気がします。『ウタマロクリーナー』もグリーンハーブの香りがいい感じ。
『ウタマロクリーナー』だけでは泡が多くなりすぎて吸い込みにくいので水を多めに使用したうえで吸込みを行っていきます。
汚れた洗剤がどんどん吸い出されていきます。僕の印象としてはブラシ付きのヘッドよりも、こちらのT型ヘッドの方が吸込みがいい印象。
一応ブラシ付きのヘッドも使ってみました。
こちらのノズルでもしっかりと汚れは吸えました。吸引力に大きな違いはありませんでしたが、違うのは操作性の部分。
ブラシ付きの方はヘッドが大型になる分取り回しが大変。
ヘッドに付いているブラシを使っていない僕としてはT型ヘッドの方が好きでした。
2回ほど施工を繰り返したところ、シートはここまで綺麗になりました。水
もビチャビチャかけながら施工しているのでシートは濡れています。
あまり水を使いすぎると中のスポンジに汚れが付く可能性があるのでやり方は考えた方がいいと思いますが、僕はガシガシタイプなので、水もしっかり出しながら施工しました。
ちなみにこのやり方の場合、吸込みと散水を同時に行うと水があふれてしまうので散水量は調節しながら施工してみてください。
ルーフ部分も施工してみた
続いて屋根の方もやってみます。最初に少し使ったと言っていたのが画像右下部分です。
現在は既に乾燥していますがかなり綺麗になっているのが分かると思います。
その手前部分も若干綺麗になっている部分がありますが、ここはかなり昔に別の掃除を行った部分だと思います。新品時は右下部分の色なんです、他のところはヤニ汚れが付いている状態ですね。汚いです。
この時に重要になってくるのが、スプレーなどで別に水をかけられるようにしておいた方が良いということ。
理由はアイリスオーヤマのリンサークリーナーで上向きに水をかけると、水の勢いが弱く周りに垂れてしまうからです。
そのため屋根への施工時は別途スプレー等で水をかけ、顔に液剤がかからないようにマスク等を付けて作業することをお勧めします。
天井もウタマロクリーナーをブラシに付けて擦っていきます。
直接天井に噴射してもいいのですが、下に舞ってくることがあるのでブラシに付けてから擦った方がいいと思います。
また『ウタマロクリーナー』ですが泡立ちが凄いので、長時間作業しているとリンサーの排タンク内が泡でいっぱいになってしまいます。
こまめにタンクを確認してあげてください。
天井を掃除する場合、グリップなどは可能であれば外して作業した方が隅々まで綺麗にすることができます。
今回はどれだけ綺麗になるのかの確認なのでそのまま作業しました。
また以前のリンサー紹介時に「『ルークリ洗剤』がそもそもすごい、『ルークリ洗剤』の力で汚れが落ちている」的なコメントを頂きましたが、その通りだと思います。
リンサーだけで汚れを落とすというわけではありません。リンサーは汚れを吸い取ってくれるものなので、汚れの分解は洗剤に頼るのが大切だと思います。
本当はアルカリ電解水などがオススメらしいのでチェックしてみてください。
ブラッシングを終えたら、汚れと洗剤を吸い出していきます。
天井に施工する場合は以前もいいましたがホースの長さに注意です。床に本体を置いている状態ではまず届かないのでシートの上などに本体を置いて作業してください。
もう少しホースが長ければ便利なんですけどね。
ちなみに排水タンクの中身はこんな感じ。
満水位置はずいぶん下の方にあるのですが、稼働時にはタンク内で水が渦になり、吸気口に入ると下から出てきてしまいます。なるべくこまめに捨てるようにしましょう。
とりあえず奥の方だけ綺麗にしてみました。天井もシートと同じように洗剤が残らないように数回すすぎを行ってあります。
手前部分との違い、一目瞭然ですよね。
天井も掃除するとここまで綺麗になります。時間と根気のいる作業になりますが、車内の明るさがガラっと変わりますよ。
今回の汚れと気づいた注意点について
屋根部分は途中までですが、今回出てきた汚れはこんな感じです。排水タンクも使い終わったら綺麗に洗うようにしましょう。
あと、こちら排水タンクですが、中の白い部分が吸気口に汚水が入り込むのを防止する弁です。
下の部分がウキになっていて水位と一緒に上に上がっていき、最終的に吸気口をふさぐようになっているのですが、本体を置いている角度によっては途中で引っかかってしまって役割を果たさないことがありそうです。
なのでリンサーを使用する際は本体をなるべく水平な場所に置き、こまめに排水タンクの中を開けるようにしましょう。
まとめ
今回はアイリスオーヤマのリンサークリーナー、『RNS-P-10-W』のT型ヘッドを交換した状態で使ってみました。
僕個人的にはこっちの方が使いやすい!僕はブラシを別に用意して掃除する派なので吸うだけに専念できる今回のヘッドはとても良いと感じました。
気になった点としては、ヘッドのせいではないのですが、ホース内に汚れが残っていると汚水が逆流してしまう事があること。だからそれを防ぐ弁がヘッド付近にあると嬉しいなと感じました。
あとはタンク、おすすめは重曹やアルカリイオン水という事でそもそも非推奨なのですが、今回のような泡立つ洗剤を使ってしまうと泡でタンクがいっぱいになってしまいます。
吸気口に泡が入り込んでしまう可能性もあるので、泡分離用のサブタンクのようなものがあればいいのになと感じました。
最後にホース、もう少し長いホースに切り替えられるようなオプションがあると非常にうれしいなと思いました。
天井への散水やタンク内の排水の確認など、気を付けなければいけない点はありますが、総合的にかなり綺麗になり大満足です。
こういった内容を見るとメチャクチャ欲しいって方、出てくると思います。
ただ、リンサーってそんなに頻繁に使用するものでもなかったりするんですよね。金額も16000~17000円くらいします。小型とはいえ置いておく場所も取ります。
だから興味を持たれた方も一旦落ち着いて、必要かどうかよく考えてから買ってくださいね。もの自体はとてもいい物だと思います。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!