はい! こんにちは、「車のシートにシミが付いているからどうにかならない?」と相談されました。しのピー(@shinopp_yu)です!
という訳で、今回は明るめカラーのファブリックシートについてしまった汚れが落ちるかどうか試してみようと思います。
先ほどシミがどんな感じなのか確認したのですが、汚れが複数あり、中には結構厳しそうなものも…。落とせるのであれば全部落としたのですが、手持ちの道具がどこまで通用するのか不安です。
とりあえずは今まで紹介してきた道具でどこまで落とせるのか試してみたいと思います。
今回挑戦する汚れはこれだ
今回掃除するのは、30系アルファードのシートです。
ベージュのファブリックなので汚れが目立つしシミになりやすい…。なかなか難しい内装の車両ですね。
これがシートの状態です。他にもちょこちょこあるのですが、目についた部分を撮影してみました。シートがベージュなので、点在するシミが本当によく目立つ。
大きくはっきりと見えるシミに関しては、僕としても落とせるのか全く不明です。それでも今より良くする、可能であれば落としきることを目標に挑戦していこうと思います。
今回使う道具はこれだ
今回の戦いのために僕が用意した道具はこちらです。
- スコッティ 洗って使える ペーパータオル
- 綺麗なクロス 2枚
- オートグリム レザーブラシ
- ジーオン レザーブラシ
- アクス ルークリ洗剤
- アイリスオーヤマ リンサークリーナー
- 綺麗な水 適量
今までに紹介してきた内装掃除アイテムを一部取り出してきました。
今回はスチーマーが欲しいところだったのですが、僕はスチーマーを持っていません。なのでリンサーとブラシを駆使して、掃除していこうと思います。
軽めの汚れに挑戦してみた
まずは軽めの汚れから取り掛かってみました。
洗剤を付けたブラシで汚れた面を軽くたたくようにすることで、洗剤を汚れた面に付着させます。その後同じブラシで少し擦り、汚れを施工面から剥がします。
次に上から濡らして硬く絞ったクロスを当て、たたくように汚れと洗剤を吸い取ります。
ブラシもクロスも、触れるものには綺麗なものを使わないと逆に汚してしまうことがあるので注意が必要です。
最後に乾いたクロスを使って、水気を吸い取ってあげます。
水分が広がっていってしまうと、同時に汚れも移動していって新しくシミを作ってしまうことがあるので、水分の吸い込みはしっかりと行うようにしましょう。
これが施工直後の状態。水分はなるべく吸い取りましたが、まだ若干の水気を含んでいる状態です。完全に乾いてみないと判断できませんが、かなり汚れは見えなくなっている気がします。
完全に落とすことはできたでしょうか。乾いてから再度確認したいと思います。
その間に他の場所も掃除していきます。
乾くのをただ待っている訳にもいかないので、十分に水気を吸い取ったらどんどん先に進んでいきましょう!
リンサーを使えば、リンサーの吸引力で水分を吸い取ることができるので、作業がはかどります。
激しめの汚れに挑戦
続いてこの大き目のシミを落としてみたいと思います。『ボス』ですね…。
これ、落ちるんでしょうか…。ちなみにこの車両は、中古車として納車されたばかり。だから中古車屋さんが既に掃除した状態だと思います。それでも落ちていない汚れだという事を考えると…本当に落とせるのでしょうか。
先ほど同様、ブラシに『ルークリ洗剤』を付けて擦り、濡らして硬く絞ったクロスを当てて汚れを吸い取ってみました。
おっ!? クロスを確認してみると、クロスが確かに茶色くなっています。汚れが落ちているという事でしょう。
手ごたえが感じられたので、同様に「汚れに『ルークリ洗剤』を付けて擦る」→「クロスの綺麗な面で汚れを吸い取る」を繰り返していきます。
数回繰り返したところ、かなりシミが目立たなくなったので、リンサーを使って水を吹いて汚れを吸引してみました。
シートにはあまり水をかけない方がいいです。どんどん水を吸い込んでしまい、シートから汚れを引き離すのが難しくなってしまうので、少ない水で作業できるといいと思います。
汚れに関しては、だいぶ綺麗になったと思うのですがもう少しといったところでしょうか。ここも良く乾かしてみて様子を見たいと思います。
シートの汚れであれば、座面だけでなく背面も同様の方法で掃除することができます。
こちらもなるべく少量の水で、なるべく周囲に水を広げないように作業するのがコツです。
『ルークリ洗剤』は樹脂部分などにも使えるので、洗剤が残らない範囲であればガンガン使うことができます。
掃除のポイント
前途にもある通り、気を付けたいポイントとしては清掃道具を綺麗に保つこと。
特にクロスは頻繁に綺麗にしながら作業してください。汚れているのも布、汚れを吸い取るのも布。綺麗な方に汚れが移っていくのを利用するため、クロスが綺麗でなければいけません。ブラシも含めて定期的にバケツで水洗いしましょう。
乾いたクロスは頻繁に変えて、乾燥状態を保ってください。
またリンサーを使うとシート側の洗剤量と水分量をコントロールしやすくなります。何度も繰り返しになりますが、シートに付けた水分を汚れと一緒に吸い取るのが大切です。意識して作業してみてください。
対戦結果
という事で、今回の結果はこんな感じになりました。初めに比べるとかなり綺麗になったと思います。激しかった汚れに関しても思いのほか綺麗になりましたが、完全に汚れが落ちたかと聞かれると難しいところですね。
あとはスチーマーなど、もっと専門的な道具が必要になりそうです。
今回はかなり『ルークリ洗剤』に頼った形での洗車となりました。『ルークリ洗剤』に圧倒的な信頼を寄せていたのですが、落ちない汚れもあるんだな…といった形です。
汚れが強すぎたのでしょう。汚れの原因が何なのかにもよるのでしょう。油なのか、飲み物なのか。それでもかなり綺麗になりました。満足度で言うと50点でしょうか。頑張った分、ちょっとでも残ると悔しい気持ちになりました。
リンサーに残った液体
ちなみにリンサーの中身はこんな感じ。
メチャメチャ汚い液体が溜まっています。激ヤバです。意外と綺麗に見えるシートでも同じように汚れが取れたりします。
皆さんも年末だし、大掃除を兼ねてシートを綺麗にするのもいいと思います。車も綺麗にして気持ちよく新年を迎えたいものです。
まとめ
といった感じで今回はシートのシミ取りをやってみました。
結果としては、大きなシミに関しては満足できるレベルで落とすことができたのですが、小さなシミは車のところどころで残ってしまいました。満足しているけど、ちょっと悔しい結果です。
今回も使用した『ルークリ洗剤』は、オールマイティーにどこでも使える商品なので安心して使えるのですが、限界がありました。
ここから先はスチーマーを使った汚れ落としや、洋服のシミ取りのプロに教えを乞うなどをしないといけないかもしれません。汚れについてももっと勉強すれば、もっときれいにできるようになると思いますから。今後の課題ができた気がします。
とりあえずここを見て内装掃除をやってみようと思った方、頑張ってみてください!
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!