
はい! こんにちは、久しぶりに衝動買いしちゃいました。しのピー(@shinopp_yu)です!

先日、オートバックスに行ってきました。
僕はいつも洗車用品コーナーに行って、ぱっと棚全体に目を通します。並んでいる商品の大半は知っているというか、使ったことがある商品。
当てもなく眺めていた際に目に留まったのがこちら、アドバンスプランの『スーパーワックスプラスレジン』でした。販売されていた金額は、税抜3999円だったかと思います。
どこに惹かれたかというとパッケージ左上の『業界初』と書かれている部分。
パッケージをよく見ると『タオルで触れるだけで衝撃の輝き&うるおいとつやのさらふわ感』とあります。
「拭くだけ」より「触れるだけ」の方が凄そうな感じがします。塗り込まないといけないようであれば、かなり表現が間違っていると思います。それがどの程度なのか、実際に使ってみていこうと思います。
この記事の目次
アドバンスプラン 『スーパーワックスプラスレジン』

この商品の成分はカルナバロウ1号と石油系溶剤、レジン。
固形ワックスとコーティング剤のハイブリッドのようなものなのでしょうか。
施工方法は以下の通りです。
- 車を洗車し水気をしっかり拭き取ります。
※水アカ等が付いている場合は当社の水アカ取りスーパーを使用することをオススメします - タオルを水洗いし水滴が出ないくらい絞る。
※タオルをしっかり絞らないとスーパーワックスの効果が十分に発揮できません - バケツによく振ったスーパーワックス キャップ1杯半と水100ccを入れる。
※軽く揺すってください。 - 先ほど絞っていたタオルに液を染み込ませ 水滴が出ないくらいまで固く絞ります。
※固く絞ることによって効果が高まります - 固く絞ったタオルでボディをなぞるだけ。
※中型車で3分の1くらいの面積が終わったら もう1度液に浸し水滴が出ないくらいまで絞り、なぞります。
※同じ作業を繰り返します - ボディが乾いたのを確認してからクロスで空拭きをして仕上げます。
※ツルツルになっているか確認してください。
とのこと。セット内容は黄色のマイクロファイバークロス(拭き上げ用)と青い綿タオル(施工用)、あと計量カップが含まれていました。
100cc計るのが大変だと思っていましたが、計量カップが入っていれば安心です。本体の『スーパーワックスプラスレジン』は石油系のにおいがしました。早速使ってみたいと思います。
ボンネットに施工してみた

今回はこちらのボンネットに施工していきます。
現在はコーティング剤などを落としきり、親水状態です。このボンネットがどのように変化するのか確認してきたいと思います。

実は今回のクロス、説明書ではどちらが施工用でどちらが拭き上げ用かわからなかったのでメーカーに電話で確認したところ、青い綿タオルが施工用で黄色のマイクロファイバークロスが拭き上げ用とのことでした。
なので青い綿タオルの方を水洗いし、水滴が出なくなるまでしっかりと絞りました。

続いてバケツに、よく振った『スーパーワックスプラスレジン』をキャップ1杯半と水を100cc入れます。
液剤の色はピンク、それも結構派手な乳白色です。そこに付属の計量カップで100ccの水を測って入れました。
軽く揺すってくださいとのことなので、揺すってかき混ぜます。

その後、先ほど水洗いして絞ったタオルに液剤をしみこませ、水滴が出なくなるまで固く絞ります。
一度タオルがすべての液剤を吸い込みバケツの中身が空になりますが、絞ることでバケツに液剤が戻ります。バケツの上で絞らないと、液剤のほとんどを無駄にすることになるので注意が必要です。

ボンネットの中央部分にマスキングテープを太めに貼りました。今回はこのマスキングテープ部分以外に施工して差を見ていきたいと思います。

まずはマスキングテープ右側部分に『スーパーワックスプラスレジン』が染み込んだタオルで軽く拭いていきます。
触れると拭く、文字だと違うのですが行動しようとすると同じような感じになってしまった…。とりあえず僕の行動的には「力を入れずに拭く」だったと思います。

全体的にタオルで拭いてみました。かなり固めに絞っているので、拭き終わり直後は拭きスジなどが残っていない感じがします。本当にこんな感じでいいの?って感じです。

ボディが乾くと、ところどころに若干の拭きスジが見えてきます。でも、この拭きスジも黄色の拭き上げ用マイクロファイバークロスで軽く拭けばすぐに無くなります。
拭き上げの軽さは、確かに「触れる」くらい。仕上がりは結構綺麗だと思います。

同じ要領で反対側にも施工します。触れるだけというだけあって、施工に力は要りません。
またクロスをかなり固く絞るので、冬場でもすぐに乾きます。そのため拭き上げまで時間を置かずに短時間で終わらせることができました。
艶を確認してみた

マスキングテープを剥がして施工直後の艶を比較してみました。
カメラだとわかりにくいのですが、肉眼では未施工部分と比較して両サイドが濃くなっている、艶が出ているのが確認できました。

別角度で見るとこんな感じ。両サイドに比べると、中央部分(マスキングされていた場所)が若干白っぽく見えます。
今回の施工によって、艶というかボディの黒さが増したという事だと思います。

ボンネットにマスキングテープを置いて滑りを確認してみました。
未施工箇所ではマスキングテープを置いても滑りませんが、施工済箇所ではマスキングテープが少し滑ります。
特にボンネット中腹よりも下側、角度が付き始めるとマスキングテープは滑り落ちてしまいます。
以前施工したペルシードの『ドロップショット』ほどではありませんが、ボディの滑りも良くなっているようです。
N BOXの側面にも施工してみた

続いて側面部分、垂直の面にも施工してみます。
施工用の綿タオルは、中型車の1/3程度施工した時点で『スーパーワックスプラスレジン』に浸しなおし、また絞ってを繰り返していきます。
サイドバイザーや樹脂モール・ゴム、窓もフロント以外なら施工できるという事なので、側面は全体的に施工してしまいます。

こちらも乾いたら拭き上げを行います。
施工感としてはワックスに少し近いかもしれません。ただしワックスのようにしっかりとした固形物ではないので、拭き上げはかなり楽です。さっと拭き上げただけでワックスを施した後のようなツルツル感があります。

これが施工を終えたボディです。使ってみた感想としては、ワックスの簡易版かな?といった感じ。施工はタオルを絞る部分以外に力を使わないので非常に楽な印象です。
あとは1日時間を置いて撥水効果を確認していきたいと思います。
撥水効果を確認してみた

『スーパーワックスプラスレジン』の施工から1日が経過しました。
コーティングも定着していると思いますので、撥水効果を確認してみたいと思います。

ボンネット中央部分が未施工、両サイドが『スーパーワックスプラスレジン』の施工箇所になります。
中央部分に水が溜まり、線のようになっているのに対して、両サイドは撥水しています。しっかりとした撥水効果があるようです。

ただし、バチバチの強撥水というは訳ではないかもしれません。
近くで大量の水を当てると、場所によっては水がかたまりになる場所がありました。しかし効果も決して弱いわけではありません。撥水効果としては十分でしょう。

側面に施工したN BOXも撥水を確認してみました。こちらはミラー下部分など、水はじきが弱い部分がところどころにあります。
こちらは下地処理をしなかったからか撥水にムラがあるようです。

綺麗に撥水している部分は、このような感じ。ボンネット同様バチバチの強撥水という訳ではありませんが、しっかりとした撥水です。
好き嫌いはあると思いますが、軽く拭いただけでも確かにこれだけの効果が出ることが分かりました。
洗車しても効果は持続するのか

施工後1日ですが、洗車してみました。
一度の洗車で変化したり、落ちてしまうコーティングもあるんですよね。また、汚れが乗っていることで効果を発揮しきれていない場合もあるので、一度洗車して表面を綺麗にしてみました。

洗車後のボディがこちらです。中央部分、未施工の場所と撥水にしっかりとした違いが見て取れます。

こちらが拭き上げ後の艶の状態です。
ボディの色味に関しても、昨日同様施工した部分の方が濃い感じです。艶に関してもしっかりと持続できていました。
まとめ

今回はアドバンスプランの『スーパーワックスプラスレジン』を使ってみました。
今回気になった『タオルで触れるだけで衝撃の輝き&うるおいとつやのさらふわ感』という部分ですが、僕的には『軽く拭くだけ』といった印象でした。
人によって感覚が違うと思いますが、面の広いタオルを当てる際に『触れる』を行うのって超難しいです。だから結果的に『軽く拭く』になってしまったとも言えますが…。
拭き上げは必要ですが、軽く拭く程度で確かに綺麗な艶も、撥水効果も確認できました。ここに関しては本当に新感覚です。
よくあるスプレータイプと異なり、バケツで液剤を染み込ませたタオルを使う施工でしたが、これに関しても周囲に飛び散らず、拭きスジなどが目立たない上に力も不要なので非常に楽でした。
ただし、下地処理をしないと撥水効果にムラが出てしまう可能性がありそうです。
この商品一つで7回分になり、使用できる箇所はバンパー・樹脂モール・窓枠・ゴム、ヘッドライト・テールレンズ・フロントガラス以外のガラス面、サイドバイザー・アルミホイールとのこと。
様々な面に使用できるのも評価できるポイントです。気になった方は購入してみてください。
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!
EX. ペルシード ドロップショット/ペルシード/グラシアス/ナンバーエイトの施工1か月後の様子

実は今回使用したボンネットですが、以前『ペルシード ドロップショット/親水タイプの旧版ペルシード/グラシアス/ナンバーエイト』の4つを同時に施工したボンネットでした。その施工してから1か月が経っています。今回の撮影のためにボンネットのコーティングを落としてしまったのですが、落とす前に1か月経過後の様子を撮影しておきましたのでご覧ください。

汚れ具合で言うと左面の3つ(左からナンバーエイト/グラシアス/ペルシード)はです。

しかし一番右側に施工した、ペルシード ドロップショットの部分だけ違いがあります。艶感がこの部分だけ異なり、汚れの付き方、水滴の跡が小さくなっています。施工から1か月が経過していますが、境目がはっきりとわかるほどです。

それぞれのコーティング面に水をかけてみました。撥水に関しても左の3面は似たような感じ、親水状態です。それに対して一番右側のペルシード ドロップショット部分はしっかりと撥水している状態です。

施工直後よりは弱っていると思いますが、その差も若干なのではないかと思うくらい強い撥水です。1か月経過後、しかも汚れが乗っている状態でこの撥水ってすごくないですか?

ボンネットの状態をしっかりと確認するためにボンネットを洗ってみました。洗った直後の状態がこちらです。左3つは水が膜を張っているのに対して、一番右側は水が球状になって弾かれています。左側3面に関しては水引きの速度も変わらないので、どこが境目なのかもわからない状態です。

これが拭き上げ後のボディ。ペルシードドロップショットを施工してある部分だけ黒が濃いのが分かるでしょうか。これは艶によるものだと思います。1か月後の状態でここまで違いが出るのはびっくりでした。